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なんて濃厚な日

今日は4つの予定が。
朝8時。歯医者でシェフと1時間治療方針をディスカッション。
インプラントの覚悟を決めてたけどもろもろ検診の結果ブリッジに変更。
普通は20年もつけど私の歯の場合10年、もって15年という条件付きだけど
いろいろ話合って(?)、今回の治療ではブリッジにいすることになった。
グーグル先生マイクバージョン大活躍。

昼からはタンデム。
読むのが苦手な私にニコはドイツ語のレトロな本を貸してくれた。分厚い。
1日1ページでいいから読むといいよ。と。・・・・。はい。
探してほしいと頼んでたドイツ語個人レッスンの先生は今のところ該当者がなく
当面は学校+ニコタンデム+自習。
フィルハーモニーはニコの彼女といくことになった。

夕方は日本大使館へ。
ドイツの農林省と日本大使館のシンポジウムの話を伺いに。
初めて行くところは20分前に着く段取りで出ても結局は慌てて何とかギリギリ。
予定してなかったタクシーに乗るも「日本大使館」ってドイツ語はもちろん出てこない。
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タクシーの運転手さんには行き先が伝わったもののしばしドイツ語レッスンになる。
何度も発音を直されてやっとBotschaftのOKが。
無事到着。なのに。
アポを取ってると何度言ってもパスポートの提示を求められなかなか入れてもらえない。
やっと空港のような荷物検査を経てやっと面会。
再度検討いただいて5月のシンポジュウムに参加させてもらえるかもしれないことに。
凄く興味深いテーマ。絶対行きたい。


そして夜は建築家とチェリストの素敵なご夫妻の素敵な家で、夢のような素敵な自家製ディナーを頂く。
ドイツの方5人と私。・・・・。
ご夫妻それぞれの仕事の話しや日本文化の話、両国の建築の話、イギリスのEU離脱まで話の内容は多岐にわたる。
機会を作って頂いたマーティンさんが時折私に会話の内容をゆっくり説明してくれるけど、それもドイツ語。
想像力をいつもの5倍に増量して全力で聞く。
私のつたないドイツ語を前のめりで聞いてくれる皆さんに申し訳ない語学力で挑んだ食事会。
なのに、こんな暖かく接してくれる優しさ。とても幸せな体験。

言葉はわからないけど、いろんな人と会って、すこーしづついろんな視点からいろんなドイツが見えてくる感じ。
言葉がわかればもっといろんなことが見えるはず。
今私に一番必要なのはやっぱりドイツ語みたい。
濃厚すぎた一日。興奮して眠れない。


# by morizo-archi | 2019-02-15 09:42 | 欧州チャレンジ日記2018 | Comments(0)

ポツダムへ。

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天気がいいから寒いけど、こんな晴れた日に着物を着てポツダムへ。渡欧前から紹介して貰っていた方にやっと会うことに。緊張。

ドイツ語がまだまだなので不安いっぱいだけどメールが届き返事がかけずもじも。電話やメールより会えばきっと伝わるはずと、思いきって訪問のコンタクトを取ると即快諾。そして慌てる。

もう仕方が無いので強い気持ちと、全力の笑顔を心掛けて後は天に任そう。思いが伝わっていい展開になるといいな。
既に1本間違えた電車。とりあえずこれ以上乗り間違えないように。

# by morizo-archi | 2019-02-06 17:12 | 欧州チャレンジ日記2018 | Comments(0)

絹糸はないの?

着物の半襟がそろそろ限界。汚れが気になて気になって。
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女子しか受けれないの家庭科の授業より男子しか受けれない技術の授業を受けたかった。
家庭科の授業で一番苦手だったのは裁縫だった。
課題のパジャマは縫ったのは確か友達のお母さんだった。

日本でも半襟を付けるときには安堂寺町の母、玉澤さんに電話をする癖がついていた。
挙句の果てには半襟を付け直すのが嫌だから、長襦袢ごとじゃぶじゃぶ洗ってた。
でもこっちでは半乾きのタイミングでアイロンを掛けることもできないし、仕方なく半襟を外して洗ってまた付けるしかないか、、、、。

出国前に会いに行ったメルケルさんと写真に写っている外交官の方に
「外に出たら日の丸を背負っているくらいの気持ちでいなさい」と言われた言葉が頭の隅でちらつく。
こんな汚れた半襟じゃあ、日本の印象を悪くしてしまうかも。
細くて丈夫な絹糸。他のほどけた部分も縫い直さなくちゃ。

年末に着た旦那さんに絹糸を裁縫箱から持ってきてと言ったのにこれしか無かったという。
絶対あるのに。針はすっかり忘れている。使えない人だ。
先延ばしにしてた裁縫道具探し。いよいよ探しに行くも、大きな店に絹糸がない。
無いの?絹糸?ドイツに?
ウルズラさんに聞くと絹糸は持ってないという。あんまり使わないのかな?絹糸?

とりあえず売ってそうな店を教えてくれたけど、勝負の日が近いので襟だけは綿糸でつけるとするか。
意を決して半襟を外す。手洗いする。襟にもやっぱりアイロンを掛けたい。。。。。あ。あるじゃん。アイロン。
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ウルズラさんが使ってたのをみて、ちょっと貸してほしいというといいよ!と。
外すんじゃなかった。でももう遅い。

持ってきた替えの半襟は折れ目がついててこのままは付けれない。これもアイロンがけ。
来る前にコニシボンドの社長さん直々に貰った裁縫用接着剤に手が伸びそうだけど、我慢。
着物は襟が命。ノリで貼っちゃダメダメ。
思った通り2時間コース。玉澤さんなら15分でやる。

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でもまあ、とにかくできた。日本の糸とドイツの針で気持ちを引き締め白無地を付けた。
ハサミは製図道具でお世話になっている切れ味抜群STAEDTLER。ドイツのメーカーだったんだ。
次の勝負は水曜日。間に合った。
着物着ていけそう。
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でも実は、脇の部分直せてない。
おしとやかに隠していこう。



# by morizo-archi | 2019-02-04 00:23 | 欧州の日々 | Comments(0)

ハッとした。

子供がいない私はこんな経験ができることを羨ましくも思った。
そして、ちょっとハッとした。
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昨日、提案図面を描いた物件の打ち合わせに同行させてもらった。
天井高さ3.4mの小さな子供室にハンモックのようなロフトを作って階段を掛ける。
要望は聞いていたもの、
なぜそれをしたいのか?
どう使うのか?
どのくらいの期間使うのか?
どのくらいのグレードを求めているのか?
大切なことがまだヒアリングしていなかったので
言葉通りの要望と、想像を膨らませたプランと、その中間のプランを持っていった。
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現場となる小さな子供室で大人5人が話をする。
ご夫妻がレゴで作った模型と、その場で描くラフパースと、スマホで事例写真も見ながら、ぐんぐん話は進む。
この計画で一番大切にしたいことはなにか、寸法や、構造、素材や仕上げに至るまでものすごいスピードで話は進む。
(ドイツに来てびっくりするのが、依頼者受け手も決断が速い。検討事項を持ち帰らずその場で確定させていく。これはすごくいい。是非習得したい。)

階段の位置や梁の高さを現場検証しながらごご夫妻にヒアリングする。
康子さんがタイムリーに通訳をしてくれるので少し遅れて内容はわかる。
話の区切りを待つ間は、普段通り5%の知ってる単語と95%の状況+想像で推測しながら聞く。

この「状況」のほとんどは「表情」を指していたことにこの記事を読んで気づいた。


希望に満ちて工事をしたいのか、困っていて何とかしたいのか、心配事は何か、好きなものは何か、、、、
楽しそうにな顔、真剣な顔、夫婦間のキャッチボールの顔、子供に話すときの顔
の話をするときの「表情」が多くを教えてくれる。




子供がいない私にとっては、関わる物件を自分の子供と思うと言えば大げさすぎる。
でもちょうど、クライアントの初めての出産を手伝う産婆さんのような感覚がある。

この記事の子供の様に言葉にしていない部分にも沢山の感情があるように、
クライアントの言葉にしていない部分を少しでも多く組み上げるには、相手の表情をくみ取る能力は大切だ。
ここ数か月その作業をしていないせいか、言葉がわからないせいか、設計者としてすごく大切な仕事を思い出した。

2年目挑戦に向けて今、私がこちってできる仕事を考え始めてるタイミングでの気付き。
「大切なこと」を思い出したそのきっかけは共通点のない友達のFBとTakumiの現場だった。ありがたい。






# by morizo-archi | 2019-02-03 17:40 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

嬉しすぎて♡

今日はすごく嬉しいことがあった。
いつものように工房に行くと、ニルスが加工場から事務所に来て「fuer dich」と何やら私に。
袋の中には手編みのSockenが♡
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工房の仕事や職人さんの働く姿がかっこよくってちょくちょくブログに書いていたのを
ニルスがSeine Omaに見せたら、えらく喜んだそうでこれをRIEKOにと。
Omaがそんなに嬉しかったのかとこっちが嬉しくなる。
ええー!?ボナちゃんが?私に?編んでくれた?!
ニルスの彼女は日本語を勉強してて読めるそうなのでてっきりOmaを彼女と思い込んで会話は進む。
喜び過ぎる私にニルスも嬉しそうに加工場に戻っていった。

後で康子さんに聞くとOmaはおばあちゃんのことで彼女ではないことが判明。
そうだった。Oma=おばあちゃん。習った。Oma≠彼女。
どんだけドイツ語の覚えが悪いのか、9割を想像で会話している癖が悪いのか、ちょっとへこむ。

でもOmaありがとう♡
めっちゃうれしいやん☆

そう、かっこよく働く職人さんの家族はその姿をほとんど知らない。
家族や恋人がそれを見たらきっと惚れ直す。
きっとボナちゃんも惚れ直してるはず。
そしてOma は孫のかっこいい姿にいちころ。

家族じゃなくても、自分の家を作ってくれた職人さんの姿はどんな風に映るんだろう。
自分の家じゃなくても、自分の住む街並みを作った職人さんや、自分の国の技術を支えてきた職人さんたちの働く姿はどんなふうに映るんだろう。
私はかっこよくていつも見てしまうけど、見る機会がない人も多いかもしれない。

きっとよく見たらみんな職人さんを見直す。そう思い込んで下手な写真を沢山撮ってしまう。
職人さんはじっとしてないのでほとんどがピンボケだけど、たまにまぐれで撮れる。
Takumiではなんでも撮っていいと許可をもらてて至近距離で仕事や職人さんを見させてもらえる。
時折私に丁寧に解説してくれることもあってほんとにラッキーで仕方がない。
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今日は久しぶりにボスの制作姿も見れた。う~ん、かっこいい。
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陽気なニルスも制作時には相変わらずかっこいい。
作る人、かっこいいなー。
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Socken、あったかい♡



# by morizo-archi | 2019-02-01 08:38 | 欧州の日々 | Comments(0)

道具屋さん

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ニルスがルーターの刃を買いに行くというので、道具屋さんにくっついていく。
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なんと、三木市で質の高いのこぎりを作っている「ヒシカ工業」https://www.nokoya-hishika.com/さんの商品を扱っている
Tool Shop Dieter Schmidhttps://www.fine-tools.com/formcontact.html

というお店がTakumiの目の前にあったのです。(神澤さん!情報ありがとう!!)

ネット販売もやってるらしいですが、ビルの中にあるお店はガチの本職さんが買いに来る。

ニルスが買い物をする間、写真の許可をもらってお店の商品を見せてもらう。

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陳列棚にはヒシカ工業の商品はなかったけど
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やっぱり売ってる「ゼットソー」!3,000~4,000円ってとこでしょうか。日本と比べて少し高いですよね。
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上等な鑿はケースの中。ローマ字のロゴのはドイツ製かな?
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こちらはブランド名まで見えなかったけど、日本でよく見る形。
同じくらいのサイズだとローマ字ロゴのよりちょっと高め。
質によって、メーカーによってかなり値段差がありそうだけど、素人にはぱっと見それがわからない。
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日本の?ノーブランドの?鉋もケースの中。20cmくらいのが3,000円くらい。安いな。切れるのかな?
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こちらはヨーロッパ式の格好いい鉋。同じくらいのサイズで20,000円くらい。
刃の出し具合をつまみで調整できるタイプに感激していると、ニルスが普通のは日本と同じように金槌でたたいて調整すると説明してくれた。
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「刃」に特化した道具屋さんだからか、日本の包丁がケースの中に。
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出刃の藤次郎が7,000円くらい。日本から鞄に入れてなかなか持ってこれないのでちょっと高いけどこっちで買うか、、、、。

いいものを扱うSchmidさん。限られた展示スペースの中で日本の商品割合がけっこう多めで驚く。
Takumiのボスが前に話していた日本の道具とドイツの道具の違い。
日本の道具は繊細な仕事ができるけど職人の腕が必要。と。
その辺もとっても興味深い。
道具のことぜんぜん詳しくないけど、両国とも道具メーカーさんはこだわりを持って商品開発をしているはず。
もう少しドイツ語と道具の勉強をして、いつか日本の道具屋さんとドイツの道具屋さんの思いをインタビューしてみたいな。



# by morizo-archi | 2019-01-30 17:52 | 欧州調査レポート(日本比較含む) | Comments(0)

建築設計室Morizo- 設計士の目線で暮らしや空間のあれこれを発信します。


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