日常が戻った途端、年末。
2021年 12月 30日
床の間に鏡餅
珍しくパックのセットじゃなく商店街で一個ずつ買ってみる。
年末年始の食材もなるべく個人商店で。
顔を知ってる人から買うとなんとなく有り難さが増す。
良いお年を~って言いあえるのも嬉しい。
年末だし一年を振り返ってみる。
去年の年末に帰国して丸一年。あっという間の一年だった。
2年のブランクがあったにもかかわらず帰国直後から古い木造建築の大改修に携わらせてもらうことが出来てうれしい。
しかも最も興味深い仕事内容。
木の特性が活かせる限界耐力計算を使った耐震補強。
100年前200年前の手仕事を見ることができて、また現代の職人さんの手仕事が活かせる仕事。
いろんなことを再発見したり再認識したり、いろんなことを考えさせてくれる現場。
工事を進めながらクライアントの会社さんとの打ち合わせや現場調整はなかなかスリリングでタイムリーな判断が必要。
工事を進めながらクライアントの会社さんとの打ち合わせや現場調整はなかなかスリリングでタイムリーな判断が必要。
ずっと積み重ねてきた勉強と経験を一旦外から見て戻ってきたこのタイミングでこの仕事に携われて本当に有り難い。
来年夏の落成式までまだまだいい経験ができそうで楽しみ。
今年は夏と冬にドイツに2回行った。
コロナの状況や各国の体制の違いに翻弄されながら、なんとか目的を達成できたことはラッキーだった。
エネルギーを倍使った気もするけど有言実行できたのは良かったと思う。
展覧会はコラボしたことで色々勉強になった。何より現地の人とのジョイントでいろんなことを助けてもらって実施できた。
協働したことで生まれた縁やネットワークも出来た。
やっぱり地道にアクションをすることでしか築けないことってあると思う。おかげで次の野望も生まれてしまった。
UTSUWAプロジェトの実行委員会を立ち上げた。
日独をつなぐことで新しいステップに進もうという試みは想像以上に大変。
言語や時差以上に文化というか感覚というか、、、
その違いを含めての多国籍チームづくりは、そういったことに慣れてない人が殆どな故の伝達やら調整やらが思いの外大変で。
反面、刺激や楽しみも多かった。
それにしても疲れた。全メンバーを把握してるのは自分だけだったこともあって、キャスティングや連絡対応にエネルギーを使いまくった。ハイブリッドフォーラムが終わるまでプレッシャーでプレッシャーで。国を跨いだ中継がこんなに大変だと知ってたらきっとやってなかったと思うほど神経を使った。
他にもしたい事はあったけど、来年に繰越。
ともあれ無事一年の終わりを迎えることができてよかったよかった。
来年も頑張ろうと思う2021年大晦日。
by morizo-archi
| 2021-12-30 09:41
| Morizo-
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