家づくり・ものづくり 05 左官やさんの道具

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左官屋さんの道具です。沢山あります。
これ、全部使うんですかー?
野暮なことを聞いてみます。

いや、そんなことないよ。
言葉少なく答える左官職人さん。
なんだか照れくさそうです。
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覗き込むと、出墨(でずみ:でっぱりのかどっこ)の小手だけでも軽く3つ。
微妙な面取(めんとり:角っこの丸みや角度)の違いだけでも何通りも必要な͡コテ。
柄の部分にはみんな自分の目印を刻んで、どんな対応も可能なように常に準備は万端です。
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左官屋さんの親方ハマグチさんです。
カメラを構えると照れながら顔をそむけます。
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他の職人さんももれなくそむけます。
一服のタイミングでみんなに話を聞こうとしてもなかなか答えてくれませんが、個別に聞くと言葉少なく答えてくれます。めんどくさいのか、とことんシャイなのか、ほんのり笑顔なのでやっぱり照れているのか。
職人さんて面白いです。
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この日は外壁の塗装下地の施工でした。水が引く加減を見ながらコテで平らに押さえていきます。セメントの素材感もまたいいですね。

沢山の職人さんの手仕事でできていく現場が、やっぱりいいなーと思います。

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# by morizo-archi | 2017-04-21 23:08 | 家づくり・ものづくり | Comments(0)

家づくり・ものづくり 04 職人さんの顔

職人さんの顔を見ていると
やっぱり、ものづくりしている人ってかっこいいなー。と思います。
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棟梁を筆頭に棟上げの日は7人の大工さんが力を持ち寄りました。
それぞれが持ち場を守ります。
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工務店の社長さんは敷地内の安全はもちろん、近隣への配慮気配りに従事します。
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レッカーを器用に操る操縦士さんも欠かせない存在です。かっこいいです。
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運送会社の人も加工場から現場へ大切に材を届け荷揚げ最後まで関わります。活き活きしています。

どの人もこの日に必要な職人さんたち。力を合わせないとできない家づくり。
事故なく予定通りの工程まで進めるべく、みんな気を引き締め、仕事に誇りをもって取り組む姿がとても素敵です。
そんな職人さんの顔を見るたび、やっぱりかっこいいなー。職人さっていいなー。と思います。


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# by morizo-archi | 2017-04-17 15:39 | 家づくり・ものづくり | Comments(0)

家づくり・ものづくり 03 大工さんとの出会い

勧められて、手刻みの現場の構造見学会に行きました。
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若い大工さんが、建売の仕事を辞めて手刻みの家に取り組みだしたのは10年前の28歳の時だったそうです。
自分が納得できる仕事をして喜んでもらえるんだったらちょっとくらい大変でもいいかなって思って。と、穏やかなしゃべり口調の沖本さん。
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木が好きで、子供が好きで、できるだけ自然素材を使いたい。基本的にビニールで囲うような高気密高断熱を目指す家よりも、読めそうでなかなか読めない自然の材を知恵と工夫で大切に使う家を目指したい。そんな話を大きくうなずきながら聞いていました。同感です。

でも、あったかい家にしてほしいと要望があればもちろんそれにこたえて、今回の家もアイシネンという吹付断熱にするなど、適材適所柔軟な対応も。

手刻みの仕事は独学だそうで、本やいろな資料を参考に自分で考えて、どうしてもわからない時には先輩や仲間に聞いて必死でやった。使ったことなかったCADも必要に駆られて使えるようになった。らしいのです。すごいなぁ。
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そんな沖本さんと刺激を受け合っている若い大工さんたちがぱらぱらと見学会を覗きに来ていました。あれやこれたと意見交換をしてる。職人さん不足のこの時代にこんなに熱心に自分たちの仕事を語り合っている姿を見て、心の底からうれしく思いました。まだ間に合う。ものづくりの精神をもった職人さんたちがまだまだいる。そんなことを感じた現場見学会でした。

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# by morizo-archi | 2017-04-10 12:00 | 家づくり・ものづくり | Comments(0)

家づくり・ものづくり 02 棟上げの日。

棟上げの日。
ハレの日です。
これまであれやこれやと積み上げて来た思いが一気に現場で形なって現れます。
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棟梁の仲間が集結して、現場の空気は独特なものに。
各自の持ち場を守ります。
真剣で、生き生きした表情。
それがすごくかっこいいんです。
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高いところで、足場のない場所でもすっすく歩く。
おしりにぶら下がっている腰袋には本日の手道具がしまわれ、
手探りでちゃっと取り出し、握り直すことなくさっと扱います。
無駄のない動きに、さすがプロだなとグッときます。
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みんなの働きを総括するのは何といっても棟梁。
自分の現場を止めて助っ人に来てくれる仲間が動きやすいように
手際よい段取りや指示はもちろん、気配りもしっかりします。
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この現場の若き棟梁、常木さん。
いつもにこやかに、現場を和ませるキャラですが
大工としてのポリシーも強く、いつもいろいろ教えてもらいます。
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そんな人柄や技術に協調するように、棟上げに集まった大工さんたちもめいいっぱい活躍してくれるのです。
この阿吽の呼吸が、ああ建前の日だなぁ~。と思うのです。



「建前」(たてまえ)。現場では、棟上げ(むねあげ)、上棟(じょうとう)のことをそういいます。
現場では職人さんしか使わない言葉が沢山。
ネット検索などなかったその昔、辞書を引いても出てこない。
それって何ですか?と職人さんに恐る恐る聞くしかない。
お前そんなことも知らんのか。と冷やかされながら
ちょっぴり業界用語を覚えるのがうれしかったのは20うん年前のこと。
あれから何件の建前に携わってきたかなーと。
今回も感慨深く、このおめでたい日に立ち会わせていただきました。




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# by morizo-archi | 2017-04-09 10:41 | 家づくり・ものづくり | Comments(0)

▲最終回「月一山へ」報告(2016年12月分を今)

2016年は月一山に行くぞ!
と決めて毎月どこかの山へ行っていましたが、最終回の12月にどうしても行けず、
年が明け、3月になりました。

先日やっと気になっていた最終回を制覇するために、
やっぱり吉野竜門セラピーロードに行ってきました。
いつものレンタルサイクル・アシスト付きです。

ではでは最終回のご報告です。

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吉野に新しい列車が運行開始となったのは昨年9月。
なかなか予約が取れなくて、やっと乗れました。
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持ち込みごちそうとワインを座席で堪能した後はラウンジ車両でケーキとコーヒー。
もっとゆっくりしたかったのにそわそわしてる間に大和上市についてしまいました。
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川沿いに近頃OPENした「吉野杉の家」を見学させていただきました。
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ストイックな細部デザインにほれぼれしながら、ゆっくりと見学。
その模様はまた別の機会に。
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この日は、無理を言って「三奇楼」に泊めていただきました。
相方と管理人の渡会さんと鍋をつつき、
ゲストハウスらしくいろんな出会いもありました。
その模様もまたの機会に。

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翌日はいつもの観光案内所で自転車を借りてセラピーロードへ。
なぜか、あ~。帰ってきた~。という気持ちになります。
しばしハンモックに揺られてから、ちょっと歩いてみようと。
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竜門の滝。今日は穏やかです。
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誰かが間伐材を乾かしています。
この時期水分をよく吸い上げるので皮がとても剥けやすいし、
こうやって地面から少し浮かせて置いておくとカビなどが付きにくく
磨き丸太のようにつややかです。
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もっと奥へ行ってみようと思いつつ、やっぱり行ったことないとこのほうがいいな、、、
なぜか道のない急斜面を這い上がってみました。体感角度は70度くらいです。
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立ち上がって踊っているように見えるのはコケ?シダ?
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生まれたてのマリモ?
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新芽を早速食い散らかしているのは、シカ?
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ひっそり、びっしり、陣地を広げてるのはキノコ?


何度も来てるのにまだまだ初めて見るものいっぱいです。

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頂上の尾根には獣道?
その先には松や槙?
尾根の向こう側は植生が変わっていました。


なるほど~。こうなっているのか~。

それがどうしたという感じですが、
なんとなく登り切った満足感で満たされながら
急な下りを降ります。

その途中、携帯が鳴りました。
去年まではあり得ないこと。
たしか「つながらないのがちょうどいい」と言っていたのです。
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わけあって、スマホに。
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調子に乗ってノートパソコンまで連れてきてしまいました。
そのわけはまたの機会に。
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再びハンモックにしばし揺られて、思うことあれこれ。

毎月山に来るミッションは終わりましたが、
あ~、あの人連れてきたいな~。
ん~、この人連れてきたらどんな反応するかな~。
と、ついおせっかいが頭をよぎります。


アシスト自転車の電池残量を気しながら今日は津風呂湖温泉に寄り道します。
スマホの道案内では1時間になってましたがきっと近道があるはず。
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曲がり角の床屋さんで聞いてみよう。
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衝撃のお知らせ、、、、
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道行く人に聞いた赤い橋まで来ると、
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衝撃の橋の使い方、、、、

まだまだ刺激的なこといっぱいの吉野町。
そして、
津風呂湖温泉はしっぽりいいお湯でした。








木が好きすぎて、木のこと、山のこと、現地でもっと知ってもらいたい!
私がこんなに気軽に山に行けるということは、誰にでも行けるということ!
さあ、みんなも行ってみよ~~~!ということが表現したくて
「月一山へ」を毎月続けてきました。

最終回が3か月遅れてしまいましたが、1年間ぶらりと山に来ることで
これまでと違う多くのことを見て知って感じました。

また機会があれば、
なくてもぶらりと、
山に来たいと思います。

これまでの様子はこちら→「月一山へ

もし一緒に行きたいという方、ご関心のある方、お気軽にお問合せ下さい。
Morizo-内田まで メール

もちろん各自行っていただいてもうれしいですし
お声掛けがなくても、こちらからお誘いするかもしれません。

「月一山へ」
毎回読んでいただいた方には、ありがとうございました。
いつか山でお会いしましょう。



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# by morizo-archi | 2017-03-06 23:13 | 月一山へ | Comments(0)


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