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欧州日記05 München→Stuttgart

2017.10.01 ミュンヘンからシュトゥットガルト

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またしても駅までダッシュ。ぎりぎりにチケットを買って、あと6分だと連呼されながら電車に走り込む。これいいかげんやめたい。


揺られること3時間。シュトゥットガルトに着くころには雨がやんで晴れてきた♡11時に着くも、駅の中をさまようこと1時間。案内カウンターでとりあえず明日の12時にベルリンにつかないといけないことを伝え、でも森に行きたいんだ。24時間あるじゃない。行けるでしょ。何なら木こりさんとも会いたいの!チェーンソーと木こりさんの絵を描いて、木を切る真似を擬音語付きでやってみる。インフォメーションカウンターの向こうにはウケてるけどほしいのは笑いじゃなくて情報です!


ここは電車のチケットしか売ってないし明日の朝6時発は取れるけど、フェスタのせいでホテルが空いてるかどうかはしらないよ。と脅される。オクトーバーフェスタの影響恐るべし。ホテルを確保してからまたこのカウンターの順番を1時間も待ってられないし、ホテルを探す時間もないし・・・・。じゃあ、夜行チケット下さい。で、ベルリン行21:20発をとりあえず確保。


あと9時間もあるし、森にきっといける。でもどこへ行く?どうやって行く?聞いても聞いてもあっちだこっちだと駅の中や外をタライマワシ。理由は目的地が定まってないから。黒い森に行きたいけどそれがどこにあるのか、その言葉がどこを指しているのかよくわからない。「ブラックフォレスト」と言った人をまねして聞く先々で行ってみるけどそれが表現的にあってるかどうかがわからない。とにかく遠くて日帰りなんて無理よという人がほとんど。なるほど、わかった。じゃあ近くの森でいいよ。ちょっと森を歩きたいの。黒い森じゃなくてもいい。・・・・それをなんと伝えたらいいのやら。必死に伝えるも言葉が通じない。9割ドイツ語が返ってくる。もういい!なんでもいいから電車に乗ろう。駅員さんにニヤフォレストを訴えるも、切符を買うためにインフォメーションを案内される。あそこはいやだ。1時間も並ぶし、また笑われるし。券売機であてずっぽうで買ってやる!


とその時日本人の優しいお兄さんに遭遇♡これでいける!

でも、マジ森はここから遠くて時間的に無理があることが判明。でも行きたい。行けるとこまで行って、帰れる程度で戻ってこよう。そのノリを理解してくれて適当な切符を買ってもらう。言葉が通じるって素敵♡。ほんと助かりました。

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バーデンバーデンまで行ったら森まで行けずに駅でユータンになりそう。途中のよくわからない駅で降りてみた。で、森はどこだ?インフォメーションでアピールするもますます通じない。ますますドイツ語率高まってるやん。私の見せる写真を見てみんなが話し合いを始める。そして困った顔で手首を返して両手をあげる。このパターンを駅のあちこちで3回繰り返し、・・・・もういい!インフォメーションではあかん!パン屋のおばちゃんに聞いてやる!


近くに今から行ける森はないですか?時間がなくても行ける森。といいながら「森に行く」定義って何だろうってふと思う。人によるけど、今回は「ちょいと歩く散歩的な森」。英語でなんて言うの?ハイキング?とにかくその場でエアツリーを空中に描いて楽し気に歩いて見せるしかない。そしたらおばちゃんの目がきらり。そう、じゃあね…と、考え始める。

きっと通じた。このおばちゃんの言葉を信じるしかない。駅の前から出ているトラムに乗れという。どこで降りるかはメモに書いてもらった。30分ほどでトラムは着くという。

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このメモを印籠のようにかざして行くしかない。トラムの中でもひと騒動。切符の買い方を聞いた相手が悪かった。おばあちゃんに聞いてしまった。どこに行くのかと聞いた気がして森の写真を見せる。ガイドブックの森は黒い森。おばあちゃんはびっくりしてる。隣のおばあしゃんに相談し始め、向かい合わせの老夫婦にもどうしましょうと目を丸くして訴えてる。英語で説明してあげてと言ってるようだけど、沢山の人を巻き込んだ割には英語だ~れも話せなさそう。いいのいいの、駅に着いたら何とか探してみるから。と騒ぎをしずめようとするも、それが伝わらない。アーメン。


一緒の駅で降りたおばあちゃんは、英語が話せそうな若い女の子を捕まえた。ドイツ語で事情を説明し私の話を聞いてあげてと。私が「ニヤフォレスト」を連呼して主旨は伝わったものの、どうすればいいのかの説明を彼女が英語にできなくて悶絶している。ベンチで次のトラムを待つ黒人さんにまでおばあちゃんの人助けパワーは広がり、この人の英語でなんとかお互いの思いが伝わってやっと解散。長かった。おばあちゃん親切にいろいろありがとう。

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で、黒人さんの結論は、もう一駅乗った方がよいとのこと。トラムが来るまで15分。ただの森の散歩よりも駅前の古い建物を見るべきだ。すぐ目の前だ。と指さされ。絶対見るべきだ。と町の自慢の建物を見ることを促される。仕方なくいってみる。現代アート展をやっていて気分はそれどころじゃないのに一応見る。石造り風の建物の凹凸はだまし絵だったけど、なんだか村がほっこりしてて許せちゃう。戻ると黒人さんが満足したようにうなずいて私がトラムに乗るのを見送ってくれた。あれ?あなたは乗らないの?

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で、歩いても行けそうな距離の隣駅についたものの小さすぎて駅員さんもインフォメーションもない。さてと。
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とりあえず山というか丘というか起伏がありそうな方向へ歩いてみる。けど。ない。森どころか林もない。
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あれ?公園がある。子連れの家族がちらほら。その奥から歩いてくる老夫婦。その次は中年夫婦。子供とお父さん。ぱらっぱらっと、奥から人影が。進んでいくと、あった散歩森。たまにすれ違う程度の心地よい人口密度。これこれ。こんな感じ。どんどん進むとほんとにほんとの散歩森。たまに人口の小川があったり、遊具があったり、」ベンチがあったり。でも植生は多様で人口っぽくない。誰の所有だろうか?手入れはされてるのだろうか?いつでもだれでもはいれるのだろうか?いろんな疑問が湧くけど、とにかく気持ちよく歩ける自然な森?林?何?マウンテンバイクの人、ママチャリの人、犬の散歩の人、老若男女がすれ違いざまにあいさつを交わす。1時間に10組程度。ちょうどいい感じ。もし迷っても少し待てば道を人に聞けそう。何かあっても助けを求めれそう。そんな安心感もあって、「開かれた森」って感じ。久住さんが言ってたのはこんな森かな?

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トラムの時間も頻度もわからないからそろそろ帰るかな。1時間ちょっと散歩したおかげで本日のすったもんだはすっかりチャラになりすがすがしい。来てよかった。わざわざ一日つぶしてこんな遠くまで普通―の散歩森。観光客なんていない、オクトーバーフェスタも関係ない、民の普通の日曜日。これが見たかった。ドイツ人が森と関わって暮らしてるって噂を確かめた。

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すっかり道に迷ったけど子連れの夫婦が真っすぐよ(たぶん)という方向に歩くと、駅裏の商店街に出た☆もちろんどの店も閉まってるけど少し蛇行して立ち並ぶ建物もかわいくいい感じ。なんとハイカーがたむろするBARがあいてる!一杯だけ☆いいよね?!

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カウンターからいくつも出でるビールの蛇口。クラフトビールがおいしすぎ。無事にトラムに乗って、往復6時間もかけてシュトゥットガルトに戻ってきた。実はこの間にも少々の事件は起こり相変わらず走り回る羽目になるも、何とかベルリン行きの夜行電車に乗った。そして今乗換駅で電車が遅れ1時間待ち。さむい。駅のホームに夜中12時ですよ。


by morizo-archi | 2017-10-08 23:33 | 欧州日記2017 | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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