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2016年 10月 09日 ( 1 )

■今日の家づくり_06

今回の「今日の家づくり」は、照明です。
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住宅設計をしていて照明計画は難しいなーと常々感じます。そして、昨今は特に悩ましいな~ぁと。
近頃はLED様様ですが、少し前までは蛍光灯、白熱灯(昔ながらの電球)が主流でした。技術開発が進み、省エネが求められる時代になり、照明器具は急速にLED化されました。器具の値段も割高感がすっかりなくなり、もはやLED器具以外の選択肢がぐんと減っています。消費電力は白熱灯の1/10、発熱量も格段に抑えられ、光の色のバリエーションは他の光源と比較になりません。

出始めの頃はLEDで作る電球色と、昔ながらの電球の電球色は、温かみというか、雰囲気というか、何か違うね、、、やっぱり本物の電球にはかなわないね。なんて言ってましたが、すっかりそんなこともいえなくなってきました。そもそも本物ってなんですか?という話もありますが、とにかく目覚ましい発展と進化を遂げています。


古いものがいいと決めつける必要はなく、時代に合ったいいものを取り入れて暮らしや世の中を良くすることには賛成です。が、少し悩ましさも残るのです。。。

例えば、天井をすっきり納める為にダウンライトの提案をよくします。そう、それです。天井に埋め込まれた丸い穴の器具です。蛍光灯タイプのものもまだありますが大半がLEDに変わっています。そして電球が器具と一体になっていています。これが結構お安いのですが電球が切れると器具ごと取り替えないといけません。その都度、電気屋さんも登場です。(※電球取替え可能タイプもありますが少しお高めです)

えええ、、、そのたびに電気屋さん!?大変~。と思いますよね。でも、ご安心ください。電球の寿命目安が2~6万時間程度なのです。例えば4万時間ですと、1日10時間点灯して10年以上持つ計算になります。そうか、、、それならいいか。と思えるかどうかは人それぞれですが、メーカーさん曰く、寿命が来たらぷちっと電球が切れるわけではなく、明るさが少しずつ低下していく目安時期なんです。なにより、電球が寿命の頃には器具の寿命の頃でもありますからそれを機に取り替えてください。というスタンスなのです。

・・・・・う――――ん?何時しかの洗濯機の話を思い出します。寿命、短くないですか?だから低コストに設定しているのですか?
形あるものいつか壊れる。もちろんです。しかし、、、、。備品取り換えや修理できる長持ち商品を開発することも立派な省エネだと思うのです。でも、いろいろな事情でこの器具をありがたく選ぶこともありますし、うちの居間なんて夏祭で貸し出した電球が返ってこず、とりあえず300円で買った白熱灯が片方に未だに入ったまんまです。諸事情いろいろあります。

いずれにしても、今後もめまぐるしく変わるであろう暮らしの中のエネルギーについては、国の政策や世の中的に実質拒否権がないことも多く、否が応でも勉強し続けないといけません。今日は、電気の傘にびっくりするほど積もったほこりを拭きながらそんなことを考えました。
■今日の家づくり_06_a0355629_11163827.jpg
お揃いの傘に20Wの白熱灯と40W相当で4.5W消費のLEDが仲良く並んでします。写真ではわかりにくいですが結構違います。これ、どうしようかなー。もう見慣れてきたなー。でも変えないとなー・・・・。これも立派な家づくり?

12月には器と雑貨の”さいえ”さんと、建築設計室Morizo-とで、「器×家」をテーマにしたコラボ展を予定しています。

それまでの間、2人が思う「今日の家づくり」をぼちぼち配信していきます☆

さいえ http://cayest.net/

Morizo-http://morizo-archi.com/

#今日の家づくり


by morizo-archi | 2016-10-09 12:21 | 今日の家づくり | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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