▲5月の「月一山へ」番外編 一泊寄り道「翌朝林業地、その他」

5月の「月一山へ」は「だいたい満月」の企画と抱き合わせでしたが、みんなが帰った後、参加者さん1名と内田は残り、翌朝6:00出発の林業地散歩にも行きました。
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朝から快晴。流石中井さん、晴れ男っぷりを発揮して頂きました。
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吉野林業は500年の歴史があり、銘木を育ててきましたが、現代では他の産地と同様に手入れが行き届かない山も増えています。手を入れている所とそうでないところは素人目にも一目瞭然。そんな違いも見ることができました。
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5年ほど前に林業体験でお手伝いした「木起し」(幼い木が倒れないように一本一本ロープで引っ張って起してあげる作業)をした桧たち。こんなに大きくなって、、、わが子のようでうれしいです。
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中井さんのコーヒーで一服しながら山のいろんな話伺いました。
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細峠から、吉野山を見る。何度きてもいい景色。とても歴史を感じます。
やっぱり私たちも自然に活かされてるんだな~って思います。
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育林のお手本になるように手を掛けている、澤のある林業地へも連れて行って頂きました。龍門の滝とはまた違うせせらぎの音。今度はこっちに来て見ようかな、、、。
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昼からは中井さんと別れて、大和上市の駅近くの山肌に建つ「大師山寺」に行きました。西国八十八ヵ所の祠が山中に祀ってあって、巡ってみました。
笹の新芽に木漏れ日が。
ホウの葉っぱにも木漏れ日が。
生まれたてでふかふかのコケにも。
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踏んでしまいそうな小さな花にも。
必死に伸びようとするツルの先っぽも。
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咲き終わって落ちた花にまで。
木漏れ日がピンスポットみたいに当たってって、きっと毎日の生活ペースの中では目に留めないほどの小さな命にはっとします。「それが花の力ね。」って一緒に歩いたKさんが言い、またはっと。
誰のためでもなく山の中でひっそり咲いて終わっていくその営みも愛おしく思える日になりました。
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でもでも、よーくみると、花の上にありんこが。
もしかしたら誰のためにもなってないってことは何一つないのかも。
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帰りに、袈裟から草刈り用ツナギ姿に早変わりの住職が吉野の歴史の話や、大峰山の見どころを直伝下さいました。おかげで、稲村ヶ岳、すごくいってみたくなってしまいました。
時間あったら送ったんで。と何とも気さくな住職。なんか、吉野っていいな~~~って又思ってしまう一日になりました。予定を決めず、詰め込まず、ゆっくり過ごす山の日。月に一度の贅沢です。
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今回は一泊での寄り道。
自然から、営み、歴史まで感じる拡大版の寄り道でした。


日帰りもいいけど、一泊もいい☆
どこに行くかはその日の気分。
「月一山へ」は来月も行きます~よ~。


これまでの様子はこちら→「月一山へ

ご関心のある方、お気軽にお問合せ下さい。
Morizo-内田まで メール

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# by morizo-archi | 2016-05-13 00:37 | 時々山へ(+月一山へ2016) | Comments(0)

▲5月の「月一山へ」報告

行きましたよ。5月も。龍門の滝セラピーロード。
今回は、13人で。
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セラピーロードに行く前に、Morizo-がいつもお世話になっている吉野中央木材さんに立ち寄り、プチ見学。森口さんが高速バージョンで工場を案内してくださいました。
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森に着くと、
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思い思いに森林浴
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思い思いにお茶会
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思い思いにまったり。
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三奇楼さんで管理人の渡曾さんがゲストハウスの解説をして頂きました。
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7代目山守 中神木材の中井さんに山のお話を伺いました。
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いつものように持ってきた本の紹介と、自己紹介。
今回のテーマは「吉野で読みたい本」でした。山の思いで、山の印象、山への思い、いろいろな切り口で感想や、ご意見も伺えました☆
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バリエーション豊かな山で読みたい本が集まりました。
皆さん、ちょっと足を延ばして山で過ごす一日。いかがだったでしょうか?
もう、吉野がすっかり近く感じた人もいるはず。また是非お運び頂きたいと思います。

1人もいいけど、みんなで行ってもいい☆
「月一山へ」は来月も行きます~よ~。

これまでの様子はこちら→「月一山へ

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# by morizo-archi | 2016-05-13 00:10 | 時々山へ(+月一山へ2016) | Comments(0)

器プロジェクト 解説英語版

器プロジェクト発信スール英語版ができました。

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外国の方にも伝えてみよう!とメンバーのご縁をたどって作っていただきました。

私達の試みや、思い、各部材のプチ解説までを翻訳して頂きました。

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紙媒体でご希望の方はご一報ください。r426@jasmine.ocn.ne.jp まで。



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# by morizo-archi | 2016-05-11 02:08 | 器PROJECT | Comments(0)

器プロジェクト@ハイアットリージェンシー京都

いよいよ始まります。
昨年プレスタートした「器プロジェクト」
京都でホテルデビューします。
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今や、海外の人が8割というハイアットリージェンシー京都。
3畳の和室で日本建築の素材や技術を発信。
何が伝わるか?何処まで伝わるか?ドキドキです。

プログラムに合わせて器の公開模様替えに挑みます。
時間帯によっていろんなシーンを作りたい。
設えやアレンジについてはただ今検討中。

5/16(月)~20(金)の毎日、朝・昼・夕
プログラムは
朝:お茶体験
昼:着物と折り紙体験
夕:舞妓さんの日本舞踊を観賞
となりそうです。

もしかしたら朝の茶道メニューを内田がやることになるかも?!
詳しくは随時UPします。







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# by morizo-archi | 2016-05-11 00:39 | 器PROJECT | Comments(0)

もくちくカフェweb版 01

今日は
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これ。なんだかわかりますか?ダンボールっぽいですね。




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はい。木です。
スギの断面です。



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これも木の断面を顕微鏡で見たところ。
さっきとちょっと違うでしょ。
今度はクスノキです。

木のことどのくらい知ってますか?
木は大きく分けて針葉樹と広葉樹に分類されます。
桧や杉の様に針のような葉を持つ針葉樹。
欅や楠のように葉っぱらしい広い葉を持つ広葉樹。
じつは、葉だけでなくて木の部分も大きく違うんです。
生まれた時代もかなり違い、広葉樹は植物界では比較的最近の子。進化バージョンなんです。

木も人間と一緒で、体を支える骨や、食べ物を取込む食道や、栄養を届ける血管のような複数の組織で成り立っているのですが、その構成の違いで素材感の差が生まれています。
例えば柱や梁に使う桧や杉のような針葉樹は初めの写真のように90%がストローを束にしたような細胞で出来ています。
一本一本のストローで体を支えつつ水分を送る。ストローは細長ーいセルロースの袋でとても薄く空洞の比率が大きいので軽く柔らかい木になっている。
対して、広葉樹は家具や玄関框など堅さや丈夫さが必要なところに使われる。あとの写真の様に水を通す穴と体を支える身の部分の担当が分かれていて空洞の割合が少ない為、重く堅くなり、傷などがつきにくいんです。中には黒檀のように比重が重くて水に沈む樹種もあるんですよ。

木ってすごいんですよ!
また、木はバームクーヘンのように外へ外へ輪っかが増えて成長いきますが、春から夏にかけては細胞分裂が盛んでストロー部分をどんどん増やし、冬は少しペースが落ちる。その差が茶色と焦げ茶色の二色の層を作っているのです。年輪一層が一年で、針葉樹はわかりやすく、数えれば樹齢がわかります。年齢詐称はできません。
それから、それから、木ってすごいのは切った後も強度が増す樹種があるんです。例えば桧。
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出典:『法隆寺を支えた木』西岡常一、小原二郎著

法隆寺は1400年前にできましたが、構造材に使っている桧は伐採後200年位までは強度が上って行くんです。その後、ゆるやか~に低下していきますが、今ちょうど建てたときと同じくらいの強度に戻っているのです。これって、すごくないですか?!その研究データや解説が書かれている本を何冊か読みましたが、木ってすごい素材なんです。それを、科学的に証明する随分まえから、その特性を見抜き、上手に活かしてきた日本の木の文化にとっても魅かれて、今でも関心が止まりません。


木のいいとことそうでないとことどう付き合う?
でも、大好きな木にはもちろん難点もあります。燃える、腐る、動く。ゆうことをなかなか聞いてくれない子もいます。

思えば、今でこそ杉をフローリングとして床に使うのは一般的になりましたが、2、30年ほど前まではこんなに柔らかく傷のつきやすい樹種を床に使うことは少なかったように思います。今ではそのマイナス面を理解しつつ、やわらかくて暖かい(冷たくない)心地よさを好んで、床材に選ぶことも多くなりました。Morizo-事務所の床もスギです。傷や汚れもいい味になってきて、愛おしいくらいです。コンクリートの上に直接張っているのですが夏は涼しく、冬は冷たさを軽減してくれます。欲を言えば厚みを15mmではなく30mmくらいのものにすればもっとよかったなと。

また、有機物である木は個体差がある材料。人間と一緒で一つとして全く同じものはありません。毎年冬に痩せる子や、少ーし素直じゃない子もいるのです。当然のことと言えば当然のこと。その違いをおおらかに受け入れることで個々の良さを活かせるのです。均一になるよう制御することはある程度可能かもしれませんが、必要以上なコントロールは、どこかに無理が来るものです。きっと人や、地域や、国も一緒ですね。そこにあるものをなるべく素直に使わせてもらう。そんな文化や暮らしや、建築の考え方が好きです。

ま~だまだ木の話はできるのですが、マニアックになりすぎると退かれるので、今回はこの辺で。。。。


興味のツボは人それぞれ。あなたの興味は?
10年前に木を知りたいと山に通い始めたころに読みあさっていた木の本たちを久しぶりにめくり、ちょっと笑ってしまった。線で真っ赤っ赤なんです。書き込みもしてたり。
初めて知る木の成り立ちに、そのハイテクな構造に、神秘さに、本嫌いの私が興奮し、感激しながら読んでいたんだと思います。木を知れば知るほど好きになり、それを活かしてきた先人たちにも感動していました。今回は初心に帰って木をテーマに書いてみました。
今後も情報のコピペにとどまらないよう、Morizo-らしくお伝えできればと思います。


ご感想や、ご質問、リクエストなどありましたらお気軽にご連絡ください。
木や住まいや建築に対するお問い合わせも随時お受けいたします☆
事務所にお越しになる場合は、事前にご連絡ください。
e-mail: r426@jasmine.ocn.ne.jp


さて、今回のカフェタイム。
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「パン皿」レッドオーク ライン入り 4,000円
作者:甲斐幸太郎:木工作家 大阪にて制作

Morizo-チョイスポイント:表面に削り後の凹凸があってほっこりした感じ。小さなほくろのような葉節(小さな小さな枝の跡)がチャーミングに思えて、この子にしました。ドーナツとコーヒーをセットして、2人分のカップを載せるトレーのような茶たくとして、今回はおせんべいと玄米茶を載せて。いろいろな使い方ができるな☆と選びました。明日はパンとチーズを載せてワインでも。
商品情報:さいえ





建築設計室Morizo- 内田利惠子
542-0061大阪市中央区安堂寺町1-6-16
TEL/FAX:06-6761-5146
e-mail: r426@jasmine.ocn.ne.jp
URL: http://morizo-archi.com/




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# by morizo-archi | 2016-05-02 00:00 | もくちくカフェweb版 | Comments(0)


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