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もくちくカフェweb版 04 地鎮祭

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今日は地鎮祭。
いよいよ工事が始まります。

何度参列しても身が引き締まる気持ちになります。

新しく建築する建物に関わる人たちの幸せを願って、工事の安全を願って、土地の神様にご挨拶をする儀式です。
最近はいろんなことが簡略化される時代になりましたが、私が関わらせてもらった新築工事では、地鎮祭の開催率は高いです。

何にもない敷地に笹を立て、縄を貼り、お供えをする。
宮司さんが神様をお呼びするうなり声?が静かに響きます。
なんとも不思議な空気。
よその国の人が見たら何を思うでしょうか?

敷地に見立てた砂の山に差した笹を木の鎌で設計者が元気よく刈ります。
「えい、えい、えーいい!」
土地の整地という意味です。


次に施主さんが木の鍬で砂山の真ん中を掘ります。
「えい、えい、えぃ」
宮司さんに教えてもらいながら。
少し戸惑いながら。



そこにシズメモノを埋め、
最後に工事業者さんが木の鋤で
「えい!えい!えい!」
しっかり砂をかぶせます。



三者が力を一つに。
初めての共同作業というところですか。


地域差があるかもしれませんが
地鎮祭(トコシズメノマツリ)
「苅始め(カリソメ)の儀」、
「穿初め(ウガチゾメ)の儀」、
「鎮物埋納(シズメモノマイノウ)の儀」
というそうです。
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どうぞ、いい家が無事建ちますように。
そこで家族が幸せな暮らしを送れますように。




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今日のカフェタイムは・・・
神様へのお供えの酒のおさがり。
一般的には、白い杯に皆少しずつお酒を入れまわし乾杯します。
今日の地鎮祭ではお施主さんたちは今年の干支の杯で乾杯。
記念にプレゼントしてもらっていました。

内田さん、おかわりもらわんでいいか?
・・・・お施主さんに何かがバレています。

とにかく、また新しい現場が始まる!
楽しみで仕方ありません。
みんなで力を合わせて頑張ります。



by morizo-archi | 2018-01-22 17:16 | もくちくカフェweb版 | Comments(0)

Morizo-の設計 03 「基本設計」

基本設計
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楽しいです。
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何案も考えてしまいます。

もっと良くならないか。

ここを変えてみたらどうなるか。

発想を変えてみたらどうなるか。

ご要望が多ければその分だけ悩みますが、楽しいです。



現地の環境を読み取ることは設計者にとって、最初に取り掛かる大事な一歩です。

展望、日当たり、敷地形状、隣地状況、、、、

こちらの意思で計画できないこれら環境には、いろんな要素が含まれています。

環境が設計に及ぼす影響はとても大きいです。

土地探しに悩まれるのはごもっともですね。



設計者は、その与えられた環境を踏まえて、クライアントの意向や思いをくみ上げ、整理し、アウトプットします。

図面化してみて見えてくることを、
隣地の建物も合わせて模型化してわかることを、
何かを取れば何かをあきらめないといけないこともあることを、

丁寧に説明してみます。


少しづつ伝わって行くのがわかります。

設計者にとってクライアントの表情やしぐさはとても大切なシグナルです。

いっぺんに決まらなくても、少しずつベストプランに近づいていく手ごたえを感じれる打合せは楽しいです。

ここで始まる新しい暮らしを想像しながら創造していきます。


by morizo-archi | 2018-01-21 17:41 | Morizo-の設計 | Comments(0)

西粟倉村 ツギテプロジェクト

感動しました。その試みと、その姿に。
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ああ、なんかいいな~。そんな空気がここにありました。また行きたい。また会いたい。そんな気持ちにさせてくれる場所と人。
真似は出来ないけど理想とあこがれの場所と人たちです。

岡山県西粟倉村。今年最強の寒波の中、みんなで作業したことをきっと忘れないし、また来た時思い出す。
どこかでようびのことを見た時にもきっと思い出す。いろんなことがつながるきっかけを頂けた。
すごいことやってるな~。と心の底から思ったので。書きます。



ツギテプロジェクトは、2016年1月に工場を全焼してしまった家具工房「ようび」が再建に挑むプロジェクト。
5500本の木を人の手で刻んで組み上げて工房やショールームを築きます。

みんなで作るワークショップ「ツギテノミカタ」にスギダラ関西の中村部長と筧さんと共に参加。
ようびの若いスタッフ10名が目をキラキラさせて迎えてくれました。


私の一日目の作業はノミで木を削る加工。
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予め丸鋸で刻んでおいた部分を丁寧に整えるのですが、すーっときれいになる子や、節があってなかなかな子もいます。
でも節がの翌日の作業の時にちょっと役に立つ子だったりして、一長一短いろんな個性の子が沢山集まってこの建物は出来ていくのです。
昼からは棚板になる材料の加工を4人の金沢林業女子のメンバーと一緒にさせてもらいました。
1人が材の選別、1人が墨付け、3人がのこぎりでカット。素晴らしいフォーメーションで160枚の作業が終わりました。
そのあとは床に凍り付いた木くずや木っ端を取り除く作業。吹きさらしのコンクリートの上での作業は体に応える寒さです。


2日の作業は
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継ぎ手部分にカスガイを取り付けていく作業です。
新人スタッフの福田さんんとペアで接手の具合を一本一本調整しながら取り付けていきます。
ほぼ組み上がった木組みの加工を調整するのはなかなかな作業で、大きなクランプやハンマーを60cm角の格子の中で体をよじ曲げながら扱うのは大変。

いつも職人さんたちはこんな苦労をしながら良い仕事を求められているのかと、設計しているだけでは見えない建築の「部分」が現場には沢山あることを改めて感じます。足場の位置や作業体制、道具の整備は作業効率にとっても影響します。何より危険度がうんと変わります。
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素人の人がいつでも何度でも参加できるこのプロジェクトにはいろんなものが詰まっています。

一つ一つの作業は本当に小さく地味ですが、それ自体にも大きな意味があると思います。
こうやってプロもアマもかかわって建物を建てる。昔々からあった姿ですよね。
できる人ができることをする。茅葺の屋根をご近所さん同士が手伝って作業するのを「結」と言ったそうです。
そんな憧れの建築スタイルに携われたことがありがたくて。


この週末は最多参加者だったそうで夜には代表の大島家で大宴会をしていただき、
とっても楽しく、美味しく、おもてなしやいろんな人との交流がうれしすぎました。
極寒の中での作業もきっといい思い出になります。
ツギテプロジェクトは2月末の完成を目指してまだまだ作業は続きます。
近くには粟倉温泉もあるし、寒くてもこのご褒美で極楽も味わえます。
どなたさまも楽しく参加できますよ☆
詳しくはこちらから→http://tsugite.youbi.me/
5月のOPENが楽しみです♡


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by morizo-archi | 2018-01-15 09:06 | 時々山へ(+月一山へ2016) | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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