
大きな組織設計事務所も「建築の日」にオフィス公開してくれてた。
なんと入っていきなりのスペースに卓球台!すばらしい。

ライブラリーコーナーもかっこいい。

この日用か常設かわからなかったけど現在進行中のプロジェクトの掲示。

受付のカウンターや

窓際のワークスペースも針葉樹合板というシンプルな素材なのにイチイチかっこいい。

ベルリンにしては高めのビルの上層階。見渡す窓辺には

大量のスタディー模型。

ランドスケープごと検討する模型もあって楽しそう。

模型製作コーナーや、

対面式のワークデスクなど日本と同じような配置の部分もある。

そして大量の図面にはたくさんの赤が入り、検討を重ねて設計が進む様子もうかがえる。
このほかにも、

数名の設計事務所のオフィス公開や

照明デザイン事務所の仕事解説にも行ってみた。

よく行く画材屋さん近くの気になってたところが「伝統的な木構造建築」とプログラムに書いてたので行ってみると

確かに木造軸組み構造だけど、、、、

伝統的かはさておき、、、、

緩い中庭に緩い憩いの場があって、

塀なのか、アートなのか、わからないけど何かと興味を引くもろもろがあって、

緩く作った展示パネルによると、どうやら環境共生型の参加型建築プロジェクトの様子。。。。。

「Tag Der Architektur」
建築の日という企画に感心した。
ベルリン内の建築関係オフィスや現場が50か所近くエントリーし、だれでも参加できるとてもいい企画。
対象者は専門家ばかりではなく、一般市民に対しても気軽でとっつきやすい業界発信という側面もあるように思う。
そして建築に関心のある一般の人も多く、市民は自分の街にとても関心を持っているんだなと思った。
市民にとって思い入れのある建物はいくら個人の私有物であっても建て替え計画が市民の声で既存利用計画に変わることもあるというから、
いかに「建築は街のものでもある」ということか、この辺りは日本とずいぶん違うように思おう。
取りまとめる主催者はきっと大変だろうし、行ってみたら急に変更や中止といったプログラムもあったけど、
基本的には受け入れ側の各会社の皆さんはとてもフレンドリーで、心地よい建築イベントだと思った。
こんなの大阪にもあったらいいのになと思う。。。。