ピーター・ズントー
2018年 10月 27日
憧れの建築家。実物見るの初めて。


ローマ時代の教会の遺跡を覆うようにズントーの建築がかぶさって
古代と近代が仲良く合体するヨーロッパによくあるタイプの建築。

何とも言えない光の感じ。
中庭も気持ちよくって、各国の建築をやってそうな人がちらほらと訪れる。
特に派手さはないものの、細部の素材感がたまらない。
ただのシンプルなグレーチングなのにステンレスの分厚さにそそられる。
裏口の建具の構造には参った。
土の塀に受け座を差し込んで施錠できるのはなるほどレベルだけど、
丁番なしのフロアヒンジがこの支柱を軸に偏芯して回転!?なにこれ!!?一瞬引戸に見えるんですけど。
そつなく見えて塀は版築。質感と安定感が違和感なくってすばらしい。

外壁に使われてる煉瓦の厚みが表面から滲み出てるような感じ。 
好きです。

内部の空間もいちいち素敵。床の石割から間の取り方から何から何までなんかいい。

忘れかけてたけど美術館だった。コレクションのセレクトが面白くって、その展示の仕方も独特。
古代遺跡と現代のアートが並列して違和感なく、展示というよりディスプレイ。

流石ズントーの建築だけあって作品を見ずに建築を見てる人もまーまーいる。 

歩かせる通路の狭すぎず狭い感じ。ライトのムラだって、これでいいやん。
上らせる階段のそっけなさと細部の納まり。
塗り壁とテラゾーの床のスリットがたまらん。
手摺のシンプルさがしびれる。

知らんかったけど一発でわかった。
何年か前にa+uに出てたピンぼけにしてかっこいい空間。I邸の塀の提案のヒントにしたのは十年近く前。工事長いな。

ケルンの中心地、ここにあったんや。

















奇抜さのなさがよけいに素材の存在感を強めてるのかな?ほんといい。
いちいち透かしてる。2cmの段差もわざとかな?





建築やってる方はケルンに来たら是非行かれてください。
by morizo-archi
| 2018-10-27 01:58
| 欧州デザインレポート2018-2020
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