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カテゴリ:欧州デザインレポート(日本比較含む)( 25 )

建築の日その3

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大きな組織設計事務所も「建築の日」にオフィス公開してくれてた。
なんと入っていきなりのスペースに卓球台!すばらしい。
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ライブラリーコーナーもかっこいい。
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この日用か常設かわからなかったけど現在進行中のプロジェクトの掲示。
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図面や
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収まり、
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現場写真の掲示もあり興味深い。
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受付のカウンターや
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窓際のワークスペースも針葉樹合板というシンプルな素材なのにイチイチかっこいい。
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ベルリンにしては高めのビルの上層階。見渡す窓辺には
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大量のスタディー模型。
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ランドスケープごと検討する模型もあって楽しそう。
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模型製作コーナーや、
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対面式のワークデスクなど日本と同じような配置の部分もある。
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そして大量の図面にはたくさんの赤が入り、検討を重ねて設計が進む様子もうかがえる。


このほかにも、
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数名の設計事務所のオフィス公開や
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照明デザイン事務所の仕事解説にも行ってみた。
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よく行く画材屋さん近くの気になってたところが「伝統的な木構造建築」とプログラムに書いてたので行ってみると
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確かに木造軸組み構造だけど、、、、
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伝統的かはさておき、、、、
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緩い中庭に緩い憩いの場があって、
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塀なのか、アートなのか、わからないけど何かと興味を引くもろもろがあって、
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緩く作った展示パネルによると、どうやら環境共生型の参加型建築プロジェクトの様子。。。。。

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「Tag Der Architektur」
建築の日という企画に感心した。
ベルリン内の建築関係オフィスや現場が50か所近くエントリーし、だれでも参加できるとてもいい企画。
対象者は専門家ばかりではなく、一般市民に対しても気軽でとっつきやすい業界発信という側面もあるように思う。
そして建築に関心のある一般の人も多く、市民は自分の街にとても関心を持っているんだなと思った。
市民にとって思い入れのある建物はいくら個人の私有物であっても建て替え計画が市民の声で既存利用計画に変わることもあるというから、
いかに「建築は街のものでもある」ということか、この辺りは日本とずいぶん違うように思おう。

取りまとめる主催者はきっと大変だろうし、行ってみたら急に変更や中止といったプログラムもあったけど、
基本的には受け入れ側の各会社の皆さんはとてもフレンドリーで、心地よい建築イベントだと思った。
こんなの大阪にもあったらいいのになと思う。。。。


by morizo-archi | 2019-12-08 22:11 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築の日その2

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焼き板仕上げ。
とは、近づくまでわからなかった。
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なかなかかっこいい今どきな建物。某日「建築の日」の建築ツアーに参加した。
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一階はテナントスペースがまだ工事中の部分あるものの、共用スペース?には作品や商品が展示され使われ始めている。
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プロダクト製品よりも、
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展示台が気になったりして。。。。
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にわかに扱った参加者と主に階段で屋上へ。
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壁、床、階段、かなりプレキャストでなかなかスタイリッシュ。
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踊り場の向こうに小さな吹き抜けがあって大きなFIX窓。その外の水切りに鳩よけ?
壁が分厚いのか、梁型なのか、とにかく抱きがでっかい。なので鳩よけもこの様相。
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屋上は出来立てホヤホヤトいう感じで
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植栽もまだ初々しい。
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周りの建物も新しいものが多く、この界隈は現在絶賛開発中!新築建築ラッシュ。
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各階も見て回る。ラウンジや講義室。
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絵画用の教室もあって
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もうクラスは始まってる模様。
・・・・とこれが2019年6月の状況。

で、2019年12月にふたたびこの界隈に。
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植栽もだいぶ育って、一階にはおしゃれなカフェが出来ていた。
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にもかかわらず、やっと今外構工事。職人さんが全然足りてないらしくベル人中の工事現場はかなり遅れ気味。とよく聞くけど、ここもそうなのかな?
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それにしてもドイツのものの作り方はなんて頑強な・・・・。
これだけ風の抵抗が少なそうなフェンスでもこのピッチの控えとアンカー。すごい。
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カフェに入るとなかなかにぎわってって、界隈のビジネスマンやデザイナー的な感じの人たちがランチをサクッと済ませてる。
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窓際に座ると素敵な庭が眺められるのは、
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まもなくか。。。。

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カフェのトイレは共用で地下にある。階段はフェンスと同じデザインの黒いスチール縦格子。
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パブリックトイレを使わせていただくも、
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これはまだ施工途中かそれともデザインか???
ガンガン使われているものの、補修跡や
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妙な位置にあるバルブ?・・・カバー待ち?
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セパ穴のサイズや
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保温材の延長寸法などなかなかいろいろ観察できて私的には面白いけど、竣工検査はどんな感じで行われているのかな???

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向かいの建築もそろそろ大詰め?。
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軒天にせっせとプラステーを塗っている職人さん。仕上げの順番が日本とだいぶ違う気がして、、、、養生大変そう。
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ダニエル・リベスキンドの建築で有名なユダヤ博物館の向かい側。斬新な建物も多く建築ラッシュな界隈だ。


by morizo-archi | 2019-12-08 20:42 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築の日その1

「建築の日」というベルリン内の建築見学ができる2日間の企画があった。
よくわからないまま行ってみたら。
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結構人が来てた。
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なかなかストレートなデザインの集合住宅や
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アジアっぽい外観の集合住宅に紛れて、
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低層で、おとなしめのデザインで、でもなんかよさげな建築。
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集会所や保育所を兼ね備えた新築の施設。トレーニングジムコーナーや遊戯ツールも充実してて気持ちいい空間。
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一定のモジュールで構成されたユニット建築。
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プレキャストの様子が冊子に載ってた。かなり精度よく作られてる印象。
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家具は針葉樹合板の作り付けで
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チリの具合がデザインぽくなってってかわいい。
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窓に引き寄せられて近寄ってみると
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これまた合板がなんちゅー分厚さというディティール。
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コンクリートの抱き込みがプレキャストならではな感じ。
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とにかく頑丈そうなサイズ感。
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中庭につながるテラスには
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パレットチェアーにパレットテーブル。
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参加者の皆さんも思い思いに見学をしているけど、どうやら建築と関係ない一般市民も来ているようで
ベルリン人の街に対する関心の高さというか、受け入れ側の懐の深さというか、とにかく緩くいい見学会だった。

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コンセプトや計画解説などの展示もあるものの・・・・。早くドイツ語読めるようになりたいとしみじみ感じた。

by morizo-archi | 2019-12-07 08:52 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

デザインシェアオフィス

ゲズントブルンネンにあるデザインシェアオフィス。
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かっこよすぎてぞくっとする。
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出版に興味深々。和室のイベントと和室解説冊子の構想がむくむく膨らむ。いつか出版を夢見ていたけどドイツで挑戦するのもありかも。
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ティルマンさん曰く、今の日本の出版事情は世界的に異常らしい。時代が変わっても体制を変えれないでいる。まさに日本らしいよろしくない状態。日本で無理なら海外で!
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せっかくここまで来たんだからいっぺんチャレンジしてみようか?!

by morizo-archi | 2019-11-18 01:22 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

工芸美術館

Kunstgewerbe Museum

ドイツの現代工芸が見たくて来てみた。
間違えて行った隣の絵画美術館でだいぶ体力を消耗した後に来ただけあって4層じっくり見る時間も気力もなかったので、
中世のゾーンはさらりと流して、、、、、
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来ました現代。と思ったら現在ではなく近代。1900年頃のものまで。
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でも楽しい。
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生産絶頂期の弾けるデザインが満載。
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今でも使われつ続けてる名作もいっぱい生まれた。
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今見ても斬新なデザイン。ハニカムダンボール☆
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買い物カート!?
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流石ドイツ。
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これまたドイツっぽい。バウハウスっぽい。

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これはベルントさんが絶賛中の椅子か!?
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ロングセラー過ぎるこれ、これ。
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こんなのもあったと思いきや、
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無印!?2008年☆

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おなじみマイセンがありまして、

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このデジタルっぽい磁器の亀。
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なるほど、ほんとにデジタル。でも半分。
3Dプリンターで型を作った後は従来の手工業。
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こんな伝統的な釉薬から、
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ポップな色とデザインまで。
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中世のデザインも今見て素敵だし、
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新しいデザインに弾けた時代のも素敵。


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そしてアートとはまた違う積み重ねてきた技術の重みを感じる。
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今日の一押しドイツ。
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出ました。四角。
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部材がいちいちデカイ。
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天板5センチ。流石に練り付け。
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これまた現代っぽくて工芸らしい。練り付けがしたくてたまらなかったのかな?
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そして金物がいちいちドイツっぽい。ぶ厚い。

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中世のこんなイデタチの家具にして日本との共通点を見出してしまった。
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何10ヵ所にも仕掛けがあるカラクリ箪笥。開けても開けても隠れてる収納箱
工夫を凝らした和箪笥を思い出した。
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こんな技術を発揮する場は修復以外にないかもしれないけど、確かにあった木工技術。
機械化の良さもありがたいけど、この技術が消えるのも惜しい。



by morizo-archi | 2019-09-07 08:18 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

ベルリンのユニテ

ユニテ@Berlin
コルビュジェ。

今日は西ベルリン探訪。
昨日イタリア人設計士アロハンドロと再会。

建築の話をお互い母国語じゃないドイツ語で強引にして触発され、前から行きたかったユニテに行ってみた。

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流石の存在感。

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20年前フランスで見たのを思い出す。この廊下の天井の低さ。

簡素さ。維持メンテの行き届き加減。

この淡白なデザインに反して家の中はきっと各自の個性が溢れた空間を思い思いに作っているはず。と勝手に想像する。


決して贅沢じゃない60年以上前の集合住宅で、今も沢山の人が豊かに暮らしてる感じ。

住人の人たちはみな穏やかで、カメラを持った完全に部外者の私に、眺めを見るなら9階の廊下の突き当りを左に、とにっこり。

心が満たされている人の笑顔。

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その9階からの眺めが抜群。真下にはお金持ちそうな大きな家が森の中に点在してるよう。

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東にベルリンの中心部。結構遠いな。

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西にGrunewaldの森。これがあのGrunewaldか。でかいな。

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すぐ下にはオリンピックスタジアムが。知らなかった。



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戦後まもなくに計画され建てられた当時はきっと最新の建築だっただろうユニテ。

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軽やかなピロティ―とカラフルな外壁がなるほどコルビュジェ。

でも一番感心するのはこの行き届いた維持管理。庭から駐車場からホールから何から何まできれいに保たれている。ほんとにベルリン?って思うほど。

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建設当初のコルビュジェの思いはしっかりと住み手に伝わり継承されているのがすごい。
管理組合がしっかりしているのか、財団のおかげか、少人数の建築ツアーは常時申込めるようで、住人側の受け入れ態勢も出来上がってるのかもしれない。
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ホールには建築当時の資料や写真が展示されてる。

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住戸の空きも少なそうで。

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住戸名板がこれまたかっこいい。

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きっと住んでいる人は自分の住まいを誇りに思えるはず。すばらしい。



by morizo-archi | 2019-08-13 08:44 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

王立図書館の静かな豊かさ

デンマーク王立図書館
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前回来た時は川の向こうから眺めただけだった。
このいかつい外観に反して内部は豊かな静けさが漂う。
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もうカメラの垂直水平をどこに合していいのかわからない。
タテもヨコも斜めってる。
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2か月前に来た時にまだ開通してなかった流線形の自転車専用道に往来が見える。
デンマークは仕事が早い。

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図書館の外では公共の?ビートチェア?でまったりしてる市民?
ゆっくり時間が流れてる。
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斜めってる新館と真っすぐ動じない旧館が道路をまたいでドッキングしている。

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その通路がたまらない。
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この光の感じ。たまらない。
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こんな奥まで観光客でも入れてくれる寛大さ。


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裏手も抜け目なくかっこいい。
廊下や階段のPCコンクリート精度が良すぎてたまらない。
硝子外壁の寒さに備るヒーター迄かっこよくてたまらない。
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一番ぐっと来たのは、
公共のスペースでも、シミになってでも、本物の革を使っちゃうところ。
が、たまらなくかっこいいと思った。

by morizo-archi | 2019-07-19 22:46 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

デンマーク建築センターの展示に目が○

Dansk Arkitektur Center

2度目のデンマークでまたまた刺激を受ける。
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 世界中で計画や建築中のプロジェクトの展示が圧巻。
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模型の作り込みはもちろんすごいけど、計画の経過を垣間見れる検討量。
模型の表現や展示の仕方も、何よりデザインの発想が凄い。
ホントにできるの?SFさながらの未来的なものも沢山。
これはデンマーク人の建築によるものなのか?デンマークの設計事務所のしごとを集めたものなのか?
テキストは読めないけど、お持ち帰り自由の立派な計画概要シートも流石。
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川沿いにはデンマークと言えば家具ということで有名なイスでくつろげるスペースも。
心の広さをまたまた感じるデンマーク。
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ゆとりある空間構成とロケーション。
昨年出来たての建築専門センターが街の中心部にこのサイズであるのもすごい。
きっとこれからもどんどん面白い展示やプログラムが行われるはず。

デンマーク人のセンスの良さは身近にいいデザインやいい空間が溢れてるから
そこで育ったらみんなセンスが良くなってしまうしか仕方がないということかな?
これから建築を学ぶならデンマークがいいと思う。
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by morizo-archi | 2019-07-19 20:28 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

ベルリン探検01

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観光地より住宅地の方が楽しくて普段なかなか足が向かないけど、
わざわざ遠くから見に来る人が沢山いるだけあって観光地にはもちろん魅力がいっぱい。
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長屋の冠木門のような入口から入ったら外の雑踏から一変。
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奥へ奥へと展開する緑たっぷりの中庭に面した素敵なショップ。
質のいいものが集まるモールのよう。
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オーダーが出来そうな本気ベルト専門店の工房&ショップ。
オーガニックムード満載の竹とフェルトのセレクトショップ。
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おしゃれな美容室やオーダーメードの靴やさん、
歴史ある高級時計店に、カフェやギャラリーもある。


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少し歩くと解体現場?
いつも工事現場が気になって仕方がないけど、解体現場も漏れなく気になる。
ベルリンど真ん中の位置にしてこのサイズの解体。
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しかも建物はかなり古そう。
きっと調べたら何か歴史があると思うけど。
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観光客も行き交う結構な通りに大きくはみ出す仮囲い。
日本なら占有許可こんなに取れないんじゃないかというほど道路を占有してる。
ニコに聞いたら昔この建物の中で働いていたことがあったって。
当時は映画館やバーやクラブがあってすごく面白いところだったみたい。
もともとは博物館?病院?って言ったっけ?
所有者は潰して新築で建てたかったみたいだけど市民の反対があって
結局は一部外観を残して後側に立てる感じ。工事が難航するバージョン。
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中を覗くと大きな基礎工事がされている。まだまだかかりそうなだ。
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すでに工事は数年前から始まってるらしいけど、この一等地にしてこのゆっくり感。
職人不足のせいか、計画が上手く進んでないせいか、日本の首都だときっとあり得ないスローペース。
それもまたベルリンの現実。
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ミッテの真ん中でも堂々タワークレーン。これこそベルリンの景色と思えてくる。

もう少しぶらぶら。
渡欧1年前の下見でベルリンに来た時にグッチに連れて来てもらったおしゃれゾーンをうろつく。
覚えるあるところ、無いところ、観光地になってるところ、ひっそりしたところ、いずれも面白い。
今日はお目当てのギャラリーが見つけれなかったけど、この界隈また来よう。

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そして結構遠くからでもてっぺんがキラキラ主張してくる光る玉ねぎ。次はあそこに行ってみよう。

by morizo-archi | 2019-05-20 16:39 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

日独「木材産業・木造建築」シンポジウム04

【日本の木材サプライチェーンにおける付加価値の創出のためのデジタル化】
(農林水産省 木材産業課木材製品技術室)
木材産業の建築部門の大半が低層住宅用材。内4割が軸組み工法、1~2割が2×4、残りがその他。
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この資料を見るといかにその割合が大きいかがわかる。
これは2017年のデータ。現在55万戸の新築低層住宅は今後着工棟数が減ることから、
非木造だった高層建物や非住宅建築をいかに木造化できるかが需要をキープする要になるとのこと。
戦争と戦後復興で枯渇した木材は1955年から木材輸入の自由化が始まり自給率は2002年に最低の18%にまで下がった。
その後合板需要増と共に国産材が少し伸び、近年バイオマス活用により36%にまで回復。
と言ってもまだ36%。
1975年以降、製品市場が出来て流通が多岐にわたり始める。
30年前まではプレカットがまだ10%程度だったけど今では90%がプレカット。
現在このプレカットメーカーが独立しかつての材木商の役割を担っている。
大手プレメーカーでは膨大なデータが蓄積されているため、これを山にフィードバックすることで
需要と供給のバランスが良くなる。まだまだ未開発のデーターのシステム化、デジタル化による生産効率の向上が期待される。

【ディスカッション】
ドイツでは2015年の難民問題と地球温暖化対策が重なり住宅供給に木材を使う動きが盛んになっている。
いずれの都市でも人口増の傾向にありNRW州も増えている。森林資源が豊富なため300万㎥のストックがあり供給可能。
しかしこれまで会社や人材のプラットホームがなく横のつながりが少なかった。
2012にスタートした木材センターは木材関連の異業種が1つのテーブルで話す機会を作った。
というロスマン教授の説明を聞きながら日本にはこんな場所があるかな?とふと思った。

日本が木造化を進めるきっかけは?という質問に、パリ協定の影響が大きいと林野庁の方が答えられた。
これによりやっと前向きに大規模建築や公共建築の木造化が進み始めたらしい。
この手の協定は外交のお付き合いと思いきや、木材業界にとっては案外救世主だったんだと感心。
環境省や経産省の管轄がそれぞれあるようで政策は経産省が作ったとのこと。ドイツの環境省の方は興味津々に聞いている。

ドイツ側から森林管理の管轄の質問もあった。
日本は全森林の3割が国有林。5割が民間林。残りが行政。
民間林の割合が多く、しかも10ha以下の森林所有者が90%も!このため政策の実行が難しい。

木材自給率の目標を聞かれ、現在3割のところ5割を目指す。と林野庁の方が答えた。
意外な回答だった。理由は木材利用の5割が製紙材とのことで、これを国産材で賄うのは無理があるといったような内容だった。
海外では林業と製紙業はだいたいセットで成り立ってると聞いたことがあるけど、日本ではなぜそうならないのか不思議。
何か外交的な制約でもあるのかな?

日本側からドイツへ今後の育林樹種のバランスの質問。
現在針葉樹は十分ストックがあり問題はないが温暖化に耐えられる樹種や広葉樹を増やし針葉樹率40%を目指すらしい。
単一樹種にしないことで気候変動や害虫発生時でも森林が全滅しない森を作るとのこと。
長野で15年ほど前に複層林を試みて失敗だったという事例をみたことがある。あれはきっと施業のしにくさだけを取り上げて失敗と諦めたんだな思った。
日本でも自然に近づける森づくりの動きがあるけど、視点によっては難しさも多いと思う。
それを踏まえた上で50年後100年後のための森林整備の在り方が今問われている。

温暖化に対する林業の質問に日本ではまだ対応樹種の選定は検討中らしい。
ドイツでは森林をどう維持するかは国のテーマであり、政治のテーマだそうで、この辺りは大きな差を感じる。
木材センターの運営に補助金はなく資金難とのこと。近隣諸国では国の支援は一般的のようだけど、ドイツは木材産業に対して予算がつかないらしい。
計画林業のコンサルタントやデーター提供などの事業で運営を維持している。素晴らしい。

鋭いディスカッションで両国の様々な事情が見えた気がする。




by morizo-archi | 2019-05-16 22:40 | 欧州デザインレポート(日本比較含む) | Comments(0)

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