表具の世界7 襖貼り
2022年 11月 01日
今度は、表具師中野お兄ちゃんの工房にて襖貼りを習う。
ほんとに忙しい職人さんを捕まえて、ほんとにお世話になります。
わがままを言いますが、何卒よろしくお願いいたします!!!
なぜなら、、、福井の柳瀬和紙さんから超高級な和紙が届いてしまったから!
そしてこれをドイツで誰が貼るのか!?
まだ、生まれたてのUTSUWAプロジェクトにはもったいなすぎるスーパー伝統工芸品です!!どうしよう!!!


手すき和紙は見えない手間が沢山かかっているほんとに大変なお仕事なんです。
この日は工房にあった古い戸襖に手漉き和紙の端材を使わしてもらって練習。
いつも通りす~っと始まる師匠の講座。まず測る。


貼るのは最下段から。重ねた紙の小口に誇りがたまらないように。って、、、、、気い使い過ぎ~。でもそれが日本の心~。

カッターの刃はケチらずにぽきぽきおらないと、、、、 こうなる。 糊で濡れた和紙は切れにくく、よれやすい、、、、




重ね代を同じ幅で。どうせ隠れると思いきやこの重なりが最終的にデザインとしての見せ場?にもなるから、適当やあかん。





障子と同じく、さっさと作業しないと糊が乾く。焦って作業するとこんなことに、、、、
速さと丁寧さを両立させるのが何よりも難しい~っと感じる。

メッソで貼るとどんどん歪んでくる。毎回測って、印をつけて。

墨からずれてきたから微調整してはろうとする私にお兄ちゃんは、あくまでも墨合わせて貼らないと仕上がった時にいがんでるのがわかるよ。と。。。
・・・・やっぱりそうですか。
イチイチ測って、イチイチ印をつけて、これがササっと出来るようになるには何年かかるんやろ?


戸襖は端を丁寧に竹べらで押さえて。しかもさっさと。

空気を抜くように乾いた刷毛で張り込む。ここで手が糊で濡れてたら紙を汚してアウト。
机も手糊がつくのを最小限に、かつ常に拭く、拭く、拭く。しかもさっさと。

端材の都合で最後は千鳥にならなかったけど、確かに重ね代はうっすら見える。
白の無地でもこれはしっかり見えるはず。一発勝負で貼れるかな?緊張しかない。。。

和紙の貼り方で部屋のイメージはがらりと変わる。襖のデザインだけに終始せず部屋全体とのバランスや、その襖の持つデザイン的な意味をよく考えて、、、
それにしてもいろんな貼り方がある楽しい襖。
モダン和室 襖(ふすま)・障子の施工実例(紙戸屋・中野表具店)
by morizo-archi
| 2022-11-01 21:27
| 職人さんMeets
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