2年と2か月の欧州チャレンジ、残すところ1週間。
最後の最後に少しずつ小さな成果を感じ始めてる。
そしてそわそわ、わなわなしてる。
「あっ」という間だった1年目。
友達が1人と紹介してもらった会社が1つあっただけ。
コネクションも言葉もお金もなかったけど、なんの予定も仕事も約束もなかったけど、
来てみんと何が出来るかもわからんからとりあえず来てみた。
何にも知らないまま来て、知るべきことが多すぎることが分かった。
予定してなかった2年目も相変わらずすったもんだ。コトはなかなか進まん。
挑戦とか言って自分なりにアクションをした。
けど、やっぱりなんも出来へんかった。
頑張っても頑張り方が間違えてるせいか、壁に当たるばっかりで一向に進まん。
誰にも頼まれてないことに勝手に挑戦して、プレッシャー感じてへこんだ時期もあった。
諦めて開き直った矢先にコロナ。。。。
逆に焦らず地道にやり続ける以外に出来ることないと思えた。
それで無理やったらもーしゃーない。とにかく帰るまではやり続けようと思った。
そして6月。ロックダウン明けに少し進展があった。
めちゃ嬉しかった。仲間が出来た。言葉が通じんくてもそう思えた。
でもいつ消えてもおかしくない泡みたいなふわっとした感じで、ずっとどうなるかわからんかった。
大切に、慎重に、とにかくできることを出来る範囲でやった。ら、切望してたUTSUWAがホンマにできた。
これは奇跡かなんかの間違いか。
なんぼ頑張っても出来ないことっていっぱいある。
でも頑張ってたらたまーに奇跡が起きる。そんな気がする。
思えば知らん土地で言葉が通じへんにしてはいろんな経験ができた。
ここに来んかったら絶対知り合わんかったいろんな国の人と友達になった。
これが私の人生の何よりもの財産。
2年もかけて何かすごいことをしたわけじゃないけど、
とにかく楽しいこと嬉しいこと幸せな気持ちをいっぱい味わえた。
それに意味があるかどうかは知らんけどホンマに来てよかった。
帰国2か月前にしてにまたしてもロックダウン。
次に繋げるアクションをして帰ろうと思ってたのに。
状況を待って、タイミングを計って、と待ってたけど良くなるどころか益々規制が厳しくなる。
最後の一週間は最強ロックダウンになることが決定。近くに居てもみんなではなかなか会えない。
カフェもレストランも閉まってて、Berlinの寒空の下ビールを飲むのは厳しい、、、、
何人かのタイミングの会う友達が家に招いてくれて個別に手料理でひと時を過ごせたのはある意味よかったことかも。
そう、もう十分、2年間分の奇跡を味わったはず。
残りの時間も出来ることをを出来る分だけしたらそれでいいと思える。
焦りはないし、この状況を誰もどーすることも出来へんからあきらめるしかない。
けど、ただなんかめちゃ心臓が苦しい。
こんなにドイツを離れるのがつらくなるとは思ってなかった。
何かに集中してな、帰ることを考えてしまって息がしにくくなる。
やり残したことはもちろんいっぱいあるし、それを淡々とやっていこうと思うのに、苦しくて淡々と出来へん。
そこに新しいプロジェクトの話が浮上したり、UTSUWAのコラボの誘いが来たり、蒔いた種が早くも芽吹き始めたり、、、
そわそわとわなわなが合体してなんかわからんまま日が過ぎていく、、、、
とにかく息苦しいさが思いのほかしんどいやん。。。。
なんかもう何していいか分からん。。。。