人気ブログランキング |

<   2018年 11月 ( 25 )   > この月の画像一覧

ビザ発行!!

下りた!
2年の申請が通った。
a0355629_08124189.jpg
審査官の前で思わず飛び上がってしまった。
1ヶ月以上かかったけど、初めてで一発でフリーランスで2年の申請が下りたのは
ほんとにいろんな人の助けと運が重なったからかもしれない。
ドイツ生活経験者にも奇跡と言われた。
a0355629_08122957.jpg
申請書以外に提出したドイツ語の書類は19枚。
その他、ポートフォリオ18ページと、事務所パンフレットに、プロジェクトの冊子もすべて英文化して整えた。出来ることはできるだけした。
一番心配していた賃貸契約書がないことや、リコメンド以外の実際の仕事の契約書がないこと、残高証明の銀行確認や、何より仕事内容や仕事範囲の確認など(審査官もドイツの建築家業務について詳しく知らないようで検索して調べながら)いろいろ聞かれた。
事業をするだけの稼ぎができるのか?もし稼げなくても生活が成り立つ余力があるのか?滞在中何かあったときの為のドイツの保険には入っているのか?
とにかく自立してドイツに迷惑をかけないかの審査をシステマチックにしていく。
思ってた以上にしっかり見ている審査官の顔色が気になる。
書類や資料はスキャン保存されるようで処理と審査の間一旦外に出て結果を待つ。
ついてきてくれた海外滞在経験のあるニコが2年で申請したのはちょっと厳しいかも。と言って心配したので、
ああああ、もうだめかもしれない、、、、と思ってひやひやして待った。

日本にいるときからの準備を考えると相当時間とエネルギーを使った気がする。
ドイツに来てからの1ヶ月はいろんな欲求を抑えながら、ほぼこのビザの為に過ごした気さえする。
のんびりしてたわけじゃないのに、ほんとに一歩ずつしか進めない辛気臭いすごろくゲームのよう。
送金も先週やっと完了。保険の延長書類もぎりぎり。リコメンドも、もじもじしてる間に申請の日が近づいて、
工房からは2日前に、他の2通は前日の昨日。なんてギリギリ!

ほんとにいろんな人の力を借りまくって取れたビザ。
そして何より、私の語学力では到底無理な質問や返答をニコが通訳してくれなかったら絶対に取れてなかったと思う。
緊張してよくわからなかったけどニコ曰く担当官のおばちゃんは結構優しくて比較的和やかに審査してもらえたようで、
飛び上がって喜ぶ私を見て一緒に喜ぶ審査官のおばちゃんとおじちゃん。審査官がこの人達でよかった。

今日はほんとに嬉しかった。ビザにスタンプを押してくれるとき、泣きそう。って言ったらニコが小声の日本語で「もうちょっと待ってね。」って。
ああ、ほんとについてきてくれてありがとう。フィーレン、フィーレン、フィーレンダンク。
グッチ、ニコ、パツ子ちゃん、ベルントさん、康子さん、小西さん、角谷さん、吉野さん、高下君、井駒さん、にも大変お世話になりました。

やっとスタートライン。とにかくあと11か月頑張ります!!!
ありがとうございました!!!

by morizo-archi | 2018-11-30 08:14 | 欧州チャレンジ日記2018 | Comments(0)

図書館でイメトレ

いよいよ明日、ビザ申請。
書類を何とか整えて、付き添いもお願いして、できることはすべてした。
なぜ、私がドイツに来たか、ビザが必要なほど滞在するのかを書いてサインをする書類「意気込み書」。
原文は自分がたいたものの翻訳はお願いしたのでこれを説明するには少しイメトレをしておこうと。
a0355629_08345876.jpg
データ出力もできる大きな図書館。今日で三回目。
クロークのお兄さんともすっかり顔なじみに。
a0355629_08344003.jpg

すごく大きくて、いろんなゾーンがあって、まだ少ししか見てないけどなんかいい。
静かで落ち着くし皆さん優しい。結構古そうだけど照明のデザインがなんかかわいいし、フロアレベルの多さがうまく機能してる感じ。
a0355629_08350286.jpg

アルファベットになった瞬間にさっぱりわからなくなるのが不思議。
しかもドイツ語、読めもしない。
電子辞書大活躍でとにかく単語を調べていく。
この先ドイツでパートナー探しをするために自分が伝えたいことがドイツ語でいっぱい書いてる。
これが言えるようになったらすごくいいやろな~と思いつつ、変換の難解に超てこずる。
a0355629_08343390.jpg
でも、とりあえず、明日のためにできることをやり切った感でいっぱい。
ここまでほんとに沢山の人にお世話になった。
ほんとにビザが下りたら最高。
早くいい知らせとお礼を言いたい。

by morizo-archi | 2018-11-29 08:36 | 欧州チャレンジ日記2018 | Comments(0)

クリスマスマーケットとは。

そういうことか。
てっきり、クリスマスの飾りつけグッズをしこたま売ってる店が立ち並ぶマーケットをイメージしてたけど。
違ってた。要は、日本の夜店みたいなもの?か。買い物にあまり興味ないのでスルーしてたけど、それなら話は違う。
a0355629_19320763.jpg
ポツダムプラッツアの広場に、最近何やら組み立ててるなと思ったら、クリスマスマーケットの会場だったみたいで。
なぜ、この寒いのに氷の滑り台で大はしゃぎできるのか?屋外でビールを飲みたがるのか、よくわからん。
でも、ビールではない赤ワインのようなそれでいて湯気が出ているものを皆さん飲んでいる。なにあれ?
ちょっと飲んでみたい。アツアツのカリーヴォーストとフライドポテト食べてみたい。
子供ははしゃぐ、大人は飲む。そがクリスマスカーケットと解釈した。
a0355629_19324120.jpg
でもなぜか売ってる店が分かれてて長蛇の列に2回並ぶのは、大阪人にはちょっと無理。
これは誰かと来るべきかなと。今日は偵察だけして、ビザの準備をしに帰ろ。
a0355629_19335882.jpg

別の広場で巨大なクリスマスツリーの工事中。
ツリーの輝きよりも働くおじさんが気になってしまう。バケット車大活躍。かっこいい。
a0355629_19350231.jpg
ツリーのスケール感がわからないので写真を撮ってるおじさんに、
ここに立って写真に入って。とい願いすると照れ臭そうに断られ代わりに撮ってくれた。
a0355629_19361661.jpg
5枚中4枚手振れだったけど、ありがと♡


by morizo-archi | 2018-11-25 19:30 | 欧州の日々 | Comments(0)

現場を見る。【設備編】

キッチン以外の設備はほぼ完成。なかなかの仕様。洗面はダブル。トイレは2箇所以上。シャワー、バスタブ、洗濯室、いずれも充実している。
a0355629_07072329.jpg
ビニールやポリ的な素材は既製があり使ってはいけないという内装材はほぼ天然無垢材を使用しているのに対して、
水回りは流石にリスクがあるためか塩ビ系仕上の造作となっている。建築の手直しはこれからというところが多く若干気になったけど
制作家具の精度は高いように思う。さして、レールや金物がえらく頑丈。
a0355629_07082540.jpg
a0355629_07075003.jpg
a0355629_07075655.jpg
ハイソサエティーな物件の特徴(?)色が変わる照明搭載。
a0355629_07084204.jpg
a0355629_07094595.jpg
バスルームは洗面を挟んでバスタブとシャワーが両サイドに。
a0355629_07080410.jpg
と思いきや、このタイプは部屋の続きに洗面、浴室ろ仕切りもドアもない。段差すらない。
ざぶ~~~んなかな。とかりたいか日本では勇気がいる納まり。
a0355629_07164751.jpg

そして最近妙に気になる各国のコンセント事情。
a0355629_07170727.jpg
この6畳ほどのスペースにもたっぷり6か所。計14個のコンセント。

a0355629_07081432.jpg
洗面室には
a0355629_07082153.jpg
蓋付。これかわいい。
a0355629_07084696.jpg
で、キッチン。なかなか出来上がってこないらしく、人ごとながらドキドキする。
おかげで配管納まりを見れちゃった。


by morizo-archi | 2018-11-25 07:35 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

現場を見る。

ベルリンのお隣、「ブランデンブルク州」の州都ポツダムの現場へ。
Takumiが仕上げの工事をしている現場。
JAPANHAUS」日本の家。というネーミングの新築低層集合住宅。
3タイプ、計14軒。タイプによってプランや仕様やお値段もそれぞれ。
オーナーは日本の企業で、ドイツのゼネコンが日本のデザイナーとタイアップしてまもなくの竣工を目指す。
といっても、1年以上工事が遅れて結構大変そう。他でもよく聞く職人さん不足が大きな理由のよう。
a0355629_06484151.jpg
設備以外はほとんど出来上がっている状態の現場に組子欄間の取付。
a0355629_06491820.jpg
a0355629_06492858.jpg
日本では一般的に隣り合う和室の襖の上部に設置する欄間が、
ここでは壁から浮かしてLEDを仕込み行灯のように部屋を優しく照らすものとして採用されている。
最新設備を搭載したこの住宅に、モダンな和をあしらって、写真よりも実物はもっといい感じ。
LEDとは言え一応取り外しが可能なように作る必要があり、取付にも細かい作業が必要。
流石職人。部屋によって違う寸法誤差も加味してシビアに施工する。
a0355629_06494455.jpg
a0355629_06495187.jpg
内装材にはいろんな樹種が使われていて什器以外はほとんど無垢材。
格子パーテーションは角度をつけて見ると円のデザインが現れ、丸窓のイメージ。
Takumiの仕事外にも天井やフロアーのデザインは和をモチーフにしている部分があって、
いずれもネーミングが日本の感覚と少し違うのが面白い。
a0355629_06582690.jpg
タウンハウスの吹き抜け部屋は、表通りからばっちり見えて組子欄間が目を引く。
出来上がりが楽しみ。


by morizo-archi | 2018-11-25 06:58 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

日本デザインの行方

まだ数日しか通っていないけど、日本のデザインを形にする工房「Takumi」には次々と問い合わせや注文が入っている。
日本のデザインをしっかり作れるところが欧州にはまだまだ少ない。
この日はイタリアからの問い合わせも。

a0355629_06085980.jpg
天井高さ5mを超える工房にはショールゾーンと、工房ゾーンと、倉庫ゾーンと、事務所ゾーンがあり
出来ることは沢山沢山ある。人手が足らないので稼働率が低め。もったいない。
けど、募集してもなかなか職人さんがつかまらない状況。
ベルリン界隈は特に建築ラッシュと言える。
この日は、実測に行ったままなかなか図面化できなかった計画のたたき図を。
図面の描き方はほぼ世界共通。平・立・断。
プラン図程度なら描ける。
a0355629_06090682.jpg
「ausführunsszeichnung」建築用語で「最終図面」「実施図面」的な意味のよう。
「VOR ABZUG」は完成前の図面という意味でドイツの建築図面にはたいてい書いてあるとか。
いろんなことが興味深くて、まだまだ教えてもらう多いことがいっぱい。

by morizo-archi | 2018-11-25 05:58 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

もう一ヶ月がたった。

a0355629_16184219.jpg
あっという間。びっくりするほど時間が早い。今日でちょうど日本を出て一ヶ月。
あと、11か月しかないと思うと、焦るなと言われても焦っちゃう。
毎日ぼっとしてるの寝てるときだけのはずなのに、こんなにドイツを楽しまずに頑張ってるはずなのに、
まだ落ち着かない。
来週にはいよいよビザ申請。これ次第ではまたまた楽しい日々が遠のく。
街はクリスまずムード。あちこちでクリスマスマーケットの準備が進んでる。
早くこのドタバタを懐かしく振り返るゆとりができることを願う。
a0355629_16192307.jpg
今日は、設計をした現場が始まって管理を担当してる長屋~ずメンバーから現場の報告と追い合わせが。
記憶をたどって検討してみたり、提案してみたり。
良きパートナーがいれば地球の反対側の仕事もできるかもしれないと、希望をって考えてみた。

by morizo-archi | 2018-11-23 18:05 | 欧州の日々 | Comments(0)

部屋決まる。

来ました!OKの返事。
私のドイツ語力の低さにコミュニケーションがうまく取れるかを心配して、
すこし考えさせてと言われていた大家さんから、「受け入れます」と連絡が!
一応3ヶ月居たいと言って受け入れてもらったものの、
「ドイツ語頑張ります!」とアピールした手前、
コミュニケーションがうまく取れず途中解約になる可能性もゼロではないけど、
とにかくほっと。
来月から暮らしが待ってるのか楽しみ半分緊張半分。
a0355629_03384258.jpg
同居人も無事昨日部屋が決まり、晴れて2人して次のステップへ。
今日はお祝いに強引なカレーライスを作ってみた。
ごはんフライパンで炊いて。


さて、いよいよがけっぷちドイツ語。
何度も頑張る!と思ってるのになかなか体に入らない。
使い方がわからず封印していた電子辞書を、絶対使った方がいいと勧められて
開けてみた。
・・・・わからない。
a0355629_03393585.jpg


by morizo-archi | 2018-11-19 03:37 | 欧州の日々 | Comments(0)

欧州調査本格化

a0355629_03221716.jpg
学校終わりで工房へ。
手が足りてない中で、年内の仕事が盛りだくさん。
私で役に立つか否か。
この工房は日本デザインをメインに思いをもってものづくりをする
木が大好きなメーカーで、共感できることが沢山ある。

少人数の工房にして、
制作はもちろん、流通にも携わり、BtoCもBtoBもこなす。
この日のお手伝いは現場の寸法取り(アウスマスausmaße?)を見て
制作建具の寸法を検討する図面の作成。
自分のPCに入ってる使い慣れたCADで簡単に書いたものを見て、早い!?
とびっくりされたけど、意匠屋の描く姿図に毛の生えたもの。
これを制作図に修正して実際にカットする寸法を決めていく。

二軒目の案件も障子制作建具でオプション案も提案するとのことでこれもサクッと。
でも建具の高さが日本とあまりにも違い過ぎて、これでいいのかな~と思いつつかく。
物件の図面も見ながら、なんて書いてるんやろ~とドイツ語表記をまじまじ見るもわからん。
暇を見て調べてみよう。
それにしても外壁の躯体っぽい部分からさらに躯体程分厚いハッチング部分が気になる。
もしやこれが噂に聞く分厚すぎる断熱層か?
暇を見て調べてみよう。

by morizo-archi | 2018-11-18 03:20 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

アートに触れる

a0355629_19481105.jpg
グッチに誘ってもらって、アート展覧会のオープニングへ。

a0355629_19370620.jpg
ここで活動するKyoco Tamiyama さんという日本人女性はこれまで日本で活動してきた現代アート作家さんで、この春にベルリンに活動の場を移したとのこと。とてもきれいでかっこいい。
この日は制作風景を公開しながら作品展示。

その他にもこの建物の中に選ばれたアーティストがここで暮らしながら一部屋ずつ使って作品制作をしていてこの日はそれを一同に見れる。
いろんな作品、いろんな発表の仕方、来場者とのふれあい方、みんなそれぞれに自由で、日本のアートとずいぶん違うな~という印象を受ける。

こっちに来てまだほとんどアートも街も見てないけど、きっといろんな発見や刺激があるはず。
早くほっつき歩きたい。

by morizo-archi | 2018-11-17 19:46 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


by morizo-archi
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る