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つぶやき 07

2018.05.19【切に思う】(出発まであと141日
やっと着物のかたずけができた。梅雨前恒例の衣替え。
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洗い張りに出すか否かをいつも悩む。全部出せないし、次回に回していいのか否か。
お気に入りの着物や着やすい着物は、よく着るし痛みも汚れも確実に多い。
あと何年着たいか、普段着なのか、勝負着なのか、それによってメンテも変わる。
着物を着ることが生業じゃないし、でも好きな人からもらったものだし、でもでも掛けれるお金に限りがあるし。

こんな時、主治医のように個人的なアドバイザーがいてたらなーっていつも思う。
長いお付き合いができて、私の着物を私以上に把握できてる人がいてくれたら頼りたい。
主婦目線で自分のことの様にメンテのタイミングやお手入れ方法を見てくれるプロがいたらなーって思う。

なんとなくだけど、大きな組織会社じゃなくて、小さな個人に近い感じででそんなことやってる人で、
気持ちがわかってくれて、感覚が合う人いたらな。

総合病院じゃなくて、地域の診療所な感じ。
カルテとか?で私以上に把握してくれて。

いつか自分も住宅でそんなことができるような町医者的設計士になれたらな。

って切に思う。

by morizo-archi | 2018-05-20 12:54 | ブログでツイッター | Comments(0)

デザインの基

器プロジェクトの次なるデザインを模型化
組子の次は石畳格子かな、、、と思案中。
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最近我が家にやってきた新人です。
どこかで見たよな、、、と思うこのデザイン。
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そうだ、これかも。
組子柄の名前的には「麻の葉」。
だけど、ほんとの麻の葉よりサボテンの刺の方が似てる気も、、、、

ともあれ。
伝統的な柄もかつてのデザイナーが、何かをモチーフにデザインしたもの。
長く使い続けられているのはそれだけ魅力があるってこと。
そしてしっかり「和」を感じられる。
やっぱりすごい。





by morizo-archi | 2018-05-16 18:26 | 器PROJECT | Comments(0)

つぶやき 06

2018.05.13【名簿整理】
丸々三日かかって名簿整理。
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約1000人を分類しながら780人に。
思い切って名簿ソフトに移行。
いつ頃、何きっかけで知り合ったのか。
思い出しながら、たまに思い出にふけりながら、、、
時間かかった~。
でも、最近名刺交換じゃなくメールやFBだけで繋がってる人が増えて
どうやって整理したらいいのやら、、、
もう少し続きそうなこの事務作業xxxx。疲れる~。

by morizo-archi | 2018-05-14 00:22 | ブログでツイッター | Comments(0)

日本vs欧州調査レポート 06 産地祭の意味と役割 

2018.05.05

■■■越前1300年大祭■■■

①調査コンセプト【素材産地の歴史とこれからを感じる】

福井県越前今立。1500年の歴史を誇る和紙の産地。ここで毎年春と秋に神と紙のまつりが開催される。今年で1300年目を迎えるこの祭、歴史の長さが半端ではない。今年の50年に一度の大祭に触れ、産地のこれからを感じてみたいと訪れた。

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②調査内容【節目の祭】

境内に入る鳥居には日本国旗が掲げられ、その両側にはいかにも長年立ち続けている立派な杉や銀杏の樹。紙祖神 岡太神社・大瀧神社。

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この複雑な形状の屋根は一度見たら目に焼き付くインパクト。1843年に建てられたにしてはすごいデザインと精度。

1500年前、村人に紙漉きの技術を伝えた伝説の姫『川上御前』を、和紙の神様・紙祖神として祀る。国の重要文化財「大滝神社」。

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社全体に伝承の物語を描いたデザインもすごいが、使われている材料もかなりの良材。

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天保の大飢饉後の時代にこれだけのものがつくられたのには、信仰の深さがうかがえる。

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2年前に訪れた時は初日と二日目を、今回は最終日の締めくくりを見ることができた。大祭の今回はいつもより一日多い4日間。様々な神事が毎日執り行われる。装束や神輿も普段より増え、来場者も2~3倍とのこと。

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最終日のお昼に勢いよく境内を出発した二台の神輿。細かい細工に漆と金箔、珍しい8角形をしている。ほんとに重いらしく、これを担いで五箇の神社を巡回するのは大変。大祭の時にだけ2台になる神輿に担ぎ手も2倍必要で、今年は沢山の若手が参加していた。

青空と山並みと神輿の鮮やかなコントラストが印象的。この祭りめがけて帰郷した若者も、ずっと祭りを支えてきた地域の人も、活き活きして見える。なんていい祭。

神輿巡回の見せ場でもある「もみ」。各神社ごとに次の神社に神輿を行かせまいと揉み合う。最終地点の大瀧神社に戻るひとつ手前、岩本神社で最後のもみ合いは最大級に。

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みんなもうクタクタで、でも見せ場を盛り上げようと、力を振り絞る。

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夜には山の上の社に神様をお送りする「お上り」という神事が。神様がお上がり用の神輿に乗り換えいよいよ出発。流石大祭だけあって、いつもにない参加者の列が30分かけて急な坂を上っていく。ただ上がるだけでも結構な斜面なところを4日間の疲れもピークで神輿を担いでここを登る。途中途中で担ぎ手交代の声がかかるも、なかなか変わってもらえなのが辛そう。無事に2台とも社に到着し、神様をお返しすると再び空になった神輿を担いで長蛇の列が下山する。そのとき歌われる祭の歌がなんとも言えない雰囲気を作る。人力だけでこんな祭が営営と続けられてきたことを思うと感慨深い。

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下の神社に戻り最後の階段を力を振り絞って登る姿がまたたくましく、見惚れてしまう。

 

 

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まつりに合わせてエリア内のいろいろな場所で催しや作品展示が行われていた。青年部のメンバーがそれぞれ自社の技術を活かした作品を発表。新しいデザインや技法、表現方法でチャレンジしているのがいい。斬新で和紙の可能性をまだまだ感じることができ、ワクワクする。和紙と墨がとても素敵に使われた荒井恵子さんの作品展も工芸館で開催されていた。設計士として和室の可能性を大いに感じる感覚があり創造力が掻き立てられた。

今後の今立が今日の様に若手で活気に満ちた産地になればと、勝手ながらに思う祭だった。

やなせ和紙のご夫妻を筆頭に、今回ご案内いただいた皆さまに感謝いたします。



③まとめ【Morizo-の目】

日本一を誇る歴史と技術を持つ老舗越前ですら刻々と減っていく作り手やメーカー。なくなってしまうには惜しすぎるこの優れた素材や技術をどうしたら守っていけるか。祭をきっかけに地域内外の人たちがどんどん和紙の良さを探求し、表現し、刺激を受け合うことが、まず今できることなのかもしれない。また老舗産地だけあって海外からの関心も高く、欧米人を中心に外国訪問者が多いことにも注目したい。

いずれにしても、産地の歴史ある祭の意味と役割は大きいと感じることができた。


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柳瀬晴夫さん・柳瀬藤志子さんのABOUT

昭和の初めより手漉き襖を漉き始める()やなせ和紙の伝統工芸士ご夫妻。現在も数少ない手漉きメーカーとして後継者を育て技術を継承している。高度な技術を要する本鳥の子ふすま紙から、和紙製小物商品まで、幅広く製造する。近年では楮や三椏など和紙の原料栽培にも携わり、本来の和紙の良さを追求する。祭や地域活動も行いつつ、講演等で各地を飛び回る越前和紙を牽引するご夫妻。


 いつもお世話になりありがとうございます。この度もいいお祭りを見せて頂きありがとうございました。




by morizo-archi | 2018-05-12 15:31 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

日本vs欧州調査レポート 05 山と海のつながりかた 



2018.04.28

▲▲▲吉野林業&牡蠣猪BBQ▲▲▲

①調査きっかけ【年始の林業ツアー】

7代目山守 中神木材 中井章太さんの取り組みにはいつも驚かされる。そして感動する。

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今年1月7日山の神様にお参りをする良き日にちびっこを含む10人ほどで林業地見学&鉞(まさかり)体験の企画がありました。

http://purewoods.com/blog/?p=994

土場でのランチタイムに趣味で猟をする中井さんの仲間に遭遇。

4月に鳥羽から牡蠣が届くのでここでバーベキューをする予定。せっかくなら吉野の猪と鹿も一緒に食べよう!と盛り上がり、ついにその日が来た。

何度も来ている吉野林業地だが、今回は山と海が繋がり、山に返ってくるレアなケースを見てみたくて参加させていただいた。



②調査内容【海の人と山を見る】

午前中は牡蠣養殖の漁師さんと1月のメンバーのご家族と共に、再びあの林業地へ。

雪景色が新緑に変わり、またちがった趣。

出材装置として今後の林業に活かせるか実験中という「スネークライン」

1月に来た時よりも距離が延びていて、いろんな活用方法にも期待が高まる。

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仮設用の鋼管を利用した走行機には斬新な発想が満載。考案者はお寺の鐘を自動で撞く装置を作る上田技研産業株式会社さん。

なんと起動装置に市販の電動ドライバーが使われるという代物。漁師さんも興味津々。

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そして様々な樹齢エリアを見学。

鳥羽の浦村から来た漁師さん曰く、一般的には筏材として竹が使われることが多い中、

鳥羽では地域材を使って桧で筏を作ってきた歴史があるらしい。

かつては耐用年数が10年程あった桧材が近頃3年、下手したら1年というケースがあるとのこと。

それを受けて中井さんが、昨今の木材流通事情を話す。


確かにその理由がわかる状況を設計士としても大いに感じている。

何においてもスピードが求められる時代になって、昔の様に「ゆっくり」が許されない風潮。

伐ってすぐ使うために出材方法や乾燥技術が進化して、ほしいものがすぐ手に入りやすくなった。

その代わりに、長く使うという視点が二の次になることも。

木の場合、最適な時期に伐り、皮を剥きしっかり山で葉枯らし乾燥した後、出材後も乾燥期間を経て適材適所使われてきた。

時間がかかる分、木自身が持つ防腐防虫成分や強度保持など、木のいいところを残せていた。今はそれを活かすことがなかなかむつかしい時代。

昨年中井さんが出材した桧で作った筏はそのあたりを配慮して作られたもの。使う人が何を必要としているか、顔の見えるものづくりならでは。


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何度きても新しい発見あがる林業地ツアー。この日のなるほどは、「龍が昇る」。

一見立派な杉の木が、製材せずとも山で立った状態で難点がわかる例。

杉は水分の多い木で、寒い日にその水分が凍ることで木の内部が膨張し表皮にその割れが見えている。

そんな木でもむやみに切ってしまわず隣の木との関係や周りの環境への影響を見極め、残すか伐るかを決めていく。

自然現象も含めて丁寧に育林を行うのも吉野林業の特徴。


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この日は映画の撮影地となった中井さんの先祖が暮らしていた場所で撮影秘話や偶然?必然?的な不思議な話も聞けた。

山や木、自然の恵みを題材にした河瀬直美監督の映画「vision」。公開が楽しみ。http://vision-movie.jp/sp/



BBQがスタートする頃には土場に沢山の人が。山と海の人だけでなく街や田畑の人もいる。

びっくりするほどの立派なアスパラガスと長ネギ。

これは、中井さんが木をおがくずにし、

山口さんが街で酵素浴http://kousoyoku-en.com/に使った後、

そのおがくずを堆肥として育てた無農薬野菜。

一周廻って吉野の山に戻ってきた。

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吉野の木を肥料に野菜を育てた農家さんも、

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吉野の山で鹿を獲ってきた猟師さんも、

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吉野の桧を筏に使った牡蠣漁師さんも、

吉野の恵みを活かして作ったものを持寄り集合。みんなでそれを囲む贅沢。炭で焼いて丸かじり。甘くてジューシー。もちろん味は絶品。

総勢30名ほどのBBQとなり笑顔があふれる。こんな貴重な機会に参加させて頂き幸せ。



③まとめ【Morizo-の目】

今はひと昔前の様に産地でひとつのものを一生懸命生産していれば生活ができていた時代ではなくなりつつある。確かに大変な時代。でも今回の様にその状況を何とかしようと試行錯誤しながら各地で頑張っている人たちが繋がり、顔を合わせる機会ができたのは、この時代故という気もする。ある意味、満たされた後のステップ。今がそのタイミングなのかもしれない。

         

中井さんの仲間の山師さん、製材所さん、役場の人、農家さん、酵素風呂店で働くスタッフさん、木工職人さんや木を素材に作品を作る作家さんまで、まさに山から町を経て海までつながった瞬間。こんなことがあるんだと、改めて一人の山守さんのやっていることに感動した。家族や赤ちゃんを連れて来た普段あまり山と関わりのない人にも、この素敵な光景からきっといろんなことが伝わったように思う。



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中井章太さんのABOUT

吉野林業の担い手 中神木材山守七代目。昨今の木材価格の低迷に伴う森林経営の先行き不透明感に不安を感じ、既存の原木市場中心の販売体制から、新たに消費者の顔が見える販売流通のしくみをつくるべく新商品開発や林業地ツアー、やまとまち、各地の生産者、人と人、民間と行政をも繋ぐ様々な活動をしている。http://purewoods.com/index.html


この度はこんないい機会に参加させていただきありがとうございました。


by morizo-archi | 2018-05-08 19:18 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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