キノコ仕上げの提案が楽しみ。
2020年 06月 30日
Cunのポートフォリオには植物が沢山登場する建築デザインがあった。
それに興味を持った私は彼を丁寧にナンパした。
言葉は通じないかもしれないけど会いませんか?と。

2回目のミーティング後、物静かなCunから自然素材の情報リンクが沢山届いた。
菌やキノコや海藻を使ったランプや椅子の座面。
果てには微細藻類のデジタル培養という資材迄。
アートや実験の域を出ないものもある中、確実に実用的な建築や家具の素材として扱い始めているきらいがある。
UTSUWAプロジェクトはアートか商業か。そんな議論がこの前あったけど、私の中では「アートではない」という見解。実用可能なプロジェクトだと思ってる。
だから、菌やキノコは果たして建築になり得るのか?と思ってたけど、全ての提案を受け入れてみようと決めてから、こんなにもしゅーっと情報が入ってきて楽しめるようになってきた。
前例がないから。とか、植物の形が自由に変わったら困る。とか、とか、とか。
そこで思考が止まらないように、もっと頭を柔軟に。
考えてみれば、木の家なんて、切ってからもある意味動き続ける超自然素材。
樹から木になっても縮んで、曲がって、割れて、動いちゃう。私たちはそれを承知で躯体につかってきたんだ。
和紙や畳もそもそもしかり。本来は全てが植物だったんだ。伸びるし縮むし破けるし。
植物の間は自己補習力?治癒力?があるけど、素材になってからはそれがなくなるから人がそれを補う。
そうやってずっと共存してきたんだ。
植物から材料になる過程で活躍する原料すら植物だった。
和紙漉きのネリなんて超重要材だけど、和紙が出来たときにはその姿は消える植物。
誰が発見したのかある植物の根っこのちょうどいい活躍の仕方。
無機質な素材の発明もメリットは沢山あったし、それゆえ爆発的に浸透した。
今となってはなんだか天然素材が特別視されつつあるけど、二週目に入ってしまえばこれがまた主流になるのかもしれない。
でも、一週目と全く一緒にはならずちょっとなんかあれする感じで。。。。
自然と共同で作り続けれる植物をもっと積極的に使うことが近い将来もっと一般的になるような気がしてきた。
断熱材はグラスウールから羊毛や海藻に、躯体はコンクリートや鉄骨から木に。
ビーバーみたいに手近な小枝で家づくりをする感覚、なんかいいと思う。
Cunのキノコ提案をかなり楽しみにしてる。
by morizo-archi
| 2020-06-30 05:23
| UTSUWA2.0 Archiv
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