改めてホームセンター。
2020年 07月 11日
UTSUWAプロジェクト@ドイツ版の仕口を考えるにあたり、ドイツの木材品質調査。
サイズを決めて具体的に材を探すのは初めて。でた!濁点だらけのザ・ドイツ語。はい、まっすぐね。 奥も広っろ!この中からどーやって探そうか、、、、? トラックごと入れる製品売り場が幾筋もあるし。 真ん中らへんにお店のスタッフらしき人発見。 とりあえず、聞いてみる。90x90の木ってどこですか? 製品情報をパソコンで調べて案内までしてるれた。土曜日なのに人が少なくて親切な対応、ありがたや。
奥の、 奥の、 奥に、 95x95の材あり。 Fichte=スプルース(マツ科トウヒ属?) これか。えらい白いな、、、。 製品に結構ばらつきがある感じ。節や少々割れもあり、結構大きめの面取もされちゃってる。 節無しありますかって聞いてみたら、ないよ。って。 この店では樹種とサイズのみで価格が決まってて、グレードによる種別はない模様。
他の樹種はないの?と聞いてみる。 ちょっとサイズが変わるけど。と、違う売り場に案内してくれた。
ベイマツ:100×100×2,500≒¥3,700円/本 思ってたより安い。 げど、まーまーいっぱい節あるし、まーまー目が粗い。これでUTSUWAの仕口作れるかな?
しかも幅、厚み長さ共まーまー細かい集成。しかもまーるい面取済み。 しかもフィンガージョイントもところどころあり。
50×50もまーまー細かい集成。しかもまーるい面取済み。 んんんーーーー。集成加減がいややな、、、、。 その前にやっぱり硬すぎて素人では仕上げるの難しいかな、、、、。 新設にも単価表の印刷までしてくれてありがたや。 どんなサイズで売られてるのかよくわかる。
他の材も物色。 基本店内の製品は仕上がっててそのまま使うもの。 カラマツ集成:120×120×3,000≒¥15,000/本 無垢ならありやけど、、、、、。 主要な在庫あり角材は以上、、、、。 ついでに板材調査。 賀来さんの「つくれる家具」用に? 125×19×2,100≒¥1,200/本 高いな。分厚いし。あかんかな。 technって何かな? getrocknet egalって直訳したら、「乾いた+どうでもいい」 乾いてないで。生やで。ってことかな? しかもSchalungって型枠用ってことかな? イメージ的には使えるな。 出ましたこれぞBerliner Holz。ベルリンらしいクオリティー。 マツ集成:35×35×3,000≒¥1,000/本 集成材にしてこの割れって、、、、。 十分に吟味する必要あり。 仕上げ面こっち向いてるの発見。しかし衝撃的なヤニ。この薄さからこの量。これこのまま陳列してて大丈夫なんかな?
本日の材木調査は以上。
いろんなサイズ、いろんな樹種のフローリング。 ツキ板の厚みもざまざま。こんなに種類があってどのくらい売れてるのかな? なんせ、重い、でかい買い物も平気で買って行くDIYの方たち。 主動リフトがあちこちにスタンバイ。 工具もめちゃめちゃいろんな種類、売ってる売ってる。
押切の種類も、あるある。 こんな立派なものが¥38,000って、なんかの間違い? 店の奥には大判板のカットをしてくれる工房が併設されてこれは便利。
他にもボード、断熱材、煉瓦、石、タイル、建具枠、照明器具から塗料まで、広大な敷地内に分散して鬼のような品ぞろえ。 この日はたまたまかお客さんが少なすぎて、よその会社の経営の余計な心配をしてしまう。
この店のロゴが入ったトラックが敷地のあちこちに止まってる。 一般顧客はおまけで、メインはお届けする取引先ってことかな? それにしてもことごとくベンツ。 この3台の後姿の多様なこと。 ベンツってこんな車も作ってるんだ、、、、。
本日の調査でわかったことは、ホームセンター以外の木を探してみよう。という気持ちになったということ。 南ドイツにめちゃめちゃ品質のいい製材所さんあったけど、最小ロット4㎥って言ってたから、さすがに無理。 エドワルドがどっかいいとこ知ってたらいいけど、、、、。
職人さんもスポンサーも見つかってない中で、強引に実物大和室を発表する場合、
UTSUWAメンバーの熱血建築家イタリア人&スペイン人ペアで自力制作する可能性がある。ことを踏まえて、材調査。
器Japanは吉野桧無垢上小芯去り60mm角でシュッとしてた。
でも今回はクオリティーの高くない材になる可能性大。
さて、どのくらいの品質なのか?
まずは、ホームセンター調査に行ってみた。
事務所の向かいのホームセンターには何度か行ったことがあったけど、品質については漠然と見てたかも。
今回は木材の取り扱い多めのHolz Posslingへ。駐車場広っ!
幾つか建てもんがあるけどどこに行っていいのか、、、、?
駐車ゲートのおっちゃんに聞くと、「ゲガーデアウス!」
製品として仕上がってるとのこと。しっかりラッピングされてる。
スプルース:95×95×2,400≒¥2,300/本
思ってたより安い。
マツ?って聞いたら、違うって。でもこれめちゃ米松っぽい。
辞書で調べてもわからん。。。
konstruktionsvollholzって構造用材ってこと?
Douglasieってググったらダグラスファー、って米松やん。な?
ベイマツってググってみたら、
って、、、、結局、マツなん? いまさら聞けない木の種類。。。。
他にないの?もっと違う樹種。って聞いてみたら取り寄せになる。納期もまちまち。って、、、。
Holz Posslingって名前の店やのに木が2種類って、、、?おかしない?
ほんまに?硬い木ないの?例えばナラみたいな。
あるよ。店内に。サイズが小さいけど。ってあるんかい!
でもほんまに小さかった。
ブナ集成:70×70×2,500≒¥14,300/本
まーまー高いな、、、。
ナラ集成:70×70×2,500≒¥20,000/本
結構高いな、、、。
長さをカットするサービスもあって、皆さんざっくりざいずここで切ってもらって自分で車に積んで帰る模様。
Rauspundってなんやろ?わからん。
ググったら「出て行け」・・・。
getrocknet / gehobelt 「乾いた/ 鉋をかける」
乾燥超仕上げってことかな?全然仕上がってないけど裏返してるだけかな?
??:121×18.5×2,700≒¥340/枚(≒¥2,000/㎡)安い。
バラ板的なこの木、樹種何かな?
せっかくなので、店内をうろうろ。
店が広すぎます。
棚板や
模型材料や
巾木までバリエーションたっぷり。
これすごい。しらんかった。配線ダクト兼用巾木。
さすがドイツ!合理的☆
by morizo-archi
| 2020-07-11 22:38
| UTSUWA2.0 Archiv
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