欧州日記01 Japan→Wien
2017年 09月 30日
2017.09.27 ウィーン

am10時関空からアムステルダムまで11時間、トランジット2時間、ウィーンまで2時間。
宿を探してチェックインしたのがpm10時。12時間と時差7時間。家からはほぼ丸い一日使って到着。それが、あんまり遠くに来た気がしない。
スマホをもってから初めての旅。まぐれでネットに繋げれたこともあって、日本での仕事やその他のやり取りがそのまま続いてる。これはいいのか悪いのか?地球の裏側も距離を感じなくなってしまったことがちょっと残念?特別感がないというか、、、

それでもやっぱり今までと変えれないところがあって、、、、。とにかく道を聞く。空港から宿まで8人。ウインの人は親切。中には電車の切符を買う小銭をくれる人まで。暗いガード下のパンクなお店の周りにはちょっと怖そうな人たちがたまっていたり、小道の角に黒ずくめの人がいてぎょっとしたり、せっかくつながるスマホを使うことをすっかり忘れててくてく歩き続けたり。まあこんなんです。
初めて一人でインターネット予約したゲストハウスは女性専用の部屋もあったのに後で気づいた。しかもMrで予約をしてたらしく、案の定4人部屋の3人は男子。でも大丈夫。
皆さんマナー良く、部屋はきれいで、シャワーも暖かく、それが1600円。全く問題ない。
外観は古くて素敵。中はゲストハウス用に改修したてで快適。これですよ、街並みを守りつつ、使い勝手は時代に合わせる建築。素晴らしい。
1.2㎡に燃えたら。
2017年 09月 13日

完成しました。
















1.2㎡に燃える。
2017年 09月 08日


とある事務所さんのトイレです。3年前にも別のフロアーのトイレ改修の依頼を受けました。
前の改修は木を使ったデザインで、あんな感じにしてほしいとのご要望。実は気に入ってくれてたんだ!と知ってなんだかうれしくて、今回も張り切ります。
何案も考えて、これで提案しよう!と決めた案でプレゼン資料を作りました。
コンセプトをまとめ、素材や機器を選定し、機能やメンテのことも伝えます。
イメージスケッチの提案が通り、いよいよ工事が始まります。
週末だけの小さな小さな工事。
たった1.2㎡ですが、水道やさん、大工さん、電気屋さん、内装やさんと、職人さんに4人×2回も登場していただきます。
一人づつしか入れないスペースのため段取り、準備、フォーメーションが大事。
1.2㎡の工事にも事前に皆さんに下見に来ていただくということになるのです。

下ごしらえを進めてくれている沖本大工さん。
㐂三郎とう工務店を立ち上げた若き手刻み大工さんです。
予算オーバーの提案だったのですが「内田さんの熱意に賛同します」と、大盤振る舞いで柾目の吉野杉を使っていただけるとのこと♡
申し訳ないやらうれしいやら。1.2㎡がどんなふうに仕上がるか楽しみです。
ピリピリとしたオフィス空間に、ひと時だけでもほっとする空間があると、きっと少しリフレッシュしてまた仕事に邁進できるはず。大げさじゃなく小さなこで、建築やデザインが役に立てば幸いです。