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ポツダム広場界隈

フィルハーモニー。この角度から見るの初めて。
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道路向かいの州立図書館にはちょくちょく行くけどフィルハーモニーには2度ほど。入口は北側なので、こっちに来たことがなかった。
なんか工事してるな~とは思ってたけど、こんなに広大な敷地に何が計画されてるのか???
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工芸美術館に行く予定が間違えて隣の絵画館に入る。前面広場が広すぎ。
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ロビーも広すぎる。
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なんとも贅沢な空間の使い方。持て余してる感もある。
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クオリティーの高い模型の展示を発見。なんだかすご範囲の計画模型。
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航空写真で知ってる建物との位置関係もよくわかる。けど、何ができるのか?
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スケール大きめの模型もこれまた凄いクオリティー。なかなか巨大な計画のよう。
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CGのファサードがホントなら巨大すぎるスライドドア。ほんとはどうなの?
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調べると、

Neue Nationalgalerie – Museum des 20. Jahrhundertsってのがヘルツォーク&ド・ムーロンの設計で建てられるらしい。

隣にはミースの現代現代美術館が大々的に改修中。ベルリン大聖堂の横にも巨大な美術館を建設中。

すでに凄いミュージアムが多すぎませんか?まだ建てますか?

des 20. いつ完成するのかが探せないけど、この職人さん不足では軽く5年くらいはかかるかも?

その前に新空港。あれほんとにできるのかな?

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さて、間違えて入ったとはいえ、すごい絵画がたっぷり。
最近絵を習っているせいか、見方が変わったのか、なんだか楽しい。
にしても、展示が多すぎ。
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解説ツアーに参加する市民からガンガン質問を受けて奮闘する学芸員さん。
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デッサン道具をと高さ調節踏み台を本気で持ち込んでガチ模写する来場者さん。
相変わらず、ベルリンは自由だ。



# by morizo-archi | 2019-09-07 05:10 | 欧州の日々 | Comments(0)

産地直送

環境意識の高いベルントさんに触発されて、週末マーケットへ。

いつもは平日24時まで、土曜日も23時までやってる近くのスーパーEDIKAにお世話になっている。
プラスチック容器やポリ袋に包装された商品を買うこともしばしば。
日本より量り売りの商品は多いし、過剰包装も少ないし、、、、
ちょっとは意識してるつもりだけど、ベルントさんと話すとまだまだあかんなと反省。

未来を想うなら環境によくない商品を買わないことだと。納得。
完璧になんてできないけど、自分が無理なく出来ることはまだまだ身近に沢山ある。
めちゃめちゃちっさなことだけど、その気になればもう少しごみを減らせる。
まずは意識。

で、意識は食べ物に。
タケさんがここで買いだしたらもうスーパーで買いたくなくなる。と言ってた土曜限定マーケットで今日こそ野菜を買うんだ!と出かけた。
ボックスハーゲナープラッツ。前回は見学と買い食いしかしなかったけど、今回は日々の食材を。
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八百屋さんだけでも結構な数。
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ジャガイモやさんでジャガイモを買い。
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卵屋さんで卵を買う。
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感激したのがトマトとインゲン。
トマト味のトマトをドイツで初めて食べた気がする。
インゲンが元気でゆでただけで美味しい。
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きっと農家さんと思しきおじさんが1人で販売を頑張る店や
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とことん量り売りの店や
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大きさや形が不ぞろいで包装してない店などで
なるべく買いたいと、ぐるぐるめぐる。
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何だこれはという野菜。マダムたちが黄色いのもあるわよ!とはしゃいでるけど、どうやって食べる?
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春に見学に来た時の酸っぱい野菜とは違う物らしい。
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春にあった白アスパラの大群なんて季節外れのものは一切ない。
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買い食いした焼き魚も冬には販売してないらしい。

他にもオーガニック的な素材のベビー用品や、ハンドメイドのアクセサリー、
木製文具や、自作アート、ケーキやチーズ、パンやハム。
やっぱり、専門店が自分の製品を販売しているのがいいな~って思う。
季節のものがその季節だけにあるってのもいいな~って思う。

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前回来た時には全然見えてなかったけど、マーケットの内側はいつも通りの公園の風景が広がってた。
遊具ゾーンではオムツを泥んこにして走り回る子供とパパママ。
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芝生ゾーンではマーケットで買ったものを食べたりジャズ演奏が始まったり。
一日過ごせちゃう公園のマーケット。
ベルリーナの正しい週末の過ごし方。
家からチャリンコで25分。もうちょっと近くにあったらいいのになぁ。

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またやってしまった。
Bio卵。どうしてもこれで食べたかった。

# by morizo-archi | 2019-08-20 07:36 | 欧州の日々 | Comments(0)

模型製作から木工所を見る。

久しぶりに模型。
アイデアをとりあえず自分で出来ることで形にしてみよう。
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誕生日にベルントさんと康子さんからもらったミニミニ鉋と、昔神澤さんから頂いたヒシカ工業のミニミニのこぎりの出番。
ちっちゃいけど本物。

苦戦しながら壁をどうしても木で作ろうと工房の端材を貰って試作。
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試作を撮影。デコボコ加減がいいかもというレベルを超えて汚い。ボンドもはみ出してるのが写真で写っちゃう。
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パーツの時点で削る。しかし時間かかり過ぎ。合体後削るとうまくいかない。う~ん。
ベルントさんがたまに「どう?」と気に掛けてくれる。
上手くいかないというと、買ったままだと鉋の歯は研いでないから研がないとダメと。
って、このサイズですけど。
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分解してみて初めて分かったこの仕組み。
こんなにちっちゃいくせにちゃんとしてる。ちなみにカナダ製の押すタイプ。
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恐縮にも工房の砥石をお借りする。
800、1000、1200番。こんなにちっちゃくても一応順番にする方がいいよと。
研いだら明らかに砥石のカタさが違うのがわかる。
自分で研ぐと、案の定角が丸くなった。けど一応研げたかも。15分。
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しかし、案の定調子を出すのにてこずる。こっちの方が私には難しい。15分。
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合体試作を削ってみると、おかげでうまく削れるようになってた。
木をスライスする感触、きもちいい~。
職人さんてこんな快感を味わいながら仕事してるのかな。


なんとかなりそうなのでこの調子でパーツづくり。
松材とは言えマッチ棒程の小口をのこぎりやカッターではきれいに切れない。
苦戦する私にベルントさんが新兵器を貸してくれた。
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ミニクランプ。しかも真鍮。かっこよすぎる。
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ちょっと出して挟んで
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台ごとサンドペーパーで磨く。
真っすぐ~。きもちい~。

いろんな道具や模型に使えそうな材料を与えてもらえ、アドバイスまでいただけるなんてほんとにありがたい。


そして、流石、ドイツの木工所。
ごっつのからこんなちっちゃい道具まで揃ってると驚いてると、
こんな小さいのはドイツで使わない。
これは日本に行ったとき買ってきた。
と。
・・・・そうだったのか。やっぱ日本もすごい。




# by morizo-archi | 2019-08-18 00:55 | 欧州 現場・作り手・素材 | Comments(0)

ベルリンGruneの森

やっと来れたGrunewald。ユニテから見るとすごい面積とわかる。
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3,000ha
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湖のように流れの少ない川のたまり場がある。
近所のお金持ちの人は週末にヨットやカヌーを楽しむ。
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Grunewaldturmってこれか。
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えらいゴージャスな意匠。
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減れてて気持ちいいけど、8月に入ってもうすっかり秋の気配。
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適度に間伐されてて明るい森。
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未舗装の道も多いし、前の森にもあった砂浜のような砂道も多い。
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あ!
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林業!!どれどれ、材質チェック。

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年輪はあまり混んでない。
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ここの間伐材は直径20cm前後。
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枝打ちしてない。
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GPSが切れ、道に迷う。
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切り捨て材?材にならない材?がそのままにしてあるところもある。

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ほぼ真っすぐなアカマツエリア。

散歩やジョギング、森林浴に訪れる人も多いみたいだけど、森が広すぎて人に会わない時間の方が圧倒的に多かった。
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施業は結構ざっくりした感じに見えたけど、要所要所にサインや解説もあり整備された森と林業地が混在しているのがいいなと思った。
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この日は家からユニテまでベルリン横断25キロ。からのGrunewaldまで7キロ。
森から出るのにたぶん10キロ。なんだかんだで計47キロのサイクリング。
流石に疲れた。けど、首都にして家から自転車で行ける森がいくつもあるのがベルリンのいいところ。







# by morizo-archi | 2019-08-16 07:10 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

ベルリンのユニテ

ユニテ@Berlin
コルビュジェ。

今日は西ベルリン探訪。
昨日イタリア人設計士アロハンドロと再会。

建築の話をお互い母国語じゃないドイツ語で強引にして触発され、前から行きたかったユニテに行ってみた。

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流石の存在感。

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20年前フランスで見たのを思い出す。この廊下の天井の低さ。

簡素さ。維持メンテの行き届き加減。

この淡白なデザインに反して家の中はきっと各自の個性が溢れた空間を思い思いに作っているはず。と勝手に想像する。


決して贅沢じゃない60年以上前の集合住宅で、今も沢山の人が豊かに暮らしてる感じ。

住人の人たちはみな穏やかで、カメラを持った完全に部外者の私に、眺めを見るなら9階の廊下の突き当りを左に、とにっこり。

心が満たされている人の笑顔。

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その9階からの眺めが抜群。真下にはお金持ちそうな大きな家が森の中に点在してるよう。

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東にベルリンの中心部。結構遠いな。

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西にGrunewaldの森。これがあのGrunewaldか。でかいな。

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すぐ下にはオリンピックスタジアムが。知らなかった。



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戦後まもなくに計画され建てられた当時はきっと最新の建築だっただろうユニテ。

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軽やかなピロティ―とカラフルな外壁がなるほどコルビュジェ。

でも一番感心するのはこの行き届いた維持管理。庭から駐車場からホールから何から何まできれいに保たれている。ほんとにベルリン?って思うほど。

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建設当初のコルビュジェの思いはしっかりと住み手に伝わり継承されているのがすごい。
管理組合がしっかりしているのか、財団のおかげか、少人数の建築ツアーは常時申込めるようで、住人側の受け入れ態勢も出来上がってるのかもしれない。
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ホールには建築当時の資料や写真が展示されてる。

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住戸の空きも少なそうで。

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住戸名板がこれまたかっこいい。

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きっと住んでいる人は自分の住まいを誇りに思えるはず。すばらしい。



# by morizo-archi | 2019-08-13 08:44 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

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