器プロジェクト@四天王寺


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今回も沢山の発見、発展がありありました。器プロジェクト@四天王寺
メインプログラムの「本鳥の子」のお話。沢山の方にお越しいただきました。
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「和紙」というテーマでこれだけの方が来て下さる。関心があるんですね。和紙。
なのに、手漉き和紙は、衰退していく伝統工芸の一つなんです。
きっと、できることまだ沢山あるのかなと改めて思います。
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(有)やなせ和紙」の柳瀬晴夫さん。日本でもう5軒しかなくなってしまった手漉き襖紙の伝統工芸士さんです。
越前から来て頂きました。優しい笑顔で和紙のつくりかたから今立地域の歴史あるお祭りの話までいろいろして頂きました。
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恥ずかしがり屋さんの奥様、藤志子さんも同じく伝統工芸士さんです。工場で働く姿はとってもかっこよく、明るく気さくな職人さんです。よく飲みます。
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今回の企画はこの方の「柳瀬さんと、柳瀬さんの和紙を納めたお施主さんとあってほしい」という思いから始まりました。デザイナーで、表具師を兄に持つ中野智佳子さんです。彼女もまた表具師となりました。
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そのお兄ちゃんの中野泰仁さん。現役表具師さんです。お忙しい中、ワークショップの講師として奮闘しました。
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人前でものおじせず司会進行を務めるは、大江畳店2代目畳職人、大江俊幸さん。
いつもの元気いっぱいで会場の空気を和ませます。
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大江さんに助けられ、記憶のないまま司会をさせて頂いたMorizo-内田。緊張しました。

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そして、器プロジェクトの引き金を引いたステンドグラス作家の和田友良さん。いつも若手メンバーの後押しをしてくれます。
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社長が来れなかった未来工房からは若手木工職人の長野 KNBさんと
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武田 聡さんが大活躍。設営や案内、PAから撤収まで、瞬時に要領をつかんで自分たちで考え、静かに動きます。展示の作品からもその器用さと発想力が伺えます。
トム's工房からは、ステンドグラス職人の福田 幸子さん、山下豊さんが仕事のを間を縫って助っ人に掛けつけてくれました。この企画、こういった助け舟抜きではできなかったと思います。また各メンバーのお嫁さんも受け付けや案内に加わっていただき、実は何とかかんとか、無事開催することができたのです。

お越しいただいた皆様にはお目だるいことも多々あったかと思いますが、申し訳ありませんでした。慣れないイベントの企画運営全てを、こういったことには素人のメンバー全員でやってみたのですが、それゆえにいろんな発見がありました。総勢15名は自然に持ち場が決まり、手がすくと足らずを補う。なんとも気持ちいいフォーメーションだったのです。当日はほぼぶっつけ本番にも関わらず、それぞれが各自の役割と次に何をするべきかを考えつつ、お客様への対応をする姿。ここに職人の素晴らしい気質を見た気がするのです。
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前回のハイアット京都に続き、私達にはもったいないくらいのこの素敵な場所で器プロジェクトの発信ができたこと、とてもありがたく誇りに思います。でも、私はイベントを開催したり、人があっと驚くことをしたいわけではないんです。ただ、今回のように、周りに気を配り、お客様に喜んで頂くことを自然体で出来る愛すべき職人さんたちに、いい仕事をし続けてほしい。表現が下手で、発信が不得手な職人さん達が、直接自分たちの言葉でエンドユーザーさんと話す機会を作りたい。その一心です。
それゆえ皆様に、足をお運び頂きたい。そのために来て頂ける様な企画や場所を模索し、関心を持ってもらいたい。そんな思いで、しばしさまざまな方法で発信していきたいと思います。

そんな中で、出会ったどなたかが、これらの技術が必要となったときに、このメンバーをお思い出してもらえたら嬉しいです。画面の向こうのキャッチフレーズや数字データではなく、「この人に、相談してみたい。」、「この人を、紹介したい。」そう思ってもらうために、来て頂いた方となるべく丁寧にお話ができたら、、、そんな思いでもうしばらくこのプロジェクトを進めていきたいと思います。
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お越しいただいた皆様、この機会を下さった皆様、感謝いたします。
この度はありがとうございました。






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# by morizo-archi | 2016-07-18 00:07 | 器PROJECT | Comments(0)

もくちくカフェweb版 03

今回は突発的に行くことが決まった林業地のレポートからお届けします。
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朝の林業地
なぜか決行した1人野宿明けの朝。5時に中井さんと待ち合わせて林業地に向かいます。あんなに怖い思いをしたのに朝の山はほんとに気持ちいいです。この時期、4時過ぎには明るくなり始めるので山守さん達は普通に5時くらいからでも山に入ります。
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こんな斜面です。もう私には80度くらいに見えてしまうのですが、、、、。私を気遣ってゆっくり登る中井さんの後を必死についていきます。
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登ること1時間。山守さん達は、この距離を、このアップダウンを、普通に道具と燃料を担いで歩いて登り、その先で力仕事をするのです。すごいです。
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到着。朝日が気持ちよく差し込みます。
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ぅう~ん。何とも言えません。
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中井さんがコーヒーを入れて下さいました。どこまでも気遣いの人です。
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大黒柱の下見
頂上に近いところのこの辺りでH邸の大黒柱を見繕って頂いてます。幹にピンクのテープを巻いているのが見えます。直径25cm程度の数本の候補の中から選ぶ予定です。H家はおじいちゃんが大工さんで、木や自然にも関心があります。昨年末には子供たちを連れて製材所や林業地にまで来て頂きました。原木から家を建てるというストーリーにもとても興味をもって頂いているので、ぜひ実現させたいです。

さて、その木を切るのはもう少し先ですが、この日は前日に切った木に「サシ」を入れる作業をするとのこと。せっかくなので仕事を少し見学させていもらいました。
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数本木が切られて寝ています。この山から今年初の出材です。1時間かけて登ってきた道を担いで持って帰るわけにはいきません。さてどうやって山から出すのでしょうか。
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林業の事情
正解は、ヘリコプターで吊上げて運ぶのです。吉野ならではと思いますが、林道をつけにくい事情があり、ヘリ出材をすることは珍しくないのです。定規(白い棒)を持って印をつけています。棒の長さは約2m。真ん中の1mのところにもラインがあります。建築建材の一般的な流通長さ(よく使われる長さ)が3mか、4mですのでその長さに切る印を付けます。木の曲りや、癖を見て、どの部分で4mとるか、3mにしてしまうか、決める作業を「サシを入れる」と言います。もちろん長いままの方が価値は高いのですが、曲がりや難点があると価格はがたっと落ちます。ヘリが一回に吊りあげれる重さも決まっているため、むやみに長いまま出せません。また、ヘリは分単位でコストが掛るので効率よく、且つ高値で売れるものしか連れて帰れないのです。
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中心がちゃんと真ん中で、枝打ち(材木にしたときに節が出ないように枝を切る作業)も若いときにしっかりしてあるのがわかります。ふーん。と思うかもしれませんがすごいことなんです。一見、単なる木の断面ですが、いろんなことがここからわかるのです。年輪を数えると樹齢110年ほど。雨の日も風の日も自然にさらされ、台風や雷を免れ110年間じっと立っていたのです。吉野では他の産地よりも密集して木を植え、少しずつ間伐(間引き)を行い、一気にブクブク太らないよう丁寧に育てます。良材を作る為、選りすぐりの子を残しゆっくり育てます。110歳になったこの子は、ヘリを使ってでもお嫁に出す価値のある選ばれし子となりました。ミスユニバースなみです。
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悲しい現実
そんな手塩にかけた子ですら、全身を連れて帰れないのです。理由は木材の値段が安くなりすぎたからです。出せば赤字になる部分は泣く泣く置いていくのです。例えば、直径23cmほど、長さ1.5m、十分きれいです。連れて帰りたいです。でもこれを出そうとすると、コストや時間、労力に見合う値段がつかない場合どこかに無理が来る。なので置いていくしかないと判断します。悲しいですがこれが今の日本の林業の現実です。吉野以外のヘリなど使わない林業地でも捨て切り(切っても出材しない)をすることは少なくありません。かといって切らないっと木が育つにつれ生い茂り満員定員オーバー、真っ暗で、不健全な森になってしまいます。
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木という素材は大きさや重さがあり、運搬にとてもコストがかかってしまうのです。また、吉野のように丁寧に育てた材ほど、丁寧に扱わないと数十年、数百年、何世代もかかって育てた材の価値が一瞬で落ちてしまいます。吉野の山守(やまもり)さん達は現実と先祖の思いを背負って、今求められていること、数十年後、数百年後のことも考え、冷静に判断し山を守っています。これはすごいことです。
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山守(やまもり)という仕事
木の元(根に近い方)をみて、末(木の上の方)をみて、曲がりをみて、連れて帰る部分を決めます。電卓も使わず、どの材とどの材を何本吊り上げるのがベストか、重量は合理的か、効率的に運べるか、流れるように決めていきます。山での時間は貴重。もたもたしません。

また、立っている木のどれを切ってどれを残すか。何年後にどんな手入れをするか。山主さんの意向を聞きながら先を見据えたアドバイスをするのも山守さんの大切な仕事です。頭も力も気も使う大変なお仕事です。過酷で危険でしかもある意味国土を支える職業。国土の約七割が森林、そのうちの四割が人工林なんです。もう少し優遇されないと林業従事者がどんどん減ってしまいます。雨は山に降り川を流れ生活水となって私達の暮らしを支えます。日本中に山のお世話になっていない人は一人もいないと思うのです。私ができることは小さすぎますがせめて山のこと、木のことを知ってもらうきっかけになればと、地味に発信を続けたいと思います。
今回は林業のごく一部にスポットを当ててみました。まだまだあるのでこの続きはいつかまた。

さて、今回のカフェタイム
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「シノギのシロップ入れ 中」1,700円
作者:河原崎優子:信楽にて作陶 
やままちギャラリーにて展示販売中
13:00-19:00(月・火曜定休日)
商品情報:さいえ

【Morizo-チョイスポイント】
実は前から狙ってました。ソースやミルクピッチャーに
口が広くて、入れやすく洗いやすい、優しいフォルム。
今回はお干菓子とミルクティーです。
いつかプリンを作ってカラメルを入れるのを夢見ています♡



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# by morizo-archi | 2016-06-30 03:14 | もくちくカフェweb版 | Comments(0)

▲6月の「月一山へ」報告

行きました。1人野宿編。怖かった~~~~。
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ほんとに真っ暗なんです。

その前に、、、朝、三奇楼さんにちょっと用事があって寄りました。アイス、お弁当、御馳走になりました。昼から蔵の片づけがあるとのことで、流れでちょいとお手伝い。蔵の荷物を収めるためにまずは地下の倉庫の片付けを。
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その次は蔵の荷物を整理。三奇楼さんは元料亭旅館。数度の改築に使い残された材料や取替えられた古材、道具や食器が山のように残っていました。
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面白いものや素敵なもの、捨てがたいものも多々。それを言い出すと片付かないので、せっせと種分け、運搬を。人海戦術恐るべし。
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のなかなかの量でしたが、「上市まちづくりの会リターンズ」のメンバーの仕事の早いこと。さくさくと片付き、ここでの新しい試みが一歩進んだのかも。この蔵がどんな感じに活用されるのかとても楽しみです!

4時過ぎ作業終了!さて、出発!山へGO!と自転車をこぎ出すも、いつも通りなら30分程度で到着ですが、ぜんぜんたどり着かないのです。今回は中井さんの先祖が戦後まで住んでいた山中を目指したのですが、坂がきつくて自転車が登らない!1時間後にやっと林道の入り口に到着。そこに自転車を置いて歩いて登ることに。
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何度か連れてきてもらったのは車の助手席にちょこんと乗ってです。こんなに遠かったっけ?こんなに坂がきつかったっけ?道が合っているのかも不安になってきたところに、、、、見おぼえのあるヘリポートが見えてほっと。しかし、もう5時半。目的地まであとどのくらいだっけ?今さら徒歩と車の大きな差に気づく・・・・。
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道中、山の気持ちよさを楽しむゆとりは有りません。日が沈むのを気にしながらとにかく登ります。
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日没前に到着。中井さんが心配してタンクの水を持ってきてくれていました。なんという心遣い。感謝です。
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早速テントを張りました。借りたテントを初めて組み立てびっくり。15分で張れてしまいました。コンパクト、軽量、簡単。どこかで聞いたフレーズ?テントが知らない間にこんなに進化していたとは驚きです。奥に見えるのは罠です。もし、くまが出たらここに逃げようと、構造をチェック。助かっても誰か来るまで出れなさそうです。携帯電波も届かない山の中に、さて、どうして1人で来てしまったのでしょうか。・・・・はめられた。
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今さら帰れないので飲んで寝ることに。花巴樽丸。アテはポテチのりしお。
電気もガスも水道もないここで70年ほど前まで10軒くらいの家があったそうで、いったいどんな暮らしだったのでしょう。
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蛍を見たかったけど小川まで下山する勇気がなく、せめてちょっと広いとことで星を見ようとヘッドライトを頼りに10分ほど歩きます。もういつものここちよさは全くありません。怖い。ただそれだけです。ひらけたところでライトを消してみます。目が慣れるまでほんとに真っ暗です。まっくら。マックラ。それを我慢してると星が見え始めます。写真には写りませんが、すごい数です。ぅわ~。
こそへ車の音。中井さんじゃなかったらどうしよう。。。。だれ???ビクビクしてると中井さんと大西さんの笑い声も聞こえ始めました。
景気づけにお酒とアテの差し入れ。またまた感謝です。野宿はよっぽど心配な行為なのか、電波の繋がる携帯電話も貸して下さいました。
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帰ろうとする中井さん達を引き留めるように車がぬかるみから出られません。あの手この手汗だくで脱出して、とうとう二人は帰って行ってしまいました。
早く寝てしまえと床に就くも、あちこちから聞こえてくる鳴き声。鳥?シカ?タヌキ?うるさくて寝れないほどの至近距離です。しゃべくり漫才の掛け合いのようにずーっと続くのです。そのうち小動物がテントに体当たり!テントごと何かが覆いかぶさって重くて動けない。どこからが夢でどこまでが現実かわからない一夜。ごめんなさい。もうしません。
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夜明けです。生還しました。5時に中井さんと待ち合わせて林業地へ向かいます。もう気持ちい山に戻っています。
今設計中のお宅の大黒柱の下見です。その様子はまた後日。



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朝9時に自転車で大和上市に無事到着。仕事に戻る前に、お礼参りへ大師山寺に寄りました。願いが叶ったら梅干し3つをお供えしに来てくださいと書いてある不思議な天神さん。他にも願いがかなった人が沢山いたようでこの日は梅干しが山盛りでした。気さくな住職と少しおしゃべり。中井さんのフェイスブックを見ていたようで、もう野宿のことを知っておられました。吉野といえども山を下りたら情報社会。早いですね。
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梅雨の合間の快晴。今回の月一山へ。また一つ知らない山の一面を見る事ができました。


お昼はいいけど、夜は怖い☆
「月一山へ」来月も行きます~よ~。

これまでの様子はこちら→「月一山へ

ご関心のある方、お気軽にお問合せ下さい。
Morizo-内田まで メール



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# by morizo-archi | 2016-06-30 00:35 | 時々山へ(+月一山へ2016) | Comments(0)

HPプチリニューアル

Morizo-のHP、器プロジェクトのページをプチリニューアルしました。
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先月開催したハイアットリージェンシー京都の記事も UP致しました。
ほんの一か月前のことですが、振り返ると、沢山の出会いがありました。

来月には、四天王寺さんでの企画があります。
少しずつもっといろんな方に思いを届けていきたいと思います。


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# by morizo-archi | 2016-06-20 18:03 | Morizo- | Comments(0)

もくちくカフェweb版 02

今日は知識の発信というより、思いを綴ってみます。
ここ最近自分の周りに、人生の節目や環境の変化の時期を迎える人が多く、思うことがいろいろありました。

「家」ってなんだろう?
そんな中で「家」について考えることが重なり、改めて自分の職業や家族について、考える機会を頂いてる気がしています。
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5/29(日)am7:40 大阪・伊丹は快晴でしたが
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熊本は雨が降っていました。知り合いの方の実家が益城町の近くで被災して、やっと家の中が片付き家での暮らしを再開する方向に。それに伴い、家の修理や耐震について相談を受けたのです。

自然の力
家に行く前に被害地の一部を見に少し車を走らせてくれたのですが空港から間もなく行くとブルーシートを掛けた家が見え始めました。
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鬼瓦が鯱で天守閣のような立派な家から、比較的新しい家まで、沢山の家が被害を受けています。
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山裾の集落にもシートを掛けた家が沢山見えます。被害を受けた家にも自然は容赦なく、余震や雨の追い打ちを掛けるのです。
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近づいていくと、シートを掛けた家は、直してどうにかすることを考えうる家で、シートさえ掛けていない家は、もうどうすることもできない状況です。木造住宅の典型的な壊れ方を沢山目にし、新潟や東日本震災の光景が蘇ります。

ひとくくりに出来ない
今回特に感じたのは、古さや構造種別に関わらず被害の状況の差が激しいように見えました。道の右側は健全なのに左側は大惨事という光景も多々あり、スポット的な被害が点在している、震源地の近さやエリアだけで被害度を判断しにくい、そんな印象です。これだけ隣接地で被害の差があるのは、かなり微妙な地盤の影響と建方の影響が複雑に絡み合っているのかもと感じます。
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復興作業がどのくらい進んでいるのかまで具体的にわかりませんでしたが、地震発生から1ヵ月が過ぎ、被害調査や再建に向けての動きは少しずつ進んでいるようです。
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相談を受けたお家に着くとご両親が迎えてくれて、家の話を沢山聞かせてくれました。屋根や外壁に被害が出て雨漏りもし始めていますが、40年前に丁寧に建てられた家は大きな傾きが少なく、所見では修繕をすると十分暮らせるように見えます。

家づくり
建具屋さんだったお父さんは鮮明に建てた時のことを覚えていて、丸太の真ん中を柱や梁を木取して、廻りの部分を建具材に使い、船大工さんと5年掛けてしっかり作った家をとても愛していたのです。大阪から来た設計士に、息子たちにも話したことが無かったような家づくりのあれこれを、まるで女子高生のようにかわいらしく嬉しそうに話すのです。13歳で建具屋さんに弟子入りした時の話から、60歳頃には建具組合で活躍するに至るまで、会社を立ち上げ職人さんたちを育ていろんな時代を生き抜いた人生話も聞かせてもらい、すごいなーと感動しました。
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被害ヵ所や家具などの転倒状況の聞き取りからこの家は主に東西に揺れたことがわかりました。X軸方向とY軸方向の被害度の違いが顕著です。
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また、筋違の有無による被害差も、基礎の違いや劣化による影響も、小屋裏や床下確認と、建てたときの話を細かく伺うことで被害の理由がよくわかりました。

現状と経緯の足し算
今回の調査では主に見える部分の確認のみとなりましたが、家を一通り見て話を聞くと、見えない部分もイメージとして見えてくるように感じます。
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驚いたことに、座敷では鴨居や長押に全く隙間が出来ておらず、出隅(出っ張った角っこ)ですら隙がないのです。40年経った家としては地震が無くても立派な事です。自慢の木製建具も全てがなんともスムーズに動き、柱の傾きはレーザーを当ててびっくりするほど垂直で、震度7を2度も受けた家とは思えない精度なのです。

瓦は落ち、箪笥は他の家具を飛び越え倒れ、額の中の絵は大きくずれていました。家が揺れなかったのではなく、大きく揺れた後、元のタチ(縦方向の精度)に戻ったのです。私は木造の靱性(粘り強さ)を活かした工法に関心があり、伝統工法が適切に評価しやすい「限界耐力計算法」という耐震構造を学んでいますが、柱や梁のサイズが大きな社寺仏閣だけでなく、一般の住宅でも十分にその性能を発揮した実例を目の当たりにした気がしました。もちろん地盤特性や施工精度、素材の力だけでなく、運やさまざまな要素が重なった結果の奇跡だったのかもしれません。でも、耐震診断をする上でとても大切と思えたのは、家づくりの「ナマの情報」です。数字には乗らない効果や弱点は見た目や寸法だけでは判断できないこともあると思うのです。思い入れを持って作った当時の情報を加味して合点のいく結果が見えたとき、初めてほんとの診断ができるのかもしれないと、今回の調査経験で感じました。

改めて、家とは一体なんだろう。
住宅は、建築としての構造物、風雨から暮らしを守るモノ、家族の営みを育む空間、また、時として災害により人命を奪うものになる場合もあるのです。
 今回私は、直接被災した一つの家族に接したことで色々なことを考えさせられました。家は、物理的なハードとしての要素はもちろん、家に対する思いや家族を繋ぐ歴史などソフト的要素が、これまで意識していた以上に大きなものだと痛感しました。住宅設計や耐震診断をする上でこのハードとソフトの両方をきちんと汲み上げて、相談に応え適切なアドバイスができる様、今後も精進せねばと強く感じました。

そもそも仕事柄、暮らしの節目に立ち会うことが多いのですが、最近 近しい人が次々と結婚や移転、旅立ちなど人生の節目を迎えていて、そのせいかとても時の流れを感じる今日この頃なのです。あちこちで起こる自然災害や事件もいつ自分の身に振りかかるかわかりません。誰もが変化する日々にいやでも対応しながら生きている。いつの時代も、壊れては戻し、失っては作る、を繰り返している。営みって儚いない、、、それでも考えうる策を講じ、その都度判断し、謙虚に歩む。それが自分に出来ること。今私は、そんなことを改めて考える時期なのでしょうか。
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素敵な建具が沢山あるお父さん自慢のお家。今後もし住み手が変わっても、アレンジを加えても、使い継がれて欲しいなと思う家でした。この家のご相談に伺えたことがとてもうれしく、感謝したいです。ありがとうございました。


さて、今回のカフェタイム
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「三点足付豆皿」光沢トルコ青・濃い方 1,080円
作者:廣川みのり:陶芸家 信楽にて作陶
やままちギャラリーにて展覧会開催中
6/1(水)-6/19(日)13:00-19:00(月・火曜定休日)
詳しくはこちら⇒「花のうつわ展」


Morizo-チョイスポイント:初夏に少し涼しげな青い豆皿がいいなーと思いました。
手作りのレモネードを炭酸で割って、抹茶のスポンジケーキと一緒に。
この豆皿は四角くくて湾曲してるので薬味入れと箸置きを兼務できる子だなとも思っています。
こんど、おそうめんを食べるときに使ってみよっ♡
商品情報:さいえ

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# by morizo-archi | 2016-06-05 18:27 | もくちくカフェweb版 | Comments(0)


建築設計室Morizo-の思いを発信します。


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