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道具屋さん

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ニルスがルーターの刃を買いに行くというので、道具屋さんにくっついていく。
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なんと、三木市で質の高いのこぎりを作っている「ヒシカ工業」https://www.nokoya-hishika.com/さんの商品を扱っている
Tool Shop Dieter Schmidhttps://www.fine-tools.com/formcontact.html

というお店がTakumiの目の前にあったのです。(神澤さん!情報ありがとう!!)

ネット販売もやってるらしいですが、ビルの中にあるお店はガチの本職さんが買いに来る。

ニルスが買い物をする間、写真の許可をもらってお店の商品を見せてもらう。

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陳列棚にはヒシカ工業の商品はなかったけど
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やっぱり売ってる「ゼットソー」!3,000~4,000円ってとこでしょうか。日本と比べて少し高いですよね。
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上等な鑿はケースの中。ローマ字のロゴのはドイツ製かな?
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こちらはブランド名まで見えなかったけど、日本でよく見る形。
同じくらいのサイズだとローマ字ロゴのよりちょっと高め。
質によって、メーカーによってかなり値段差がありそうだけど、素人にはぱっと見それがわからない。
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日本の?ノーブランドの?鉋もケースの中。20cmくらいのが3,000円くらい。安いな。切れるのかな?
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こちらはヨーロッパ式の格好いい鉋。同じくらいのサイズで20,000円くらい。
刃の出し具合をつまみで調整できるタイプに感激していると、ニルスが普通のは日本と同じように金槌でたたいて調整すると説明してくれた。
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「刃」に特化した道具屋さんだからか、日本の包丁がケースの中に。
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出刃の藤次郎が7,000円くらい。日本から鞄に入れてなかなか持ってこれないのでちょっと高いけどこっちで買うか、、、、。

いいものを扱うSchmidさん。限られた展示スペースの中で日本の商品割合がけっこう多めで驚く。
Takumiのボスが前に話していた日本の道具とドイツの道具の違い。
日本の道具は繊細な仕事ができるけど職人の腕が必要。と。
その辺もとっても興味深い。
道具のことぜんぜん詳しくないけど、両国とも道具メーカーさんはこだわりを持って商品開発をしているはず。
もう少しドイツ語と道具の勉強をして、いつか日本の道具屋さんとドイツの道具屋さんの思いをインタビューしてみたいな。



by morizo-archi | 2019-01-30 17:52 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

ハウス茶会

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ある日ウルズラさんが、「RIEKO友達が来る日にティーセレモニーをしてくれない?」と。
「喜んで」と言うと、「はぁ~♡」と女子高生の様に喜ぶウルズラさん。

お茶やお菓子はあるけど器がないというと、例のこっぱみじんを知っているウルズラさんは、それは私が用意すると。
家に沢山ある器をあちこちから出してきて、これは?これは?と聞かれるも、茶筅を振るには小さすぎて、ん~~~~。

この会話を何日か繰り返した後、これは☆!?と、おそらく買ってきたと思われるお椀を差し出すウルズラさん。
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ん~~~~~~~。大きさはちょうどいいけど、、、、
お味噌お汁を飲むイメージが強すぎて、、、
でも本人がよければ別に構わないと思うし、、、、、
お茶はその時を一緒に楽しく過ごす為のものだから形式にとらわれなくてもいいと思うし、、、
とドイツ語で伝えるのはまだ無理なので、とりあえずグーグル先生にニュアンスを翻訳してもらって。

もう一度、同じような大きさの器を家中探す。
あ!これ使える!
これもいける!
こんなの持っれるんだ!
どこのお国の何時代のものかはさておき、なんとなく茶道っぽい感じが出せそうになってきた。
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2人で、当日のシミュレーションをする。
どこに誰が座ってどうやってお茶やお菓子を運ぶか、お菓子はどれに入れるか、
お茶はここはで点てるかあっちで点てるか、キャッキャ言いながら準備をした。

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ほぼ全部が見立て道具での小さなティーセレモニー。
海外の人が使う「ティーセレモニー」の言葉の定義がよくわかんないけど
お客様に親しい友達を招いての気軽なティーパーティーはなかなか良かった。
抹茶とお干菓子のあとは外国のお土産や手づくりの誕生日ケーキでゆっくり紅茶を。
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ウルズラさんは私の着物姿が嬉しいらしく、以前プレゼントにもらった二部式の着物を羽織って一緒に写真を撮ろうと私をホールに誘いだして。
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朝から何度も練習していたお客様をお迎えする「こんにちは」のお辞儀を5回もカメラのタイマーで撮り直したり。
こんなにも純粋に日本文化を喜んでくれることがうれしいし、いつものお花の感じをすこし変えて場を作る心遣いも素敵。
こうやって亭主と点前が頑張り過ぎずに楽しんでおもてなしをするのが一番いい茶会と思う。
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この家に来てまもなく2か月。言葉はまだまだ話せないけど、お互いの空気が少し読めて来た気がする。
ベルリンにいながらドイツらしい暮らしをさせてもらってる幸せをかみしめながら残りの一ヶ月を大切に過ごそうと思う。



by morizo-archi | 2019-01-25 05:29 | 欧州の日々 | Comments(0)

心苦しいのでやってみます。

ベルリンでお世話になった方や友達になったドイツの人にいつか小さなお礼が出茶会来たらとクリスマスマーケットで買った見立て茶碗。
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帰り道にすっころんで。すいません。



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白い方は会場地に工房を構える作り手さんから。
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茶色の方はベルリン郊外からマーケットに出店しに来た作り手さんから。



2つとも高価なものではないけど気に入って作った人から直接買ったもの。
一度も使わずこのまま捨ててしまうのは心苦しい。

ベルリンで金継をする方に出会って相談してみたけど、数か月待ちの注文を受ける超御多忙なプロにお願いするのもこれまた気が引ける。
流石に何の知識もない金継は無理なのでボンドでくっつけて何か小物入にでもできたらと自分でやってみることに。
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お目当てのボンドをドデカいホームセンターに探しに行ったものの、同じものはなくインターネットで取り寄せる技術もないので店員さんと話し合いの結果カップの絵が描いてあるボンドを選んでみた。
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なんて書いてるのか写真翻訳によるといろんなものがくっつくと。
-40℃~+120℃まで、食洗器も大丈夫と書いてある。5分以内にくっつけて24時間で硬化と書いてある感じ。
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Takumiのボスが工房でやってもいいよと、場所や2液性のボンドも貸してくれたのでやってみる。

教えてもらった通り割れた断面と縁をサンドペーパーで削ってボンドの余地を作る。
どのくらい削るかの加減は全くわからない。
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マスキングテープで止めて元の形を確認。一応部品は足りてる。
さて、どうやってくっつけるか?



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2液性の方が強力だけど私には難易度が高いので一液性を使って人力プレスで一つ目を合体。
おう!くっ付いた。
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でも、ボンド量の加減を試さずに塗ったせいか、人力プレス圧が強すぎたせいか、ボンドはみ出しちゃってます。
これ、どうしたらいいのかな?
続きは24時間後。



by morizo-archi | 2019-01-24 07:23 | 欧州の日々 | Comments(0)

パリでの衝撃。

2019年1月20日。ある意味「衝撃」を受けた。
MAISON&OBJET。
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その存在すら知らなかったのにパリ行きの飛行機の中で賀来さんからもらった情報。
パツ子ちゃんとおのぼりさんのように行ってみた展覧会は規模も質もものすごかった。
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ホントに沢山のいいデザイン、いいアイディア、いい素材、いいイメージにあふれている。
世界中からここに集まるにはワケがある。ドイツとはやっぱり違うパリ独特のイメージ。
ここは集合場所。発信場所。出会う場所。
何かを表現するにはそれなりの質も格も資力も必要だけど挑戦する価値がある場所。
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日本の企業や、産地、デザイナーも頑張っている。
世界に出て頑張るって凄いなって思う。

でもそれ以上に一番衝撃を受けたのはkazさんの勢いのいい生き方。
私より若くてちびっこいのに大阪とオランダに木の玩具会社を持ちこの展覧会に10年間毎年出ている。
見た目のキャラクターに反してパワーと実力が最近あった人の中でダントツ。
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メーカー社長、着付師、設計士。大阪女子のちびっこ三人がパリで出会う。

会ったその日に意気統合。思いを話し、夢を語り、飲んだ、食べた。

40年パリに住むトランぺッターの沖至さんを交えて、盛り上がる。
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なんかやれたらいいね。と、話した翌日には企画が出来そうなギャラリースペースを早速見に行く。
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朝っぱらからカフェでまた思いを話し、それぞれのスキルや実績を見、目標を立てた。

彼女に「絶対やれる」と言われたらほんとにもしかしたらやれるかもしれないと思えてくる。
自信がないからって、「もしできたらいいな。」って思ってたら、きっと海外でも、日本でもいつまでもできない。
「絶対やったんねん。」って思えたら、可能性が生まれる。
そんな気にさせてくれた今回のパリ。刺激的だった。


2020年の出展を目標に思いをどう表現するか。叶えるには何が必要か。真剣に考え始めたいと思う。
今回パリ行きのきっかけになったクリスチャンディオールの人には会えなかったけど、それ以上に今会うべき人に会えた気がする。


展覧会への出展はやりたいことのチャンスを作るきっかけの1つにすぎないけど、私にはそれ自体がキャパを超える大きな挑戦。
もしホントに叶ったら欧州チャレンジをより具体的に進めるきっかけになるはず。
いつか「あの時が始まりやった」って言えるようにまずは最初の大きな挑戦を実現させたい。
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その日が来たらきっとパリの屋根裏部屋の窓から見たきれいな朝焼けを思い出そう。

よし、ホームグランドのベルリンに帰ったら、ますます全力で日々を過ごそうと思う。

by morizo-archi | 2019-01-22 18:38 | 欧州チャレンジ日記2018 | Comments(0)

技術とデザイン

木工の工房ででデザインを考える機会に恵まれた。
クライアントの喜ぶ顔と作り手が楽しむ顔が両方叶うデザインて可能だろうか?
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Takumiで障子を以前に収めたクライアント。
リピーターのご依頼。
ホールの天井に2灯。
今回はオーク材を使う。
既に作った障子に合わせてダークオークに染色する。
サイズは400x400x150
日本の技術が好きとのことで仕口をデザインに取り入れる。
クライントが描いてきたイメージを尊重する。

そこまで既に決まってて13案描いてみた。
1案目を発展させて2案目、3案目。
やり過ぎかなと戻って4案目、5案目。
自分の案を削ったり、足したり、白紙にしたり。
違うな、なんか違うな、無難やな、やりすぎやな、、、
止めないといつまでもなん案でも考えてしまう。

繰り返すうちに気持ちが落ち着いていく瞬間が来る。
これはナシやな。
やっぱこの方向やな。
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2案に絞ってこの路線と決めてからも、ちょっと待てよ。
見せ方、作り方、設置の仕方、メンテの仕方、だいじょうぶかな?
誰が、どの工具で、どのくらいの時間をかけて作るかな?
材料のロスが抑えれるデザインになってるかな?
制作費と納期はクライアントの納得を得れるかな?
このデザインはクライアントにとってどのくらいの価値があるかな?

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発注者と受注者。両社が幸せなころ合いに収めたい。
なぜそれを欲しいと思ったのか、なぜその発注を受けたにか、
デザイナーのエゴだけでデザインが終わらないようにしたい。
そこに近づくために私はクライアントと作り手に近づきたい。
よく知り、よく考え、両社の思いを形にすることが理想。


施工を知りすぎるとデザインできなくなるからデザイナーはあまりそれを知らない方がいいと聞いたことがある。
私は、知りすぎたうえで両社に嬉しく、もちろんが自分が堂々とお勧めで来るデザインを目指したい。


まずは、作り手近づきながらデザインできる環境がありがたい。

by morizo-archi | 2019-01-22 06:52 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

素材を考える。

Takumi工房の目の前に巨大なホームセンター「HORNBACH」がある。
ドイツではBau Kaufhausっていうんだったっけ?
ベルントさんの買い物にくっついていく。


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主なお客さんはプロではなく、プライベートで日曜大工をする人らしい。
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けど、この写真の様に日本でいう日曜大工とは本気度が違う。
材料のサイズやロットは業者並みのものも多い。
巨大さのせいか平日は人がまばらだけど、土曜日は10倍のお客さんが来るとのこと。
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日本のホームセンターと同じく買った人には運搬用に車も貸してくれるけど、
客にどれだけ宣伝を期待するの?という派手な色のトラック。
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入口にはリサイクルボックスがちゃんとあって分別がわかりやすくなっている。なっている?
実は普段のごみもそうだけど、厳密な分け方があってるのか否か?ドイツ人も分からないという人は(ベルリンには?)意外といる。
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日本だと「コーナンプロ」並みの巨大なホームセンターでもここでは一般的なサイズ。

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ドイツでは法律で単位当たりのコストを表示しないといけないらしく、比較しやすい。
石に見せたタイル約5,000円/㎡。日本もこんなもん。

木材ももちろん売ってるけど安かろう悪かろう。悪くなければ安くない。
ということで、プロが大量に買うのはやっぱり専門のルートらしい。
でもMDFに限ってはホームセンターが一番安いらしく作業服を着たプロが巨大なカートにメーターモジュールのパネルをせっせと積み込んでた。
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集成材が通路の正面で安売りをしている。
集成材にしては反りずじゃない?というのも混ざってる。
生産者認証のマークがあるけど、この商品はドイツのカラマツ原木を中国で加工してドイツに輸出して売っている商品らしい。
でも承認マークはどこまで信用できるか疑問もあるとのこと。

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ベルントさんには時間がないけど買い物の前に断熱材コーナーを見学。

以前に日本とドイツでそれぞれ使っている素材について話したことがあった。
その時断熱についての話が出てそれを覚えててくれたのか、ちらりと見ながらベルント先生にご案内いただく。
ドイツでも一般的につかうグラスウールや発砲系のボード断熱。
素人の向けの品ぞろえにしては十分なサイズと厚みのバリエーション。
でもここには環境に配慮したリサイクル素材や再生可能な素材の断熱材はほとんど置いてないとのこと。
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他のホームセンターでは化学素材ではない、羊毛のフェルトや古紙からできた断熱材など
環境意識の高い人向けの商品があるお店もあるみたい。

私は日本で住宅設計をするときに断熱材やOSBなどの材や厚みの違いを用途や性能で選んできてたけど、
ベルントさんは環境への意識を常に持っている。
私には塩ビと、プラスチックと、ポリの違いはあまりなく、非自然素材というひとくくりにしていた。
例えばこの3つでも環境への影響やリサイクル性はかなり違うようで、Takumiでは意識をもって使い分けている。
同じ木を主原料としたボード材でも環境によくない樹脂がたっぷり入ったものもあれば、木の持つ油と熱と圧だけで固めて作っていものもある。
まだまだ勉強が足らんな~と思う一場面。
Morizo-も早くクライアントの予算に負けず、「自然に返る素材が標準仕様です!」と言い切れるようになろうと思う。

ホームセンター見学からでもいろいろ見えてくるものがある。
日本とドイツのものづくりを知るには素材や工具も大いに関係する。
今後も順次調査したい。

by morizo-archi | 2019-01-20 00:24 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

デザインを楽しむ。

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照明シェードのデザイン。楽しい。
Takumiで以前に障子を発注したクライアントがその部屋に設置する照明を依頼している。
Takumiにはリピーターが多い。
部屋の用途や雰囲気、以前の障子のデザインなどの参考に考えてみる。
仕口をデザインとして見せることがある意味条件だけど、
過ぎるとくどい。でも控えめすぎると設置場所が天井なので見えない。

本来仕口は構造的に有効な加工で、見せるためのものではないはず。
でも機能的に必要なものをデザインとしてとらえる機能美は好まれてしかりだし、私もそれを活かしたデザインを目指している。
でもこれ見よがしなデザインはいかがなものか。でも見せないと伝わらない場合もある。それを見せることで技術やデザインが向上することもある。
加減が悩ましい。

でも久しぶりに。「任せます」の言葉がうれしくって、無駄に何パターンも考えちゃう。
こうしたらどうなるかな?
これは手間がかかりすぎるかな?
クライアントは喜ぶかな?
さらに次へ繋げるにはどんなデザインがいいのかな?
いろんなことを思いながら手を動かす楽しさを久しぶりに感じれて、嬉しい。
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材料のことや作り手の思いまで加味した機能美のデザイン。
いつかそんなデザインが思い通りにできるようになりたい。

このクライアントは日本の技術が大好きとのことで、そういったものを手に入れれるなら喜んでお金を払う人とのこと。
そんなクライアントが是非日本にも増えてほしい。


by morizo-archi | 2019-01-17 16:02 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

今年のTakumi

今年もTkumiでお世話になっている。
年末の忙しさが納まらないまま年始が始まり、それでも1月8日の初出の日にはみんな集まってゆっくりランチをする時間を作った。
簡単なおつまみやサラダやパンを買いに行って私もちょっとお手伝い。
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今年の抱負などをそれぞれに話した。
Tischlerei(木工製作所)だけあって、それぞれの目標には漏れなく技術向上が含まれていた。
その他にも、組織力や効率化、売上目標や個人の健康管理まで、思い思いの目標を立て、新しい年をスタートさせた。
私はもっぱらドイツ語習得と、それが少し進んだらデザインのことも調査や構想をし始めたいと思っている。
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Takumiでももう一歩役に立つ何かができたらいいなと思っているけど、まだまだ言葉の壁が大きいのをまずは何とかしたいところ。


by morizo-archi | 2019-01-15 19:07 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

クロアチア03

今回のクロアチア4日間の旅。時代の流れにヨチヨチついて行くお爺ちゃんのような3人の年始珍道中。
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予約した宿を間違え吹雪の中を歩いたのももういい思い出。
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内戦後20年以上がたち復興と発展の静かな動きを感じたクロアチア。
美しいくて、意外と物価が高いクロアチア。

ベルリンの寒さから逃れるつもりが、こんなに南下したのにこの寒さ。
後で確認すると緯度的に南下が足らなかったと言うことが発覚。
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魚料理は食べたもののもう少しリゾート地気分を味わえると期待してたけど仕方が無い。
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2017年に竣工したばかりのザグレブ新空港(正式名称: Zračna luka Franjo Tuđman / フラニョ·トゥジマン空港)はコンパクトでかっこいい。
設計者を調べるとザグレブ出身のクロアチアの建築家Branko Kincla、Velimir Neidhardt、Jure Radic エンジニアや土木専門家が参加しているメンバー。
結構なお歳の三人がこの斬新なデザインに挑んで沢山の人に使われ評価されていることにちょっとした感激を貰えた。
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相方はランチの途中で「バスに乗る時間」とボスニア方面に向かう相変わらずの自由っぷり。
その後先輩とベルリンに戻り、街を歩き、食事をし、お酒を飲みながらいろんな話をした。
27年来の先輩。変わらない仕事への姿勢と思いを久しぶりに聞いて明日からのベルリン生活を再開と欧州チャレンジに向けて改めて頑張ろうと思った。

by morizo-archi | 2019-01-07 19:07 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

クロアチア02

昼からクロアチア最南端エリア「ドゥブロヴニク」に向かうか。飛行機で1時間あっと言う間の海辺リゾート。と思いきや、寒い!!!
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マイナス気温にして夏のリゾートシーズンを旨としてつくられたゲストハウスはエアコン温度最高の30度でも全然効かない。
窓がペアガラスでもアルミサッシでは暖房が涼しい送風に変わって体に届く。
毛布も無く凍えて寝るしかない。
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翌日は徒歩で20~30分のオールドシティーに行ってみる。と、いた。観光客。意外と沢山。
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海に突き出した城壁の街は入り組んだ細い路地とアップダウンのきつい起伏が路地好きの三人をわくわくさせる。
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曲がって先が見えない細い路地どんどん誘われてぐんぐん歩く。
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観光地らしくケーブルカーがあって裏山から城壁内を一望できるのお約束の見所。
海野反対側は木の生えない山また山。
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海なしベルリンから来た私はシーフードにご満悦で天気が回復した二日目はげんきんにも上機嫌。

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かつてのパレスがミュージアムになっているところでは宮殿らしい空間や調度品や内戦の写真展も併設されていた。
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1991~1996年。つい最近のこと。街はかなりの打撃を受けて復興にいたる様子も写真から見て取れた。
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たくましく美しく復活するドゥブロヴニク。カフェやレストランがなかなかな値段でも仕方ないかと思えちゃう。
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それ以上に街並みを再生しつつ住民の生活がある中で路地の奥の奥までゲストハウスを受け入れる寛大さに凄いなと思った。
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ハイシーズンなんてきっと人口の数倍の人が毎日押し寄せていろいろ問題はあるはずだけど、
大阪ではなかなかこんな風にはいかないだろうなと、いろんな思いで隅々まで歩いた。
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建築的には14~15世紀に建てられた建物がそのまま活かされ使い続けられている。
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世界遺産に登録された旧市街は「アドリア海の真珠」と称されているらしい。
街並みや建物をこんなにも長く使うことができるのは、地震などの自然被害を受けにくい環境というのと、
修繕を重ねながら今の暮らしに合うように多少のアレンジを加えてきたからと思う。
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宮殿のステンドグラスもしっかりペアガラス。やっぱり変化を拒んではいけない。とかっじる瞬間。
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by morizo-archi | 2019-01-07 19:00 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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