現場を見る。

ベルリンのお隣、「ブランデンブルク州」の州都ポツダムの現場へ。
Takumiが仕上げの工事をしている現場。
JAPANHAUS」日本の家。というネーミングの新築低層集合住宅。
3タイプ、計14軒。タイプによってプランや仕様やお値段もそれぞれ。
オーナーは日本の企業で、ドイツのゼネコンが日本のデザイナーとタイアップしてまもなくの竣工を目指す。
といっても、1年以上工事が遅れて結構大変そう。他でもよく聞く職人さん不足が大きな理由のよう。
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設備以外はほとんど出来上がっている状態の現場に組子欄間の取付。
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日本では一般的に隣り合う和室の襖の上部に設置する欄間が、
ここでは壁から浮かしてLEDを仕込み行灯のように部屋を優しく照らすものとして採用されている。
最新設備を搭載したこの住宅に、モダンな和をあしらって、写真よりも実物はもっといい感じ。
LEDとは言え一応取り外しが可能なように作る必要があり、取付にも細かい作業が必要。
流石職人。部屋によって違う寸法誤差も加味してシビアに施工する。
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内装材にはいろんな樹種が使われていて什器以外はほとんど無垢材。
格子パーテーションは角度をつけて見ると円のデザインが現れ、丸窓のイメージ。
Takumiの仕事外にも天井やフロアーのデザインは和をモチーフにしている部分があって、
いずれもネーミングが日本の感覚と少し違うのが面白い。
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タウンハウスの吹き抜け部屋は、表通りからばっちり見えて組子欄間が目を引く。
出来上がりが楽しみ。


# by morizo-archi | 2018-11-25 06:58 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

日本デザインの行方

まだ数日しか通っていないけど、日本のデザインを形にする工房「Takumi」には次々と問い合わせや注文が入っている。
日本のデザインをしっかり作れるところが欧州にはまだまだ少ない。
この日はイタリアからの問い合わせも。

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天井高さ5mを超える工房にはショールゾーンと、工房ゾーンと、倉庫ゾーンと、事務所ゾーンがあり
出来ることは沢山沢山ある。人手が足らないので稼働率が低め。もったいない。
けど、募集してもなかなか職人さんがつかまらない状況。
ベルリン界隈は特に建築ラッシュと言える。
この日は、実測に行ったままなかなか図面化できなかった計画のたたき図を。
図面の描き方はほぼ世界共通。平・立・断。
プラン図程度なら描ける。
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「ausführunsszeichnung」建築用語で「最終図面」「実施図面」的な意味のよう。
「VOR ABZUG」は完成前の図面という意味でドイツの建築図面にはたいてい書いてあるとか。
いろんなことが興味深くて、まだまだ教えてもらう多いことがいっぱい。

# by morizo-archi | 2018-11-25 05:58 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

もう一ヶ月がたった。

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あっという間。びっくりするほど時間が早い。今日でちょうど日本を出て一ヶ月。
あと、11か月しかないと思うと、焦るなと言われても焦っちゃう。
毎日ぼっとしてるの寝てるときだけのはずなのに、こんなにドイツを楽しまずに頑張ってるはずなのに、
まだ落ち着かない。
来週にはいよいよビザ申請。これ次第ではまたまた楽しい日々が遠のく。
街はクリスまずムード。あちこちでクリスマスマーケットの準備が進んでる。
早くこのドタバタを懐かしく振り返るゆとりができることを願う。
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今日は、設計をした現場が始まって管理を担当してる長屋~ずメンバーから現場の報告と追い合わせが。
記憶をたどって検討してみたり、提案してみたり。
良きパートナーがいれば地球の反対側の仕事もできるかもしれないと、希望をって考えてみた。

# by morizo-archi | 2018-11-23 18:05 | 欧州の日々 | Comments(0)

部屋決まる。

来ました!OKの返事。
私のドイツ語力の低さにコミュニケーションがうまく取れるかを心配して、
すこし考えさせてと言われていた大家さんから、「受け入れます」と連絡が!
一応3ヶ月居たいと言って受け入れてもらったものの、
「ドイツ語頑張ります!」とアピールした手前、
コミュニケーションがうまく取れず途中解約になる可能性もゼロではないけど、
とにかくほっと。
来月から暮らしが待ってるのか楽しみ半分緊張半分。
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同居人も無事昨日部屋が決まり、晴れて2人して次のステップへ。
今日はお祝いに強引なカレーライスを作ってみた。
ごはんフライパンで炊いて。


さて、いよいよがけっぷちドイツ語。
何度も頑張る!と思ってるのになかなか体に入らない。
使い方がわからず封印していた電子辞書を、絶対使った方がいいと勧められて
開けてみた。
・・・・わからない。
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# by morizo-archi | 2018-11-19 03:37 | 欧州の日々 | Comments(0)

欧州調査本格化

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学校終わりで工房へ。
手が足りてない中で、年内の仕事が盛りだくさん。
私で役に立つか否か。
この工房は日本デザインをメインに思いをもってものづくりをする
木が大好きなメーカーで、共感できることが沢山ある。

少人数の工房にして、
制作はもちろん、流通にも携わり、BtoCもBtoBもこなす。
この日のお手伝いは現場の寸法取り(アウスマスausmaße?)を見て
制作建具の寸法を検討する図面の作成。
自分のPCに入ってる使い慣れたCADで簡単に書いたものを見て、早い!?
とびっくりされたけど、意匠屋の描く姿図に毛の生えたもの。
これを制作図に修正して実際にカットする寸法を決めていく。

二軒目の案件も障子制作建具でオプション案も提案するとのことでこれもサクッと。
でも建具の高さが日本とあまりにも違い過ぎて、これでいいのかな~と思いつつかく。
物件の図面も見ながら、なんて書いてるんやろ~とドイツ語表記をまじまじ見るもわからん。
暇を見て調べてみよう。
それにしても外壁の躯体っぽい部分からさらに躯体程分厚いハッチング部分が気になる。
もしやこれが噂に聞く分厚すぎる断熱層か?
暇を見て調べてみよう。

# by morizo-archi | 2018-11-18 03:20 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

アートに触れる

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グッチに誘ってもらって、アート展覧会のオープニングへ。

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ここで活動するKyoco Tamiyama さんという日本人女性はこれまで日本で活動してきた現代アート作家さんで、この春にベルリンに活動の場を移したとのこと。とてもきれいでかっこいい。
この日は制作風景を公開しながら作品展示。

その他にもこの建物の中に選ばれたアーティストがここで暮らしながら一部屋ずつ使って作品制作をしていてこの日はそれを一同に見れる。
いろんな作品、いろんな発表の仕方、来場者とのふれあい方、みんなそれぞれに自由で、日本のアートとずいぶん違うな~という印象を受ける。

こっちに来てまだほとんどアートも街も見てないけど、きっといろんな発見や刺激があるはず。
早くほっつき歩きたい。

# by morizo-archi | 2018-11-17 19:46 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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