歴史が凝縮して残る街Görlitz
2023年 10月 15日

ベーカーリーとキヨスクと花屋さん、古本屋さんがある小さな駅。

営業中だけ構内の端にはみ出す売り場の本ケースがまたいい感じ。


映画の舞台によく使われるほど丸ごと映画村の様な街並み。

至近距離に教会や塔が乱立。

しかもスケールアウトしてるようなサイズ感。
塔の足もとの人間が胡麻みたい。

歴史あるこのエリアはプロイセン時代から発展してたらしく、いろんな修羅場を経て、使われ、改修され、残されてきた。

曲がった道や緩やかな坂がある歩いて楽しい街かもしれない。
次はもっとあちこちをゆっくり見たいと思う。


主祭壇の十字架バックパネルが駅と似た色使い。
ほかの教会でもこのテイストのデザインを見たけど、
この時代に流行ってたのかな?地域的な特徴かな?

刻々と変わるステンドグラスからの光と窓のデザインに見入ってしまう。

木のドアも、細部のおさまりもいい仕事。

石の彫刻や左官仕事も見事でほれぼれする。

かっこいいデザインの中に思わず吹き出してしまうえらいかわいらしいモチーフ。
これが一番ぐっと来たかも。

聖ペテロ・パウロ教会。
長さ72m、幅39m、身廊中央の高さ24m。
Görlitz最大どころか、ドイツ東部で最大かつ最も重要なホール教会らしい。

1230年の創建以来、破壊・損傷の度に何回も何回も、何回も何回も改修・補修して使われ続けてる。
約800年間。ほんとにすごいな~と思う。今も側面口?の外側を改修中。

空間が荘厳すぎて緊張感。そーっと歩くしかない。
大空間のいたるところに豪華な装飾。
列柱の石目地がライトグレーと控えめなコントラストでかっこいい。

パイプオルガンの装飾が華麗で穏やかで♡
列柱や天井の直線や曲線と馴染むのは植物をモチーフにしたデザインのせいかな?




これ、難儀したんやろなー。と階段の裏側の写真を撮りまくる私を見てる用務員さんの目が不思議そう。
これだけの建築、それぞれの時代の大改修にはすごい人の指揮とお金と求心力があったはず。
そこにはものすごい数の職人さんがかかわって、ものすごい労力と技術が使われたはず。
最近どんな凄い建築を見ても、携わった職人さんに思いをはせるのが癖になってきた。。。。

謝る部屋も超ゴージャス。全部打ち明けてしまえそう。





ゲル リッツについてちょっと調べると。。。
11世紀にスラブ人によって建設され東西ヨーロッパ間の交易拠点として栄えた。
鉱業や衣服関連産業が盛んとなり近代以降は機械や鉄道車両製造でも知られるようになる。
とある。
立地的に戦時中はナチスの渦に完全に巻き込まれ大変な時代を迎える。
戦後は主要都市の一つとして栄えた時代や、学校や学生の活動が活発で元気な時期もあったけど、昨今では人口減少が進んで元気がないという声もある。
元気がないのはゲルリッツに限らず、世界のあっちこっちで不況や戦争やいろんな問題があって、ここが特別になわけじゃないし。。。
ウワラウプシーズンが終わったとはいえ、確かにちょっともの悲し気な人通りの少なさ感もあるけど、、、、
それでも今も素敵な街♪
ドイツが誇る古都Görlitz☆
クオリティーの高い町並み保存率は最強かもしれない。
私はこの町の名前を知らなかったけどドイツ人ならだれでも知ってる有名地。
映画好きにはグランド・ブダペスト・ホテルのロケ地としても名が知れてるとか。

まだまだ知らないドイツ。歴史や文化も掘れば掘るほど面白そう。
また行ってみたい街がまた一つ増えた♬
by morizo-archi
| 2023-10-15 23:00
| 欧州チャレンジ2023
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