今日はすごく嬉しいことがあった。
いつものように工房に行くと、ニルスが加工場から事務所に来て「fuer dich」と何やら私に。
袋の中には手編みのSockenが♡
工房の仕事や職人さんの働く姿がかっこよくってちょくちょくブログに書いていたのを
ニルスがSeine Omaに見せたら、えらく喜んだそうでこれをRIEKOにと。
Omaがそんなに嬉しかったのかとこっちが嬉しくなる。
ええー!?ボナちゃんが?私に?編んでくれた?!
ニルスの彼女は日本語を勉強してて読めるそうなのでてっきりOmaを彼女と思い込んで会話は進む。
喜び過ぎる私にニルスも嬉しそうに加工場に戻っていった。
後で康子さんに聞くとOmaはおばあちゃんのことで彼女ではないことが判明。
そうだった。Oma=おばあちゃん。習った。Oma≠彼女。
どんだけドイツ語の覚えが悪いのか、9割を想像で会話している癖が悪いのか、ちょっとへこむ。
でもOmaありがとう♡
めっちゃうれしいやん☆
そう、かっこよく働く職人さんの家族はその姿をほとんど知らない。
家族や恋人がそれを見たらきっと惚れ直す。
きっとボナちゃんも惚れ直してるはず。
そしてOma は孫のかっこいい姿にいちころ。
家族じゃなくても、自分の家を作ってくれた職人さんの姿はどんな風に映るんだろう。
自分の家じゃなくても、自分の住む街並みを作った職人さんや、自分の国の技術を支えてきた職人さんたちの働く姿はどんなふうに映るんだろう。
私はかっこよくていつも見てしまうけど、見る機会がない人も多いかもしれない。
きっとよく見たらみんな職人さんを見直す。そう思い込んで下手な写真を沢山撮ってしまう。
職人さんはじっとしてないのでほとんどがピンボケだけど、たまにまぐれで撮れる。
Takumiではなんでも撮っていいと許可をもらてて至近距離で仕事や職人さんを見させてもらえる。
時折私に丁寧に解説してくれることもあってほんとにラッキーで仕方がない。
今日は久しぶりにボスの制作姿も見れた。う~ん、かっこいい。
陽気なニルスも制作時には相変わらずかっこいい。
作る人、かっこいいなー。
Socken、あったかい♡