工房の仕事

Takumi
http://www.takumi.de/unternehmen/history/
ベルリンにある木の工房。
障子や組子など和の製品を制作している。
今週から語学学校が夜になったので、朝から工房に来ることに。
今は今年中に納品の仕事と、現場の引き渡しで超忙しいTakumi。
ボスのベルントさんが実測してきた現場に収める障子の図面を私が描く。
デザインはRIEKOに任せると言われドキッと。
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早速私が描いた図面を元に制作の打ち合わせをする康子さんとカール君。
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まだ、たたき図面ですよ。そのままつくらないでね。

このクライアントは超日本好きの方らしく、家の中に日本の部屋を作っている真っ最中。
Takumiに障子をお願いしに来た数か月前から工房は忙しさが激しくて、一旦お断りした現場だったとのこと。
その後ドイツの大工さんにお願いしたもののぜんぜん思っているものが出来てこなくて、再びTakumiにどうしても作ってほしいと再訪問。
持ってきたドイツの大工さんが作ったという障子にある意味衝撃を受け、結局お受けすることになったみたい。
衝撃はほんとに衝撃。
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そのドイツの大工さんは、クライアントに写真を見せられつくったようで、一見それポイ。
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しかし、裏を見てびっくり!!!
障子の桟をビズで裏からひいて止めていた。
凄い数。しかも板に止めてるからもちろん光が透過しない。
クライアントはこれを持参してベルントさんに懇願した模様。

知らない間に日本のものが世界中に広がっている。
ドイツの大工さん、知らないのに逆にここまでよくやったとも言える。
でも違う。。。。

ということで、Takumiが続きをすることに。
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既に設置してある透過しなくてもいい障子のデザインになるべく合わせてバランスを取る感じにしてみた。
私の図面はところどころ日本語。
でも数字とデザインで伝わることは多いし、今はだれも図面を描く時間なんてないからこれまでの経験とTakumiの仕事を参考に描いてみる。
日本でもものずくりに携わっていたベルントさんは日本の技術で制作をするので私にはありがたい。
ちょっとは役に立てるように、そしてドイツ語も一つずつ覚えて。
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今日からゲゼルを持っているニルス君と、職人を目指し始めたカール君が現場から戻ってきて、
フリーランスで木工をしている日本人職人のタケさんも助っ人に加わって、年末までの追い込み仕事をやっつける。

先日のポツダムのヤーパンハウスの引き渡し検査を終えて帰ってきたベルントさんの報告&今後の仕事のミーティング。
言葉はわからないけど私もちゃっかり参加して、なんんだか勝手に一員になった気分。
アットホームな感じのこの工房。すごく好きです。


by morizo-archi | 2018-12-05 16:59 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

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