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農業から知るあれこれ。

Morizo-ファーム。2回目2年ぶりの屋根上農園。芽が出るとそれだけで癒される。かわいい。
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早速小松菜の収穫が始まって、スーパーで買うのと味の濃さが違い過ぎて、びっくり。
そして小松菜が早速狙われて、どっから来たのか虫の家族にびっくり。
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悩む。退治するべきか、譲るべきか、分かち合うべきか。
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今年、初めて田植え体験に参加。
この景色とこの人たちとこのタイミングでこの体験が出来てよかった♡
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一、三反の田んぼに田植えをする段取り。その一部を垣間見るだけでも大変な仕事。
お米から苗を育てること約二か月。
種になるお米の選別やポットに種まき、保護ネット作成に毎日の水やり、、、
田んぼの土をほぐしたり、水をためたり、水の中の土を平らにしたり、、、、
他にもきっと見えない仕事がいっぱい。
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さらに手植をするには縄を張って同じピッチで植えれるように目印をつけて、、、、
これもまた大変な段取り。
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初めての人も多い中、田んぼ主催者のお二人の指導の下、田植え開始!
背の低い苗がうまく植えれているのかどうか心配しながらも
「この子たちを信じてあげて♡」という言葉を頼りによちよち植える。植える。植える。楽しい♡
このひと苗が無事に育てばい茶碗一杯分のお米になるらしい。
そこまでたどり着くには途中いろんな困難があるらしい。
生育をサポートする人間の手間がお米が出来る量に反映するらしい。
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今回の体験で一番はっとしたのは、農業から未来を想うということ。
農薬や肥料のことも全然詳しく知らないけど、
人間本位の生産性を求めすぎると、今は良くても将来は大丈夫?という考え方があるってこと。

今回参加した田んぼはパーマカルチャーな考えに基づいた農法?(パーマカルチャーも実はあまりよくわかってない、、、)
虫とか他の生物の生態系がちょっとずつ崩れていくことを考えて、農薬は便利だけど使わない。
何十年後かの土がよくない状況になる可能性のことも考えたり、
長~いスパンでいろ~んな視点でやり方を思考錯誤したり、
そんな想いに感銘を受けました。

ひと苗づつ手で植えて、大切に育てて、最後の一粒まで大事に食べる。
一部でもこの体験に参加させてもらったことで今までよりもお米や食べ物や普段の衣食住まで丁寧に想える様になれたらええなと思いました。

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で、Morizo-ファーム。虫との共存方法に悩みつつ、
平和的な解決方法として分け合う。を試してみた。(放置してみた)
虫にお先に半分食べて頂いて、あとは我が家で。
にしても遠慮なしなきっちゃない食べ方。
もうちょっときれいに食べてほしいよな。

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エリアで分け合えたらけど、、、無理そうなので収穫後のスペースは虫が好きじゃないバジルを植えることしよう。
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で、田んぼから1苗ずつ持ち帰ったヒノ子とコシ子。
育つのか否か?水には何やら泳いでて、どうしようか悩ましい。。。
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それにしても農業から知るあれこれ。
長屋~ずのご縁がこんな風につながっていくとは☆ありがたや♪
そして貴重な体験をさせて頂いたことに感謝♡

# by morizo-archi | 2023-05-28 23:01 | Morizo- | Comments(0)

デザインの方法

ちょっと和室の話からそれるけど、、、、

設計士によってもデザインの方法はいろいろと思う。
私の場合、頭の中で妄想してそれを図面や模型やスケッチで検証していくことが多いかな。
その過程でクライアントとイメージを共有したりディスカッションしたり。
その段階が設計で一番楽しいワタシ。
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頭の中でイメージしてたものを実際に手を動かして検証するときにいろんな発見がある。
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屋根、低すぎるかな~?とか
塀、高すぎるかな~?とか
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配置どうかな~?とか
バランスどうかな~?とか

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少ないかな~?とか
多すぎるかな~?とか
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そして、実際の人の視点で見るとどうなんだろ~?とか、とか、とか、
その感覚もまた人それぞれ。
クライアントの感覚を把握するためのツールとしても図面や模型やスケッチは役立つ。
そして、職人さん達とのコミュニケーションにも意外と役立ちます☆

【Design methods】
I think different designers have different ways of designing.
In my case, I often fantasise in my head and then verify it with drawings, models and sketches.
In the process, I share my image with the client and have discussions.
That stage is the most enjoyable part of the design process for me.

I discover many things when I actually move my hands to verify what I had imagined in my head.

Is the roof too low? Or...
Is the wall too high? Or...

How about the layout? Or...
How about the balance? Or...


Is it too little? Or...
Is it too much? Or...

And what about from a real person's point of view~? And so on and so forth,
The feeling is also different for each person.
Drawings, models and sketches are also useful as tools for understanding the client's sense☆
And, They are also surprisingly useful for communication with craftsmen♪

# by morizo-archi | 2023-05-25 12:15 | 外国語と日本語で和室情報配信 | Comments(0)

UTSUWAプロジェクト木工講座動画配信サービス☆スタート!

3か月前から準備をしてきましたUTSUWAプロジェクトの新たな挑戦!

日本の手仕事を世界中の沢山の人に届けるべく、監督:上林遼さんがメガホンを取りました!!
今回の講座動画は「日本の木工技術で仕口の竹馬を作る!」という内容です。

日本語と英語のハイブリッドコンテンツ。
どなたでも購入可能で、どなた様も楽しめます!
こちらから
↓↓↓
https://www.udemy.com/course/utsuwamagic001en/?referralCode=E954FF9EDB8FF2E08DB5
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しかも、動画配信スタート記念により、1週間は80%オフ!!って!!!いいのでしょうか?!
早速私も購入!
一視聴者としてフルコースを(1,200円で!?)見ました☆
完全版を見たのは実は初めて。
あれがああなってこうなるんだぁ~とただただ関心。撮影現場に同席しただけにうるうるします。
私も出演してるのが玉に瑕ですが、上林監督に拒否権を却下されやむなく生徒役として映らせて頂いとります(^^;)すいません!
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もちろん今回の講師は、我らがUtsuwaの職人チームの一員でもあり、工務店"㐂三郎"を経営する手刻み大工の沖本雅章さん☆
撮影時間は10時間以上におよびましたが、ほんとに沢山の職人の「凄さ」を見せて頂きました。

語りつくせないほどの大工さんの知恵や技術が満載。ああ、これが日本の建築を支えてきたんだな~と痛感。
今回の竹馬づくり体験通して、改めて職人さんたちの経験が積み上げてきたこの技術がなくなってしまうのが
もったいなすぎるーーーー!と、ほんとにほんとに思ったんです。
それはこの企画の発起人で総監督の上林さんはじめ、動画の撮影編集クリエーターの大西さんや撮影クルーの皆様も感じてたことと思います。

ドイツのUTSUWAメンバーやいろんなプロの方達も制作にかかわっていただいた渾身の第一弾!是非沢山の方に見て頂きたいです。
そして、見るだけでも楽しいですが、是非この動画で竹馬を作ってみてください!
大丈夫!!私が作れたのであなたも作れます!心配ありません!

そしてそして、屈託ないご意見やアイディア、ぶっちゃけ感想やリクエストなども是非お聞かせいただきたい!!!ですっっっ!!!
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まだまだ書きたいことは山ほどありますが、まずは、、、

次回の動画への意気込みがすでに止まらない、企画制作のRyo&Yujiにこの動画の完成をまずは感謝いたします。
ありがとうございます♡ そして本当にお疲れさまでした!!!
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【UTSUWA Project Woodworking Course Video Distribution Service* Start!】
A new challenge for the UTSUWA project, which has been in preparation for three months!

To bring Japanese handicrafts to many people around the world, the director: Ryo KAMIBAYASHI took up the megaphone!
This time, the lecture video is about "Making a stilted horse with Japanese woodworking techniques!" This video is a hybrid content of Japanese and English.
It is available for purchase and can be enjoyed by anyone!
Click here.
↓↓↓↓

This is actually the first time I've seen the full version.
I was just so interested to see how it turned out like that. I'm so excited because I was present at the filming.
I'm sorry to say that I'm also in the film, but Director Kamibayashi rejected my right of veto, so I was forced to appear as a student!

Of course, the lecturer this time was Mr Masaaki Okimoto*, a member of our Utsuwa craftsman team and a hand-cut carpenter who runs the construction shop "Kisaburo".
The filming lasted more than 10 hours and really showed us the 'awesomeness' of many craftsmen.

The film is full of carpenters' wisdom and skills that cannot be talked about enough. I felt keenly that this is what has supported Japanese architecture.

It would be a shame if this technique, which has been built up by the experience of the craftspeople, were to disappear! I really, really thought.
I think this was also felt by the initiator and general director of this project, Mr Kambayashi, as well as the filming and editing creator of the video, Mr Onishi, and the film crew.

UTSUWA members in Germany and various other professionals were also involved in the production of this first film, which was the culmination of their efforts! We hope many people will watch it.
And while it's fun just to watch, please try making your own stilts with this video!
Don't worry! I was able to make it, so you can make it too! Don't worry, I'm not going to tell you how to do it!

And I'd love to hear your unyielding opinions, ideas, frank impressions and requests!
There is so much more to write about, but first of all..,

First of all, we would like to thank Ryo & Yuji, the project producers, who can't stop working on the next video.
Thank you ♡ And thank you so much for your hard work!

# by morizo-archi | 2023-05-18 16:26 | 欧州チャレンジ2023 | Comments(0)

敷地境界のデザイン

日本の家は外と内のつながりが大切。
でもプライバシーも大切。
一般的にはその両立が難しい。
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日本人は日当たりが大好き。
そして窓からの眺めががい好き。
そして人も迎え入れる玄関はなかなか大切なゾーン。

だけど外から中が見られないようにしたいという思いは外国よりも強い気がする。

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限られた敷地や建築条件や立地条件によってすべてを理想解に持っていくのはとても難しい。
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もし同じシチュエーションだったとしても、クライアントが育ってきた環境や感覚や好みの違いがあるし、設計者の提案も設計者によってさまざま。
絶対に同じ答えはないと思う。
だから面白いし、考えれば考えただけ納得案に近づくと思う。

敷地の境界一つとってもいろ~~~んな方法がある。
そこに合う無二のデザインを提案出来たら幸いです♡

【Design of site boundaries】
Japanese houses are important for the connection between the outside and the inside.
But privacy is also important.
Generally, it is difficult to achieve both.

Japanese people love sunshine.
And they love the view from the window.
The entrance to the house is a very important zone for welcoming people.

However, I think the desire to prevent people from seeing inside is stronger than in other countries.


It is very difficult to achieve an ideal solution for everything due to the limited site, building conditions and location.

Even if the situation is the same, there are differences in the environment, sensibilities and tastes that the client has grown up with, and the designers' suggestions vary from designer to designer.
I don't think there is absolutely the same answer.
That's why it's interesting and the more you think about it, the closer you get to a satisfactory proposal.

There are many different ways of delimiting the boundaries of a site.
I would be happy if I could propose a unique design that fits the site♡


# by morizo-archi | 2023-05-14 11:35 | 外国語と日本語で和室情報配信 | Comments(0)

古民家とか茅葺見学

和歌山でひっさしぶりに長屋~ずのメンバーと会った。
板倉造り+茅断熱の新築住宅の見学会にお声掛けいただき♪
オーナーさんが経営する古民家ゲストハウスとその隣の茅葺屋根のおむすび屋さんも見学させてもらった。

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むすび屋 弥右ヱ門
このおむすび屋さんは、和歌山大学の茅葺きプロジェクトからうまれたらしい。https://musubiya-yauemon.studio.site/page#aboutus
変わった形をした屋根は、もともとあった建物を活用したかららしいけど、なんかかわいい。
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ランプの部分は前髪ぱっつん。外壁の色もかわいい。
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内部仕上げももちろん自然素材。
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天井がないので茅葺の様子がよく見える。
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壁の上部におにぎり窓🍙
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後ろから見たら変形屋根がよくわかる。
茅葺ってどんな形にもできるんやな~と感心。

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屋根の草棟部分によく見るとうさぎさん達が。
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和歌山大学の学生さんたちが作った茅葺き屋根竪穴式の茶室も見学させてもらった。

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入口は小っちゃくけど、中に3人入ってもゆっくり座れる。
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縄文人気分。
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1棟貸しのゲストハウスもチラ見させてもらってラッキー♪
古都里https://k-kotori.jp/
高野山に向かう海外の人なんかも利用してるそう。
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こんなところにポツンとある古民家がゲストハウスとしてしっかり活用されてて素晴らしい☆

板倉づくりの家もすごくステキで、ゲストハウスもおむすび屋さんもどれも思いと情熱がこもった建築でいいな~と、つくずく。
長屋~ずのメンバともあえていい一日でした♡

# by morizo-archi | 2023-05-08 23:59 | 家づくり・ものづくり | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。(プライバシーポリシーについてMorizo-は「個人情報保護法」を守ります)


by morizo-archi